This Week in Legacy:Here There Be Monsters,Part 1


Joe Dyer

2020/04/08


やあ、みなさん!
私はJoe Dyer。今週は「イコリア:巨獣の棲処」について少しだけ触れてみよう!
巨大生物映画でも特に怪獣モノの大ファンとしては、このセットにめちゃくちゃ期待していて、既に語りたいカードがいくつかある!
また、今週のDeck FocusとLevel Up Lessonでは特別講師としてJack Kendallを招いてエルフデッキの一部始終を語るつもりだ!
そしてLegacy Super Qualifierについてと、いつも通りSpice Cornerも。

残念なことに、今週のLegacy Challengeの結果発表がこの記事に間に合わなかったため、今回はChallengeの結果は抜きになっている。

また今週末には次のLegacy Showcase ChallengeがMagic Online上で開かれるので、そちらも要注目。

先週末にはMTGGoldfish PodcastでSethとCrimと私の三人でレガシーやヴィンテージについて語った!そちらもお聞き逃しなく!

前書きはこのくらいにして、早速今週のトピックへ!


The Realm of Monsters

イコリア:巨獣の棲処のスポイラーが公開され始め、既にいくつかレガシーでも使えそうなカードが見受けられる。
本セットでも特筆すべきは「相棒」についてだろう。
「相棒」能力は、デッキ構築段階でサイドボードに「相棒」能力付きのカードを入れることで機能する。
「相棒」が指定する条件通りにデッキを構築した場合、ゲーム中に一度だけ「ゲーム外」から「相棒」クリーチャーを唱えられる。
「相棒」カードについて語る場合には、この制限が重要な要素となる。
また、ゲーム開始時に宣言できる「相棒」は一体だけな点にも注意が必要だ。
この仕組みは本当に不格好で、個人的には好きになれるか自信がない。
そうは言いつつも、これらのカードがエターナルフォーマットに与える影響を考慮しないわけにはいかない。

そして、「サイクリング」が戻ってくる!《波動機/Fluctuator》を叩き起こせ!

ちなみに、今週はイコリア:巨獣の棲処の一部しか紹介しない。
残りのカードと「統率者2020」については来週お話しするよ。

それでは以上を念頭に、早速見ていこう。


《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》

名称未設定-3

現時点で、「イコリア」内で最もぶっ壊れの可能性が高いカードだ(そしてそう考えているのは私だけではない)。
《ジャイル―ダ》がデッキ構築にかける制限もそれほど無茶というわけではなく、強力なカードを使える余地がある。

名称未設定-4

このカードがピッタリはまる構築は《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《虚空の杯/Chalice of the Void》を使うものだ。
制限された構築をしつつも、早ければ1ターン目に《杯》で対戦相手の除去を弾きながら《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》を利用して《ジャイル―ダ》に到達することすら可能になる。

このカードを見た瞬間に構築欲がかき立てられ、/r/MTGLegacy DiscordサーバーのOnTheWindというユーザーによってデッキリストが投稿され始めると、このカードをどうやって悪用しようかという考えはより深まった。
Windのデッキリストを基礎として、ジャイル―ダの能力を最大限引き出す方法として選んだのは、複製だ。

Reanimator Stompy - Leyline Build by Volrathxp

Companion
1《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》

Creatures (20)
4《幻影の像/Phantasmal Image》
4《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
3《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》
4《灯の分身/Spark Double》
2《龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan》
3《深海の破滅、ジャイル―ダ/Gyruda, Doom of Depths》

Spells (4)
4《死体発掘/Exhume》

Artifacts (12)
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》

Enchantments (4)
4《虚空の力線/Leyline of the Void》

Lands (20)
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1《爆発域/Blast Zone》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《裏切り者の都/City of Traitors》
1《Karakas》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《沸騰した小湖/Scalding Tarn》
1《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2《Underground Sea》
1《Volcanic Island》

Sideboard (14)
2《火薬樽/Powder Keg》
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2《歪める嘆き/Warping Wail》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
75 Cards Total

