#1

足を踏み出そうとするたび、それと同じぐらいの力が後ろに働こうとするのを感じる。

身を任せれば、僕は受け身も取れずに背中から地面に叩きつけられる。

それが何を意味するか、君にはわかるだろう?

もう一歩が僕には足りないんだ。

どうせ死ぬにしても死ぬ前に、言葉に遺しておくのが良い。

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