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コロナ禍でも言い訳しない!学びのチャンスを探して自分を成長させる

皆さんこんにちは!人間健康学部のHIROTOです。
昨今のパンデミックの影響を受け、留学が延期になった多くの学生のうちの一人です。

留学では以下の4つに挑戦することを目標に掲げていました。

・外国人と交流する
・異文化に触れる
・英語力を高める
・自分の価値観を広げる

しかし、計画していたクロアチアへの交換派遣留学が延期になった時、
「コロナ渦で学生生活を送る自分は、この4つのことに挑戦することはできないのか」と落ち込み、この先何を目標に過ごしたら良いのか正直わからなくなりました。

そんな時、国際部から、ブリッジウォーター州立大学(アメリカ)のVirtual Exchange Programの参加者募集のお知らせがありました。

これは上記の4つに挑戦できるチャンスなのでは?と考え、プログラムに申し込みました。

Virtual Exchange Programで人類学のコースを履修
Virtual Exchange Programでは、2月~5月にかけてブリッジウォーター州立大学で開講されているAnthropology(人類学)のコースをオンラインで履修しました。
授業では人種やLGBTQ、INTERSEX、植民地支配の影響などについて幅広く学びました。録画された講義とドキュメンタリーを見てデスカッションボードに意見のアップロードと授業ノートをスキャンして提出しました。

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この授業は録画されたものを自身で課題として取り組むので、リアルタイムで他の学生との交流する機会は少なかったですが、デスカッションボードから他の学生の意見に対してフィードバックを行うなど、時差のある国々の学生間でもコミュニケーションを取りやすいような工夫がありました。ディスカッションボードを通して、幅広い考え方に触れることができました。

最終レポートでは人類学に関連したテーマを選択し、フィールドワークを用いた研究を発表する課題でした。

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2020年の夏に参加したUMAP COIL PROGRAM(オンライン)でのフィリピンの友人に協力してもらい「フィリピンの他言語文化が社会に及ぼす影響」についてのレポートを作成しました。
レポートでは、フィリピンの多言語文化は雇用や経済発展を促進する一方で、文化の一つの要素である言語が薄れることで、国民がアイデンティティーをも失う恐れがあることをフィールドワーク、文献調査を通じて結論づけることができました。(ワードで7枚書き、満点評価をいただきました!)

このコースを通じて学んだのは、人、文化の“多様性”です。幅広い分野を学ぶことができる人類学を“英語”で学ぶことで目標の一つであった価値観を広げることができました。

米国学生との英語スピーキング練習
Virtual Exchange Programでは、コース履修に加えてブリッジウォーター州立大学の学生が英語を教えてくれるセッションもあり、日本語を専攻しているカメロンと週に2回・各1時間スピーキングの練習をしました。カメロンは関西大学へ交換留学することを目標にしていて、日本にも関心が高く、セッションでは日米の文化からハマっているゲームに至るまでで幅広く話をしました。

最初は、僕の英語が全く通じなかったのを覚えています。自己紹介ですら、伝わりませんでした(笑) 何度伝えても、「もう一回言って!」と言われ、挙げ句の果てに「言っていることがわからないから全てチャットのメッセージに書いて送って!」とトドメの一撃を受けました。

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  ↑ カメロン(左)とのセッションの様子

セッション終了後、非常に落ち込んだ反面、一から頑張ろうと思い返す良い機会になりました。まずは優れているスピーカーがどのような語彙やアクセントを使うのかを耳で確かめるべくTED TALKなどを活用して生の英語を聴きまくりました。

IELTS のスコアも大幅アップ
ブリッジウォーター州立大学でのVirtual Exchange Programへの参加の甲斐あってか、1年ぶりに受けたIELTSのスコアは大幅に向上しました。中でも嬉しかったのがSPEAKING 4.0→ 6.0、

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1年間で2.0スコアを上げることができました!
6.0は交換派遣留学後の目標のスコアだったのでオンライン留学の効果を実感することができました。また、語学力以外にも、異なる背景を持つ人とのプレゼンテーションやデスカッションなどの協働を通じて、視野が格段に広がりました。

Virtual Exchange Programで経験できたこと
ブリッジウォーター州立大学でのVirtual Exchange Programでは「外国人と交流したい」「異文化に触れたい」「英語力を高めたい」「自分の価値観を広げたい」という4つの挑戦をすることができました。

“オンラインなんか意味ない”
“現地に行かないと留学じゃない”

一年前の自分はそう考えていました。でも、何かアクションを起こさないと始まらないのは確かです。物事の結果に失敗も成功もありません。
コロナ禍で「できないこと」に執着せず、今の環境下で「できること」を探して行動することが大切だと思います。コロナ禍で海外に行けず、モヤモヤしている人がいたら、ぜひ行動を起こしてほしいと思います。

私は学生留学アドバイザー(SAPA)として、国際部で勤務していますので、コロナ禍でもやもやしている人、オンライン留学に関心のある人は、ぜひお話ししましょう!(Zoomでの相談が可能です)

2021年夏 オンライン留学プログラム一覧
https://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/globalnavi/info/index.php?c=topics_view&pk=1619403092

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Hiroto(SAPA)