このデッキは《ジャイル―ダ》のデッキ削り能力に着目し、速攻を付与する《龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan》がめくれるまでデッキを削るというものだ。
この戦略の一端を担うのが《灯の分身/Spark Double》で、これは《ジャイル―ダ》のクローンになっても、伝説性を引き継がない。
なぜこれが重要かと言えば、盤面にクリーチャーが増えるだけに留まらず、伝説ではないクローンが作れる点にある。
これによって、他のクローンクリーチャーが《灯の分身》を対象にすることで、それらも伝説のクリーチャーではなくなる(そしてこれによってクローン効果がより強力になる)。

更には、《ジャイル―ダ》のテキスト形式では、《虚空の力線/Leyline of the Void》や《安らかなる眠り/Rest in Peace》といった墓地対策は効果が無い。
これは《ジャイル―ダ》の能力がライブラリーから削れ落ちたカードを場に出すものであり、どこからクリーチャーを引っ張り出してくるかではなく、そのカードが削れ落ちたものかだけを判定しているからだ。
従って、自分だけ《死体発掘/Exhume》を利用可能になる《虚空の力線》を使わない手はない。
この戦略への妨害手段で最も一般的なのが《剣を鋤に/Swords to Plowshares》のような除去(だから《杯》を使う)で、《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》も効果がある。
しかし、本セットで間違いなく人気の一枚となるだろう。


《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》

るーるす

これも「相棒」にした時に強力なカードだ。
最大の活用方法は、再び《ライオンの瞳のダイアモンド》を使った時で、デッキ構築への制限が極端に感じられるかも知れないが、ANTやTESはこれをサイドボードに仕込むだけで、他の部分にはほぼ手を加えずに済む。これだけでも十分強い。
加えて、「相棒」として黒混じりのデルバーデッキ(グリクシスデルバーなど)でも使用可能で、「探査」生物の代わりとして、必要とあらば《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を買い戻せる3/2絆魂持ち生物が手に入る。

非常に面白そうな「相棒」で、プレイヤー達はデッキを考えたり、(ANTやTESなどのデメリットの無い)既存のデッキに枠を割くだろう。
ぶっちゃけると、このカードは最終的に強すぎて禁止されるかも知れない。
私は懐疑的な眼差しで、事の成り行きを見守ることにしよう。


《スプライトのドラゴン/Sprite Dragon》

画像4

とても興味深く感じた一枚だ。
基本的には《嵐追いの魔道士/Stormchaser Mage》の上位互換で、青赤デルバーにおいては《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》よりもやや優れている。
このカードは《若き紅蓮術士》同様に《目くらまし/Daze》などの受け身の打ち消しと相性が良いが、横に広がるのではなく、縦に大きくなる飛行持ちという点で評価が高い。
地上戦が膠着しがちなデッキとの対戦でとても強力だ(そしてそれは《若き紅蓮術士》デッキとの対戦で頻繁に起こる)。

個人的にとても気に入っていて、使われるだろうと思っている。


《雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok,Apex of Thunder》

画像5

このカードには面白そうなことがいくつか書いてある。
一つ目は唱えられるのがインスタントやソーサリーだけでなく、プレインズウォーカーも可能なところだ。
「変容」に4マナ必要な《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》と見ることもできて、《戦慄衆の秘儀術師》を活用するデッキで一考の余地がある(《秘儀術士》に飛行と先制攻撃が付いたらなんて素晴らしいんだろう)。
ジェスカイ色のデッキは現在TopTierではないものの、注目したい。


《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》

判事

明らかに「脱出」と「相棒」向けに調整されたものだが、白い2マナで防御寄りの数値がDeath and Taxes向きだ。
墓地から唱える「フラッシュバック」や「脱出」など多くのものを機能停止させる。
これも多分かわいらしい大鹿(Elk)の仲間入りをするだろうが、こういった類のデッキを検討する価値はある。

要は、もし《王冠泥棒、オーコ/Oko,Thief of Crowns》が全面禁止になれば、コンボや《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro,Titan of Nature's Wrath》などへの対策となる可能性がある。


