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【フィリピン・エンデラン大学オンラインプログラム】オンライン留学で気づいた、会話のキャッチボールとは?

こんにちは、経済学部3年次生のMaoです。私はこの夏休みにフィリピンのエンデラン大学に1日3時間3週間のオンライン留学を行いました。その時の経験をお話ししたいと思います。
私が参加したプログラムでは主に2種類の授業を受けました。1つは講師の方とのマンツーマンレッスンです。発音・文法といった基礎的な内容から実践的な会話までみっちり教えていただきます。2つ目は、現地学生との交流です。お互いの国のことを教えあったり、趣味を共有したり、友達と話すような感覚で会話を楽しみました。

うわ、なんて返せばいいんだろう...

私は言いたいことをパッと英語に変換することが苦手だったため、スラスラ英語で表現できるようになりたいという希望を持って望みました。とは言うものの、IELTSの勉強を続けており、ある程度の会話できるだろうと淡い期待は抱いていました。しかし、初日から違和感を覚えました。あなたはこれについてどう思う?と聞かれたことに自分の意見を答えることはなんとかできるのです。一方、先生の意見に対して、なんと返していか分からず、いつもI agree. やYou’re right. など一言の返しばかりでした。先生が言ったことに対して、この点で私の意見と似ているね、などと言いたいののに、できない。もどかしさでいっぱいでした。先生が冗談などを言った時も、面白くて大爆笑はしてるのに、その気持ちを伝えたり上手い返しをすることができないのです。

ロボットみたいな会話

そして、現地学生との会話の時にももどかしさは現れます。現地学生はフィリピンのおすすめの場所や食べ物などを沢山教えてくれました。それに対して、すごいね!行ってみたい!などのお決まりパターンしか返せないことに気づきます。質問しようと頑張っても、脈絡のない教科書の例文みたいな質問しかできないのです。まるでロボットみたいな会話だったと思います。例えば、「すきな食べ物は?」「オムライスです」「昨日はどこに行ったの?」「映画館です」のような、淡々とした会話ってなんだかギクシャクしますよね。「すきな食べ物は?」「オムライスです」「私が先週行ったオムライス屋さんすごくおいしかったよ」「それはどこにあるの?」と相手の返答にどんどん乗っていくから、会話が楽しく感じるのだと思います。この会話のキャッチボールが「コミュニケーション能力」の大きな要素だと私は思います。今の私のコミュニケーション能力だったらSiriの方が高いかもと感じました。

会話を楽しめるようになりたい!

IELTSのspeakingでは一つひとつの質問に自分の意見を答えていくという形式です。そのため、ボールを投げる練習はするけど、相手のボールをキャッチしてから投げるという練習は全然していなかったなと気づかされました。それから私はその練習を重点的に意識しました。会話の流れをつかむため、英語のポットキャストを聞きながら、私ならなんて返そうと考えるようにしました。また、NHKのラジオ英会話を使って会話で使える表現を増やしていきました。それらを踏まえて、エンデラン大学の授業では「相手の言ったことを踏まえて返す」ことを心がけました。時には上手く言えなくて時間がかかるときもありましたが、先生や現地学生は根気強く待ってくれて、理解しようとしてくれる姿勢がとても温かったです。どんどん会話が、ロボットから人間ぽくなり、現地学生と好きな漫画について意気投合して盛り上がった瞬間や、先生とお互いに冗談を言い合って大爆笑した時の楽しさは忘れられません!

牧野さん

↑講師の方とのオンライン授業の様子です。文法ミスや使える表現などを横に打ち込んで貰い、それをスクショして復習していました。

このオンライン留学を通して、勉強する教科としての「英語」ではなく、コミュニケーションとして楽しむための「英語」に沢山触れられました。これは独学では、難しいし、できたとしてもモチベーションが続かないと思います。楽しみながら、どっぷり英語生活できるオンライン留学、是非みなさんにおすすめしたいです。

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