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【履修登録前必見】英語で学ぶ共通教養科目で身につく4つの“最強”スキル

外国語学部新4年生のSAPA、Hiroyukiです。

突然ですが、これから関大生としてのスタートを切る新入生の皆さん。
新学期を迎える新2・3・4年生の皆さん。
新学期の履修登録に“英語で学ぶ共通教養科目”入っていますか…?
最初に声を大にして言います。

「“英語で学ぶ共通教養科目”最強です!新入生でも、英語苦手でもとにかく履修!」

いやいや、そんなこと言われても難しいそうじゃん?
そう思って記事を閉じようとしているそこのあなた!ちょっと待ってください。

「90時間」

何の時間か分かりますか?

実はこれ、文科省の定めた1学期1つの授業(2単位)の標準学習時間です。
「今から90時間勉強してくだい」と言われても「無理!」となるかと思います。
でも少し視点を変えるとそれくらい長い時間何かを勉強できれば「凄い!何か身につけられるものがあるのでは?!」と思いませんか?

そこで私が特にお勧めしたいのが共通教養科目の中にある「留学スキルアップ科目」や「グローバル・フロンティア科目」の英語で開講されている授業です。
全ての学部の学生が履修できますし、1年生も履修できます。(※)

※入学年度や学部によって、科目の位置づけや卒業所要単位への算入が異なりますので、履修希望者はHANDBOOKを必ず確認してください。

私は1年生の春学期から英語で学ぶ共通教養科目を履修してきました。
そして、これらの科目を通して4つのスキルが身についたと思います。

1 チャレンジ精神
授業が全て英語で行われるという環境で、英語で発言したりディスカッションするのは簡単なことではありませんでした。特に海外の大学生とビデオ通話で交流した際は自分の英語が上手く伝わるか不安で緊張し、途中で詰まってしまうこともありました。

しかし普段の授業で先生や留学生相手に発言する練習をし、失敗することにも慣れていたので、吹っ切れて小さな失敗を気にせず交流を楽しむことができました。
この経験から、授業を通して失敗を恐れず挑戦する力、失敗からどんどん学び成長しようという姿勢が身につきました。

2 コミュニケーション力
もちろん英語力が上がるということもありますが、多様なバックグランドを持つ海外の学生と共に学習する際、相手がどのような文化・価値観を持っているか理解した上で、どのように言えば相手に自分の意図が上手く伝わるかを考えることはとでも大切だと学びました。

例えば、マレーシアの学生との交流で「多民族国家であることで言語や文化の違いで困ることはないか」と質問した際「特にない、皆あまり気にしていない」というやりとりが印象に残っていいます。
この質問をする際初めて、多民族国家という相手を意識し、どう言えば相手を不快にさせないか考えました。他の授業や日本では得難い機会です。
また、ネガティブな状況を予想していた自分に対し、相手は私の予想と反対の回答をしたことから、先入観を持って相手を見ないこと、自分の価値観がいつも正しい、相手と同じとは限らないことを強く意識させられました。常に相手の文化や価値観を理解しようとする姿勢の重要性に気づきました。

3 積極性
1とも関連しますが、失敗しても周りが励ましてくれる雰囲気で、挑戦(発言)することが大きく評価される授業スタイルでした。先生も授業中何度も「try」と言って背中を押してくれました。その中で主体的に挑戦(発言)することに慣れ、楽しみながら積極性を身につけます。
海外の授業に近い発言が重視される環境で主体的に行動し、自分の意見を発信する能力がついたと思います。

4 ITスキル
授業の中で様々なSNSやビデオ会議システム、時には動画撮影や編集を行うこともあり、それによってITツールへの対応力がつきました。
例えば、私の受講した授業ではFacebookを使い、先生からの連絡、海外大学とのビデオ・資料共有などを行っており、高校まではあまり使ってこなかったFacebookのグループ機能などを使いこなす能力が身につきました。さらに、使ったことのないツールも怖がらず、積極的に活用しようとする姿勢も身についたと思います。

<この4つの力が海外留学で・ゼミで・就活で役立った!>
私は2年次から1年半にわたり中国・北京に留学していますが、その際もこれらのスキルが大いに役立ちました。
例えば、授業中。留学先のクラスには6カ国の留学生がいました。
クラスメイトの中には学習意欲が大変高く、授業中何度も何度も、先生が話している途中でも質問をする学生がおり圧倒されました。
しかし、関大での英語開講の共通教養科目で積極的に発言していたことや発言するためのポイントを思い出し、自らも毎授業3回は積極的に発言し、より多くの知識を吸収できました。

また、コミュニケーション力やチャレンジ精神も活かし現地学生の親友を作り、毎日一緒に食事、学習をしました。
これらの取り組みもあり留学開始1年で中国政府公認の中国語能力試験最上級で上位10%の成績を獲得できました。コロナ禍で半年間はオンライン留学になってしまいましたが、新しいITツールを使うことに慣れていたこともあり、スムーズに学習を進められました。

さらに、大学生活3年間を通し他の授業やゼミで、また現在行っている就職活動でもコミュニケーション能力やチャレンジ精神は大変役立ちますし、学生に求められている能力だと感じます。
このことから英語で学ぶ共通科目では、大学4年間、社会でも役立つ「最強」スキルを身につけられると感じました。

コンフォートゾーンから出てみませんか?
心理学では「コンフォートゾーン(居心地の良いところ)を抜け出し適度にストレスのかかる環境下では業績が上がる(Alasdair White,2009)」と言われています。

英語で外国人学生と共に学ぶ共通教養科目は明らかにチャレンジングな環境です。これが自分を成長させるチャンスでもあります。
この春学期、一歩踏み出し、自分の殻を破って挑戦してみませんか?

●共通教養科目「グローバル科目群」英語開講科目についての詳しい情報はこちら
https://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/program/

気になる科目があるけれど、英語力に不安がある方、コース内容について質問がある方は、国際部スタッフに個別相談(対面またはオンライン)もできますよ!

●英語で学ぶ共通教養科目についての相談予約はこちら
https://calendly.com/kugf/30min?month=2021-02&back=1

(参考)
Alasdair White(2009)『From Comfort Zone to Performance Management: Understanding Development and Performance』(White & MacLean Publishing, 2009)

Hiroyuki(SAPA)