《悪魔の職工/Fiend Artisan》

あくまのしょっこう

このカードのデザインが実に好きだ。
非常に低コストで面白い動きをする。
終盤のデカブツ兼どんなクリーチャーでも探してこられる追加の《緑の太陽の頂点/Green Sun'S Zenith》としてMaverickなどのデッキにすんなりと入る。
可能性の塊だ。


《ドラニスのクードロ将軍/General Kudro of Drannith》

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レガシーのHumansにピッタリのカードで、デッキに全体修整を与えつつ、3マナという手軽さの中に面白い誘発型能力を有している。
また起動型能力も面白く、Humansがこういったカードを手に入れるのは嬉しい。
墓地対策+クリーチャー除去が一つにまとまっていて、本体が3/3で関連する種族ってのは明らかに充実した内容だろう。


《光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth》

画像9

4マナというのがやや難アリだが、このカードはかなり良い。
非飛行持ちを飛行持ちに変えるというサイクルはとても興味深く、カウンターを取り除ければ、繰り返し飛行持ちとして戦場に戻せる。
そして、別絵はモスラで、なんと言ったってモスラは最高だよ。


《常智のリエール/Rielle,the Everwise》

りえーる

このカードは《ライオンの瞳のダイアモンド》や《打開/Breakthrough》と組み合わせた時に、ものすごい可能性を秘めている。
ルーティング効果との組み合わせで色々できるので、その効果を良いものにする必要がある。
非常に興味深く、とても可能性を秘めたデザインだ。


《迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost》

ふぶるsぷ

待て、どこから紛れ込んだ?! ラヴニカに帰れ!


Community Legacy Update

(省略)

Deck Focus and Level Up - The Little Green Men

今週のDeck FocusとLevel Up Lessonでは緑の小人たちに焦点を当てよう。
話したいのはエイリアンについてじゃなく、Elvesについてだ!


Elves by Julian23

Creatures (30)
2《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》
1《Fyndhorn Elves》
4《遺産のドルイド/Heritage Druid》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
4《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
4《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
4《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》

Spells (13)
1《輪作/Crop Rotation》
4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
4《自然の秩序/Natural Order》

Lands (17)
2《Bayou》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《森/Forest》
4《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

Sideboard (15)
1《Karakas》
2《花の絨毯/Carpet of Flowers》
2《弱者の石/Meekstone》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
1《大祖始/Progenitus》
75 Cards Total

Elvesはアグロランプデッキだと考えるかも知れない。しかし、レガシーではそれは必ずしも正しくはない。
Elvesはクリーチャー・コンボデッキで、クリーチャー同士のシナジーを利用してカードを引き、戦力を展開し、迅速な勝利を手にする。
このデッキを支えるのは、《垣間見る自然/Glimpse of Nature》と、《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》を探す《自然の秩序/Natural Order》だ。

画像12

Elvesはクリーチャー・チェインによるドロー力だけでなく、《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》と《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》などのシナジーが強力なデッキだ。
Elves全体で考えると、A+Bコンボというよりは、エンジン主体のコンボデッキと言える。
これは、単純にクリーチャーによる攻撃で勝ってしまうこともあるからだ。
そして、《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》のパワーを最大限に引き出すために、容易く盤面をクリーチャーだらけにしてしまえるデッキでもある。

ここ最近のElves人気の陰りは、昨年現れた二枚のカードが関係している。
レンと六番/Wrenn and Six》(禁止済み)と《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》の二枚だ。
《レン6》はようやく禁止されたが、《疫病を仕組むもの》単体でもElvesのプランを台無しにする力を秘めている(クリーチャーの大半がタフネス1なため)。
これによって即ちElves!がガラクタになってしまったという意味ではないものの、ゲームプランへの影響については考慮する必要がある。

それでも、このデッキは非常に強力で、今回Jack Kendallをお招きしてLevel Up Lessonで取り上げることにした!


Level Up Lesson - ELVES!

