関大生だからできたこと
こんにちは
だんだんと寒くなってきた12月8日、卒業前ラストのブログを書き始めます。
おひさしぶりです、社会学部4年生のSakuraです。
私は2年生の秋学期に、オーストラリアにあるクイーンズランド大学付属語学学校へ1学期間留学していました。
今日は留学中のお話ではなく、留学後、関大生だからこそできた経験について書いてみようかなと思います!
実は私、1学期間も留学するつもりではなかったのです。
みなさん『VOGUE』ってご存じですか?世界的に有名なファッション誌なのですが、その雑誌に憧れてファッションエディターを志して、メディア専攻に進学しました。
『VOGUE』は世界中で発刊されているのですが、季節が日本と真逆のオーストラリアではどんな雑誌が売られてるのか知りたくて、はじめは語学セミナーで留学しようと考えていました。
ところが、その年の夏休みだけ、オーストラリアの語学セミナーが不実施だったのです!
それならば1学期間行ってみようということで、認定留学でオーストラリアのブリスベンという街に留学しました。
留学で学んだ最大のこと、それは「好きなことを好き!とはっきり言っていいんだ!」ということ。「とりあえずやってみよう!」と挑戦心が沸々と湧き上がってきた私は、帰国後に4つのことを新しく始めました。
1つ目は留学アドバイザーSAPAを始めたこと。まるで他の国にも留学したかのように、たくさんの経験談を伺える最高の活動です。
2つ目はプラザ寮でのRA(レジデント・アシスタント)活動!入寮当時は半年契約でしたが、もうすぐ1年半が経とうとしています。
3つ目は関西国際空港にある一番大好きなアパレルショップでのアルバイト。小学生のころから、そのブランドで働くことが憧れだったので、私にとって、これはすーっごく!大きな大きな挑戦でしたし、服に関する学びや出会いをたくさん得ることができました。
最後はライター実習を取ったこと。社会学部ではさまざまな分野のプロフェッショナルから、直接実習を受けられるのですが、私は取材から編集、出稿までを本格的に経験できるライター実習を1年間受講しました。
ではここで、2つ目の挑戦として紹介したRAについてもう少しお話したいなと思います。
RAとは?
RAはレジデントアシスタントの略で、留学生と共に生活をし、寮生活をサポートするお仕事です。
私が住む「関西大学南千里国際プラザ寮」は別科生(関大内の日本語学校に通う留学生)が住む寮で、1人のRAに対し、6名の寮生を担当しています。他の寮とは異なり、主に日本語でコミュニケーションを取ります。
RAは総勢24名で、週に一度全体会議を行い、月に一度のアクティビティを企画し実際に運営したり、事務的なお手伝いをしたりと、幅広く活動しています。
最近ではコロナ対策を講じた上でアクティビティの実施方法を模索しながら、少人数で密を避けられるドライブや、オンラインアクティビティの実施を通して、毎日楽しく生活しています。
RAを始めて1年半、自然と韓国語や中国語で挨拶できるようになっていたり、べたべたの関西人である私が、ものすごくきれいな標準語が話せるようになっていたり、自分でも気づかないうちに大きく成長していました。
また、日本では出会ったことのない文化や食べ物に囲まれて生活しているため、毎日刺激的で、学ぶことも多くあります。
日本中、世界中に家族ができたので、みんなのいる場所へ会いに行くという大きな夢もできました。
またRAメンバーとの出会いも本当に大きな出来事でした。私と同じで国際交流に関心がある学生ばかりですが、性格も方向性も多種多様で、彼らとの仕事や生活を通して、自分が本当に好きなことは何なのか、自分はどんな人間なのか、そんな深い部分を自然と理解することができました。
親友であり、戦友であり、仲間であり、家族である、そんなかけがえのない存在を世界中に持てたことは、私の人生で最も幸せな出来事です!
卒業後も、私は関大で以前より強く抱くようになった「ファッションを世界に広める人になりたい」という夢をかなえられるよう、新たな場所で挑戦し続けていきます。
在学生のみなさんは少なくてもあと1年、自由に何かに挑戦できる時間があります。関大生という武器を最大限に使って、あなたの興味関心をとことん追求してみてほしいです。きっとたくさんの出会いが待っています。そしてその出会いがあなたの学生生活を最後まで実りあるものにしてくれます。
最後になりますが、SAPAとしてだけでなく、学生生活で関わってくださったすべての方に心から感謝しています、ありがとうございました。
オーストラリアらしく締めます、
Cheers,
Sakuraxxx(SAPA)