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普段使いのノートを変えてみた

無印の4コマノートを使っている。
やることリスト、イラスト、川柳などを自由に書いている、いわゆる雑記帳だ。たくさん書けてコマの枠も内容が綺麗に並んで使いやすい。もう10冊以上は使ったんじゃないかと思う。道具にはこだわらないのでざらっとした薄い紙で充分だし、むしろこれと鉛筆だけで大賞の川柳たちを生み出したことが自信になっている。

 だが、気になるノートに出会ってしまった。正しくは句帳で、句具という会社が作っている(回し者ではないが広めたいのでリンクを貼る)。俳句、川柳を書くために作られたノート、そしてこのデザインである。とてもかわいい。欲しい。初めてこの作句ノートを知ってから1年くらい迷った。まだ4コマノートが終わっていない。ミニマリスト的にどうなのか。たかがノート1冊じゃないか、買っちゃえ。でも、これまで4コマノートを使ってきた自分はどうなるのか。買ってしまえば、使うだろう。それは、それまでの4コマノートザラザラ紙の自分には戻れないということだ。
 そして、買った。月に一回はサイトを見に行って、noteで口コミを調べ、定期的に知人にぶちまける欲しいものリストの列に並べたりした挙句、家に届いた。決め手はよく覚えていないが、悩むのに飽きたというのが大きい。こうして、句具ノートがうちに来た。

字が独特である

 3、4日ほど眺めてあたためてから万年筆で川柳を書いた。インクのノリがとても良い、サラサラの手触りが良い紙で、それでいて裏移りしない、サイズも川柳1句がちょうどよく収まる。全体も少し小さめで自己主張せず最高である。買ってよかった。ニコニコしながらどんどん川柳を作っていく。どうしても書き心地が良いので知らなかった方程式や漢字の練習も始めてしまい、結局雑記帳になってしまった。

句具ノートで川柳を作って、とても気持ちが新しくなったし、書くことが楽しいと思えた。実は4コマノートと付き合いすぎて、マンネリを起こしていたのだと気がつくこともできた。一つのことを続けるのも良いけれど、いろいろ試してみるのも良いことだ。