こんにちは、レガシー愛好家の皆さん。
Elves!解説に移る前に、私の人となりとElves!を使った競技経験について手身近に話す必要があるだろう。

・私について

私はサンフランシスコ在住のプレイヤーで、競技Magicには2015年から参加している。
スタンダードフォーマットのローテ落ちに不満を募らせた後、2015年の暮れ頃にレガシーのElvesデッキを手に取り、それ以来使い続けている。
数年に渡って、地元の$2K+イベント(ほとんどChannnel Fireball Game Center)でtop8を占めていたけれど、一番の成功はMagic Online上での出来事だ。
昨年、幸運にもMOCS Legacy Format Online Championshipへの参加権利を得た(きっと生涯最高の結果の一つだろう)。

・Elves!のプレイで学んだ事

とは言え、Elves!で良く言われる基本的なコツやトリック(《ワイアウッドの共生虫》+《幻想家》コンボや《クウィリーオン・レインジャー》+《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》トリック)は既に大部分が理解しているだろうから、2015年からこのデッキを使って学んできた、もっと細かい部分のいくつかをレクチャーしよう。

Lesson1:常に《ワイアウッドの共生虫》で《エルフの幻想家》を戻す必要はない。

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これは言葉通りで、とても多くのプレイヤーが対戦相手のエンドステップや、戦闘ステップのブロック指定後に《幻想家》を手札に戻すのが常に正しいやり方だと考えていて、もちろん誰しもカードを引くのは大好きだ(嫌いな奴なんているもんか!)。しかし、必ずしも戻すのが正解にはならない理由がある。
一つ目の理由として、手札に既に余分な《エルフの幻想家》がある時だ。
もちろん手札に戻した時には追加のドローが得られるが、ゲームの序盤にはマナの拡充をしたい時もあり、《幻想家》を場に残すことで《遺産のドルイド/Heritage Druid》の能力を起動するための3体を揃えられたり、《ガイアの揺籃の地》から追加のマナを生みだせる場合もある。
このデッキの最終目標をいま一度思い出してほしい。
ゲームに勝つために《ビヒモス》を安全に唱える必要があり、そのためにはマジカルナンバーである4マナ、9マナ(《緑の太陽の頂点》から《孔蹄のビヒモス》を出す)、8マナ(《孔蹄のビヒモス》を直接出す)のどれかに到達する必要がある。
手札に戻すのを遅らせる(あるいは稀に全く戻さない)もう一つの理由は、ドローエンジンを失わないようにするためだ。
最近のメタゲームでは見かけなくなっているが、対戦相手の手札が手札破壊という可能性と、それがこちらのゲームプランに与える影響を考慮する必要がある。


Lesson2&3:《緑の太陽の頂点》の使用は積極的に

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ご存知の通り《緑の太陽の頂点》で最高の部分と言えば、デッキに戻るところだ!
Elves!ではデッキ内に複数枚入っているこのカードをトップデッキするのが最高の動きとなる。
だから勇気を出して1ターン目に《緑の太陽の頂点》から《ドライアドの東屋》でマナを伸ばす。
そうすれば再びトップデッキした時にテーブルに《ビヒモス》を叩きつけることも、巨大な《垣間見る自然》でゲームを畳むこともできる。

これは次のポイントにも繋がるのだけれど、《緑の太陽の頂点》を抱え過ぎるのも良くない。
《孔蹄のビヒモス》を探す方法が見つからないのではないかと恐れるあまり、手札に《緑の太陽の頂点》を抱え続けがちだが、最高のチーム(《ワイアウッドの共生虫》+《エルフの幻想家》)を揃えることで、新しい《緑の太陽の頂点》、《自然の秩序》や《垣間見る自然》などをより多く手に入れられる。


