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フランス留学で見つけた、かけがえのない出会い

★今回は2021年3月に卒業した学生のブログです★

Bonjour à tous!
文学部フランス学専修のMariです。
私は3年生の春に認定留学を利用し、フランスのアンジェへ半年間留学をしました。

出発時のフランス語力は実用フランス語技能検定3級で、帰国後は2級となり2ランクレベルを上げることに成功しました。
今回は、留学生活の中で思い出深いホームステイでの出会いと語学学校での出会いについて紹介したいと思います。

私は、1人暮らしのご婦人の家で生活をしていました。初めてアンジェ駅で会った時は、凛としている姿を見て緊張しましたが、楽しいことや面白いことが好きなホストファミリーは、家に友達を呼んでパーティーをしたり、車で色んな所へ連れて行ったりして楽しませてくれました。

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↑こちらの写真はホストファミリーの友達と以前ホームステイをしていた日本人の男の子を招待してパーティーをした時の写真です。

留学する上で、ホームステイをすることへの不安から寮を選ぶ人も多いと思いますが、私はホームステイをすることを勧めます。
まず、日常生活で用いるフランス語の挨拶や会話を学ぶことができ、朝起きてから寝るまでフランス語浸けの生活を送ることができます。私がその中で必ず行っていたことは、その日に学校で習った文法や単語を使ってホストファミリーと会話をすることです。
そうすることで、自然に新しいことを身に付けることができます。

また、ホームステイをすると、フランス人の生活スタイルや食文化を知ることができます。私は週に3回自炊をしていて、その他はホストファミリーが作ってくれていました。食後に必ずチーズとデザートを食べる習慣は、ホームステイをするまで知りませんでした。

そして、同時期に留学に来ていた同い年のアメリカ人のルームメイトとの出会いは、私にとって大切な思い出です。
彼女とは、一緒に語学学校へ行ったり、休日には映画を見に行ったり、ショッピングをしたりしていました。また、英語でコミュニケーションをとっていたので、フランスにいながら英語の勉強もできました。

2人のおかげで、フランスでの留学生活において不安を感じたり、日本に帰りたいと思ったりしたことはありませんでした。
以下の写真は、彼女の友達と私が語学学校で仲良くなった日本人の友達を招いて、お互いの国の料理を振る舞う異文化交流をした時の写真です。
彼女達はメキシコ料理であるタコスを作ってくれ、私達は水餃子と焼餃子を作りました。

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フランスには、タコスや餃子に用いる皮が売っておらず、お互い小麦粉から皮を作ったのでとても時間がかかりましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

帰国後も2人とはグリーティングカードを送り合うなど、今でも定期的に連絡を取り合っています。

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最後に、語学学校での出会いについて紹介します。
私は様々な国籍の留学生が集まったインターナショナルな語学学校に通っていました。ついつい授業中や休み時間には同じ国籍同士で集まりがちですが、私は積極的に日本人でない子の隣に座るように心がけていました。その中で、同じクラスだった台湾人の女の子と仲良くなりました。
授業中のわからないことを教え合ったり、授業後にはカフェで時間を過ごしたりしていました。お互いの国のことからホームステイでの生活の話など、色んな話をしました。彼女とは帰国後の夏休みに台湾旅行をした際、観光案内をしてもらい再会を果たすことができました。

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実際に現地へ行き、現地の言葉を通して生活をすることは、難しいことやつらいこともたくさんあります。しかし、それ以上に留学でのたくさんの出会いはかけがえのないものであり、異文化への理解を深めることやそれまでの価値観を変化させるきっかけとなります。

À bientôt!
MARI