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語学力だけでなく、自分という人間を成長させてくれたカナダ留学

こんにちは!文学部2年生のYUです。私は2022年度秋学期に認定留学で、カナダにあるセントメアリーズ大学に1学期間(4カ月)留学していました。
 
中学生のころからあこがれていた長期留学、一番の目標はたくさん友達を作って「英語力」を上げることでした。しかし、4か月間の留学生活を終えて、自分が一番成長した部分は「人間力」なのではないかと感じています。なんで人間力?思いますよね?私がこんな風に感じている理由について、お話していきたいと思います。

英語よりも先にぶちあたった壁

コロナウイルスの関係でホームステイ先が限られていたため、寮生活をしていたのですが留学生活が始まって、はじめに苦労したことはカナダの生活に順応することです。知らない土地のスーパーで買い物をし、自炊をする。たいして難しいことではないように聞こえますが、料理が苦手な私にとっては一番大きな壁 でした。
食材も手に入らない、キッチンに必要なツールがないなど、留学前から考えておけば簡単にわかった話です。しかし、生まれてから実家暮らししか経験がない私は、「どうにかなるだろう」という軽い考えで渡航してしまいました。いざキッチンツールをそろえようと買い物へ行ったとき、日本よりもはるかに質が劣っている商品が日本の二倍以上の値段で売られているのにショックを受けたのと同時に、高い留学費用を負担してくれている両親に申し訳ない気持ちになりました。
そんな中、英語を頑張って勉強しないといけないというプレッシャーと日本とは全く違った生活への不安からホームシックになってしまいました。先の見えない留学生活がとにかく不安で仕方がなくて、家族や友人、学校の先生など本当にいろいろな人に話を聞いてもらっていました。泣いても泣いても涙が止まらなかったことがとても印象に残っています。

寮から見た景色

「誰かを頼れることはすごいこと」

いろいろな人に話を聞いてもらったり、アドバイスをしてもらったりしたことを通して徐々に寮での生活にもなじめるように なっていきました。話を聞いてもらう中で私が驚いたことは、「頼ってくれてありがとう」「悩みを一人で抱え込まずにいてくれてありがとう」など優しい言葉かけていただいたことです。相談しているとき、相手の時間を割いてしまっている申し訳なさを感じていましたが、この言葉のおかげで勇気を出して相談してよかったと強く思いました。また、自分がつらいとき“誰かを頼れるってすごいこと”なんだなと気づくことができました。
日記を英語で書いて担任の先生にチェックもらうことをルーティーンにしていたのですが、日記にその日あったことや気持ちの変化を簡単にまとめることで自分の気持ちがリセットされたように感じました。また、日常生活では寮や付属大学のイベントに参加することを通して世界各国の友人を作ることができました。

大学で行われたハロウィンパーティ

今度は自分が支える側に

この留学生活での経験を通して留学前から持っていた「将来英語を使う仕事につきたい」という漠然とした夢に加えて、「自分と同じように不安や悩みを抱えている人たちを支えられる仕事につきたい」という夢が増えました。
私は、留学を通して世界各国に友達ができ、英語力を高めることができました。しかし、留学を終えた今は「英語力を伸ばすことだけが留学のすべてではない」と思っています。こんな風に思えるようになったのは、英語面以外でも大きな壁にぶち当たり、それを乗り越えることができたからです。 留学当初にほかの人より悩んだ分、自分で問題を解決していく能力がつき、そういった点で「人間力」があがったということを実感しています。

これから留学を考えている関大生の皆さん、 留学を留学で得られる経験は絶対英語だけじゃありません!たくさん悩んで、たくさん誰かに相談して、強くなってきてくださいね。

YU

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2023年度秋学期の認定留学は、現在募集要項・説明動画を公開中です。
また、出願期間は「5/15(月)9:00~5/17(木)16:00」です。

詳細は以下よりチェックしてください!
GLOBAL NAVI(お知らせ)
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