Lesson4:マナクリーチャーを探せ

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LSVがこのデッキを使った時に、デッキ内のマナクリーチャーの数を7枚にしたのには理由があって(ああ、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が使用可能だった時の話だけど、それは関係ないんだ)、出来るだけ早く対戦相手に多くのプレッシャーを与えたい。
そのためにはマナアドバンテージを確立する必要がある。
2ターン目に《垣間見る自然》から始めるコンボは、大抵いつもマナクリーチャー/《ドライアドの東屋》からスタートして、《クウィリーオン・レインジャー》、《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》、《遺産のドルイド》の組み合わせによって成立する。
マナクリーチャーは後半戦でも意味を持ち、4マナ・8マナ・9マナへの到達に関連している。

僕のTwitterアカウントは@jjkbb2005だよ。


Legacy Super Qualifier 4/2

先週末、Legacy Super Qualifierがもう一つ行われた。
繰り返しになるが、このイベントにはプレイヤーズツアーの参戦権が二つ用意されており、今回も200人以上のプレイヤーが参加した。
4/9にも開催されるので、参加したい場合はぜひ!

まずはtop32のメタゲームブレイクダウンを見てみよう。

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今回のイベントは、Delverが最大勢力だった先週とは異なる結果となった。
代わりに今週は自然とBUGカラーになった《アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe》デッキが目立つ。
次いでEldraziとMiraclesの数が多い。

Top8は以下のようになった。

画像17

今回のTop8は《王冠泥棒、オーコ》入りのデッキが多く、それを上回るのが《自然の怒りのタイタン、ウーロ》の数だ。
これが本当に問題であるかどうか些か疑問ではあるが、大きな変革をもたらす新しいセットのリリース直前でもある。
それでもまだ、フォーマット全体が落ち着きつつあり、週を追うごとにプレイヤーたちの研究によってメタゲームは一進一退を繰り返していると私は信じている。

最終的に、二人のプレイヤーに参戦権が与えられた。
優勝者はPokemokiの4C Miracles!

4C Snowko by pokemoki

Creatures (6)
3《氷の牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》
1《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《自然の秩序のタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》

Planeswalkers (5)
1《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
2《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
2《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》

Spells (24)
4《渦まく知識/Brainstorm》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
4《思案/Ponder》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
1《呪文嵌め/Spell Snare》
4《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
1《夏の帳/Veil of Summer》
1《議会の採決/Council's Judgment》
1《否定の力/Force of Negation》
1《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》
4《意志の力/Force of Will》
1《終末/Terminus》

Artifacts (4)
4《アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe》

Enchantments (1)
1《基本に帰れ/Back to Basics》

Lands (20)
4《溢れ返る岸辺/Flooded Strand》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《虹色の眺望/Prismatic Vista》
2《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
1《Tropical Island》
1《Tundra》
1《Volcanic Island》

Sideboard (15)
1《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《紅蓮破/Pyroblast》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《夏の帳/Veil of Summer》
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《自然への回帰/Return to Nature》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1《森の知恵/Sylvan Library》
1《灰からの再興/From the Ashes》
1《至高の評決/Supreme Verdict》
75 Cards Total

非常に強烈に見えるリストで、《オーコ》+《ウーロ》のパワーレベルが見て取れる。
場に戻したい3マナ域が複数あるデッキでの《セヴィンの再利用》の強さが本当に素晴らしい。実に強力だ。
おめでとうPokemoki、プレイヤーズツアーでも健闘を!

もう一人の権利獲得者はBReal2で青赤Delver!

URx Delver by BReal2

Creatures (14)
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
3《戦慄衆の秘儀術士/Dreadhorde Arcanist》
3《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
2《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
2《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells (27)
4《渦まく知識/Brainstorm》
1《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思案/Ponder》
2《定業/Preordain》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
4《目くらまし/Daze》
1《否定の力/Force of Negation》
4《意志の力/Force of Will》
1《マグマの陥没孔/Magmatic Sinkhole》

Lands (19)
1《集熱島嶼域/Fiery Islet》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
3《Volcanic Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard (15)
1《猛火の斉射/Blazing Volley》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《削剥/Abrade》
2《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》
2《血染めの月/Blood Moon》
2《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
1《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
75 Cards Total

これもまた強烈なデッキで、《戦慄衆の秘儀術師》と《厚かましい借り手/Brazen Borrower》の加入によって青赤型がどれだけ強くなったかを示している。
おめでとうBReal。プレイヤーズツアーで健闘を祈る!

三位はAnuraag Das(AnziD)のBUG Snowko!

BUG Snowko by AnziD

Creatures (8)
3《氷の牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》
1《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》

Planeswalkers (3)
1《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
1《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
1《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Spells (23)
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
3《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
1《夏の帳/Veil of Summer》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
2《真冬/Dead of Winter》
2《否定の力/Force of Negation》
1《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》
4《意志の力/Force of Will》

Artifacts (4)
4《アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe》

Enchantments (2)
2《森の知恵/Sylvan Library》

Lands (20)
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《虹色の眺望/Prismatic Vista》
2《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
1《Tropical Island》
1《Tundra》
1《Underground Sea》

Sideboard (15)
1《Karakas》
2《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
3《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
1《夏の帳/Veil of Summer》
1《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
1《真冬/Dead of Winter》
1《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
1《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
75 Cards Total

僅かに白を足しているため純正BUGではないものの、大部分ではBUGだ。
真冬/Dead of Winter》と《ウーロ》《オーコ》が上手く使えるのは本当に強く、デッキは非常にまとまっているように見える。

四位はもう一つのBUG Snowkoで使用者はBrener。

BUG Snowko bu Brener

Creatures (6)
2《氷の牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》
1《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》

Planeswalkers (3)
2《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
1《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Spells (25)
4《渦まく知識/Brainstorm》
1《塵へのしがみつき/Cling to Dust》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
4《思案/Ponder》
3《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
1《夏の帳/Veil of Summer》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《湖での水難/Drown in the Loch》
2《真冬/Dead of Winter》
2《否定の力/Force of Negation》
4《意志の力/Force of Will》

Artifacts (4)
4《アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe》

Enchantments (2)
2《森の知恵/Sylvan Library》

Lands (20)
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《虹色の眺望/Prismatic Vista》
2《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
1《Tropical Island》
1《Tundra》
1《Underground Sea》

Sideboard (15)
2《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
1《夏の帳/Veil of Summer》
2《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《基本に帰れ/Back to Basics》
1《真冬/Dead of Winter》
1《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
75 Cards Total

Anuraagのリストによく似ていて、メインには《セヴィンの再利用》の代わりに《湖での水難/Drown in the Loch》が入っている。

五位はUG Omni-Tell!

Omni-Tell by RNGspecialist

Creatures (6)
3《氷の牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》
1《グリセルブランド/Griselbrand》
2《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

Spells (31)
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
3《定業/Preordain》
3《夏の帳/Veil of Summer》
2《衝動/Impulse》
3《狡猾な願い/Cunning Wish》
2《直観/Intuition》
4《実物提示教育/Show and Tell》
2《抽象からの抽出/Drawn from Dreams》
4《意志の力/Force of Will》

Enchantments (4)
4《全知/Omniscience》

Lands (19)
2《裏切り者の都/City of Traitors》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《虹色の眺望/Prismatic Vista》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
5《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《Tropical Island》

Sideboard (15)
2《花の絨毯/Carpet of Flowers》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《夏の帳/Veil of Summer》
1《残響する真実/Echoing Truth》
2《自然への回帰/Return to Nature》
2《森の知恵/Sylvan Library》
1《不許可/Disallow》
1《否定の力/Force of Negation》
1《直観/Intuition》
1《嘘か真か/Fact or Fiction》
1《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《呼応した呼集/Shared Summons》
75 Cards Total

尋常ではなく強いデッキで、現時点で最高の《実物提示教育/Show and Tell》デッキだろう。
追加の《実物提示教育》として《Eureka》の姿が見えないのは悲しいが、それでもイケてるリストだ。

六位はBUG Depths!

BUG Depths by twin_mtg

Creatures (9)
4《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
1《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》

Planeswalkers (3)
3《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》

Spells (18)
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《輪作/Crop Rotation》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
2《壌土からの生命/Life from the Loam》

Artifacts (4)
4《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》

Lands (26)
1《Bayou》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2《暗黒の深部/Dark Depths》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》
1《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4《演劇の舞台/Thespian's Stage》
2《Tropical Island》
1《Underground Sea》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》

Sideboard (15)
1《Karakas》
3《狼狽の嵐/Flusterstorm》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《夏の帳/Veil of Summer》
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1《森の知恵/Sylvan Library》
3《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
75 Cards Total

良い感じのリストで、《暗黒の深部/Dark Depths》プランを遂行するマッチでは追加の土地を置く手段として《ウーロ》を加えている点が好みだ。

七位はGrixis Delver!

URx Delver by Zerzab11

Creatures (13)
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》
2《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
1《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
2《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》

Spells (28)
4《渦まく知識/Brainstorm》
1《致命的な一押し/Fatal Push》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思案/Ponder》
2《定業/Preordain》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
3《思考囲い/Thoughtseize》
4《目くらまし/Daze》
1《否定の力/Force of Negation》
4《意志の力/Force of Will》

Lands (19)
2《溢れ返る岸辺/Flooded Strand》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《Underground Sea》
3《Volcanic Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard (15)
1《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
3《紅蓮破/Pyroblast》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《削剥/Abrade》
1《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》
2《苦い真理/Painful Truths》
1《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
1《水没/Submerge》
75 Cards Total

このリストも良い。サイドボードに仕込まれた《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》+《苦い真理/Painful Truths》のギミックが本当に面白い。とても強いカードだよね!

最後に八位になったのは当然のようにここにいるYamakillerのEldrazi Stompy!

Eldrazi Stompy by yamakiller

Creatures (26)
4《果てしなきもの/Endless One》
2《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》
4《Elvish Spirit Guide》
4《作り変えるもの/Matter Reshaper》
4《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
4《現実を砕くもの/Reality Smasher》

Spells (6)
3《むかしむかし/Once Upon a Time》
3《四肢切断/Dismember》

Artifacts (4)
4《虚空の杯/Chalice of the Void》

Lands (24)
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《裏切り者の都/City of Traitors》
4《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
3《ウギンの目/Eye of Ugin》
3《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard (15)
2漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
2《歪める嘆き/Warping Wail》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
75 Cards Total

とても洗練されていて、このデッキタイプでの《むかしむかし/Once Upon a Time》のパワーを見せつけている。


本イベントでの2019年、2020年のカードの使用枚数は以下の通り!

画像18

画像19

今週は《天測儀》と《夏の帳/Veil of Summer》が明らかに多く、《オーコ》も相当数いた。
更に興味深いのは、《ウーロ》が全ての場所に現れたことだ。
2019-2020年のカードが環境全体にどれだけの影響を与えたのか計り知れない。
変わらずフォーマットを観察し続け、願わくば禁止が必要にならないように。


Around the Web

・親愛なるDDFT Wikiが2020年版Doomsdayの新記事を投稿してくれた。
こちらからチェックしてみて。

・Eternal Gloryが新エピソードを配信してる!

PTA Meeting featuring xJCloud

・FringeworthyがDice Factoryデッキに関するビデオを投稿していた。


The Spice Corner

まず一つ目は、xJCloudの刺激的なBorosとDeath and Taxesを提携させた構築!

Red and Taxes by xJCloud

Creatures (25)
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil》
1《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《月の大魔術師/Magus of the Moon》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar》

Spells (4)
4《剣を鋤に/Swords to Plowshares》

Artifacts (7)
4《霊気の薬瓶/Aether Vial》
1《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

Lands (24)
4《乾燥台地/Arid Mesa》
2《溢れ返る岸辺/Flooded Strand》
2《Karakas》
1《山/Mountain》
3《平地/Plains》
3《Plateau》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard (15)
1《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
2《稲妻/Lightning Bolt》
3《紅蓮破/Pyroblast》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《削剥/Abrade》
1《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》
3《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《議会の採決/Council's Judgment》
2《沸騰/Boil》
75 Cards Total


モダンで行われていたような手札破壊と除去に特化したJunkデッキはここ最近見られていなかったが、これがレガシー版だと言える!

Junk Midrange by kristofff

Creatures (13)
4《闇の腹心/Dark Confidant》
2《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer》
3《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
3《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》

Planeswalkers (3)
3《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

Spells (20)
2《強迫/Duress》
4《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》

Enchantments (1)
1《森の知恵/Sylvan Library》

Lands (23)
1《Bayou》
1《爆発域/Blast Zone》
1《森/Forest》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《湿地の干潟/Marsh Flats》
1《イス卿の迷路/Maze of Ith》
1《平地/Plains》
2《Savannah》
2《Scrubland》
3《沼/Swamp》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《不毛の大地/Wasteland》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》

Sideboard (15)
1《不毛の大地/Wasteland》
2《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
2《夏の帳/Veil of Summer》
1《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
3《窒息/Choke》
3《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
75 Cards Total


次に取り上げるのは、《タッサの神託者/Thassa's Oracle》+《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》デッキの中に《Helm of Obedience》+《安らかなる眠り》コンボを組み込んだものだ!

Oracle Helm Rip by TheWholePeter

Creatures (4)
4《タッサの神託者/Thassa's Oracle》

Planeswalkers (2)
2《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》

Spells (19)
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
2《夏の帳/Veil of Summer》
4《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》
1《否定の力/Force of Negation》
4《意志の力/Force of Will》

Artifacts (6)
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
2《Helm of Obedience》

Enchantments (9)
4《エネルギー・フィールド/Energy Field》
4《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《森の知恵/Sylvan Library》

Lands (20)
2《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《溢れ返る岸辺/Flooded Strand》
2《霧深いの雨林/Misty Rainforest》
3《虹色の眺望/Prismatic Vista》
1《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
5《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
1《Tropical Island》
1《Tundra》

Sideboard (15)
4《剣を鋤に/Swords to Plowshares》
2《夏の帳/Veil of Summer》
3《僧院の導師/Monastery Mentor》
2《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
2《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
75 Cards Total


次のデッキを表すのは三単語だけでいい。
ENTER.THE.ARENA.

Enter the Arena by youmeandiowa

Creatures (5)
4《競技場の首長/Arena Rector》
1《精神を刻むもの/Mindslicer》

Planeswalkers (10)
1《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》
2《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
1《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion》
1《解放された者、カーン/Karn Liberated》
1《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》

Spells (16)
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
2《無垢の血/Innocent Blood》
3《思考囲い/Thoughtseize》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
2《未練ある魂/Lingering Souls》

Artifacts (3)
3《金属モックス/Chrome Mox》

Enchantments (3)
3《苦花/Bitterblossom》

Lands (23)
2《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2《溢れ返る岸辺/Flooded Strand》
1《Karakas》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《Scrubland》
2《無声開拓地/Silent Clearing》
2《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
4《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

Sideboard (15)
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
2《解呪/Disenchant》
2《議会の採決/Council's Judgment》
1《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》
1《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
3《虚空の力線/Leyline of the Void》
2《Moat》
1《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》
75 Cards Total


What I'm Playing This Week

残念ながら、最近は全て在宅で仕事を済ませていて、コンテンツにも一生懸命取り掛かっていた。
来週にはこのセクションの準備が出来ているはずさ!


Wrapping Up

今週はここまで!
みなさんの絶え間ない支援に感謝します!
あなたたちは本当に素晴らしい!
来週もレガシーを旅しよう。

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それではまた次回!


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*0!
という事で、約一ヶ月間に渡り14本の新旧こもごもな記事を書いてきましたが、終わりです。(未公開のものもありますが)
ペース的には二日に一回寝ないで書いてました。
コロナ禍で家に居る時間が多くなった方々の時間つぶしになれば良いかと思い始めましたが、自分自身が思いっきりコロナ不況の煽り食らっててそれどころじゃないメンタルなので。

*以降、有料記事になっていますが謝辞のみ書いております。
寄付感覚でお願いいたします。
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