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チョンミドインタビュー

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馴染みながらも見慣れない魅力に愛するしかないチョンミド

「愛するようになるとわかってた。私たちが初めて会ったその日に」という歌の歌詞のようにブラウン管に顔を出した瞬間に視聴者の心を奪った俳優がいる。ずばり俳優チョンミドの話だ。tvNドラマ『賢い医師生活』を通じて大衆の愛をそれこそ一身に受けた俳優チョンミド、彼女が明るく笑顔で"健康保険"を尋ねた。

チョンミドが描き出す人間味溢れるチェソンファ
2020年tvNドラマ『賢い医師生活』を通じてメディア演技に挑戦したチョンミドは去年同ドラマシーズン2に出演して劇中チェソンファとして自然な演技力を披露して大衆の脳裏に"良い俳優"という認識を刻印させた。小さな体格から湧き出るカリスマと人間味溢れる温かい笑いの共存が馴染みながらも見慣れない魅力としてやってきたのだ。もう幕を下ろして4ヶ月がひょいと過ぎてしまったが大衆にとっては相変わらず劇中のチェソンファが目に鮮やかに浮かぶ。もちろん俳優チョンミドもやはり昨日のことのようにチェソンファを覚えている。

「今もドラマが終わっていない感じです。相変わらずたくさんの方が愛してくださっているからのようです。実はシーズン1では作品に適用するのに慌ただしく過ごしました。シーズン2を撮りながらはいつまた会って一緒にできるかわからないという思いで全ての回が大切でした。だからなのか撮影する全ての瞬間が幸せだった気がします」

2021年はチョンミドにとって『賢い医師生活』で代弁できる。シーズン1が終わって彼女に降り注いだ大衆の大きな関心は自然とたくさんの作品のラブコールに続いた。しかし彼女は作品初期の開発段階から共にしたミュージカル『もしかしてハッピーエンディング』を除いて他の交渉は丁重に辞退した。残った時間は余すことなくシーズン2準備に没頭したためだ。


「2021年はチェソンファ役でたくさんの愛をもらい本当にありがたい一年でした。それくらいより役に集中したかったし、そのためにもっと忙しく過ごしてもいました。2022年には他の作品を通じて一層多様な役をお見せしたいです」

演技に対する本音、理由ある挑戦

演劇とミュージカルを通して長い間"舞台演技"を披露していたチョンミドがドラマ、映画のような"メディア演技"に挑戦すると言った時に彼女のファンたちは大きな懸念を示した。失敗しそうだから?いや、すごく成功して彼女に再び舞台で出会えなくなりそうだから。俳優チョンミドの実力こそ言葉で言うと口が痛い。2006年ミュージカル『ミスターマウス』でデビューした彼女は多様な作品で実力ある俳優として注目された。特に2008年上演した演劇『神のアグネス』を通して韓国演劇大賞新人賞を受賞して演劇とミュージカルの2ジャンルで毎年"観客が選ぶ今年の俳優"にもれることなく選定されるほどがっしりした地位を固めてきた。

そんな彼女が2018年ミュージカル『ドクトルジバゴ』、演劇『オスロ』を終えた後長い休息期を過ごした。以降彼女は人生一大の大きな挑戦をした。2020年ドラマ『賢い医師生活』でブラウン管に姿を現したのだ。

「長い間舞台演技をしていたら個人的に停滞したという感じを受けたんです。休息期を過ごし悩んだ時期にチェソンファの配役のオーディションを受けることになりました。全く経験がなかったメディア演技に言葉通り"挑戦"をしてみたかったようです。メディア演技を経験してみると舞台演技はセリフをより遠くに伝えなきゃいけないので声や動きを大きくする必要があるのに、ドラマはクローズアップをする場合が多く繊細な感情を表情で表現しなきゃいけないという差があるんですよ」


同じ演技だが舞台とメディアは配役に対する接近、表情変な、発声まで多くのことを違って表現しなければならない。そのため舞台演技に慣れた俳優にとってメディア演技の挑戦は簡単ではないことだ。チョンミドはうまくできるジャンルに安住するより挑戦を選びその挑戦が間違えていなかったことを実力で立証した。自らの力で活動舞台を広げたのだ。

ドラマの中の足長おじさんのように心強い健康保険

『賢い医師生活』は公式ホームページの紹介のように"誰かは生まれて誰かは人生を終える、人生の縮小版といえる病院で平凡なように特別な一日一日を生きていく人々"の話を盛り込んだドラマだ。20年来の友人たちが見せる濃い友情だけでなく、病院を訪れる患者たちが持つそれぞれのエピソードを細やかに盛り込み多くの視聴者たちを泣かせ笑わせた。

特に病院費の負担で治療を受けられない患者を後援するためにアンジョンウォン(ユヨンソク)が運営する足長おじさん後援制度が目を引いた。患者たちを助けるという善良な気持ちから始まった足長おじさん後援制度はチョンミド俳優が演じたチェソンファが専任しながら後援の領域を拡張した。患者だけでなく患者たちを世話する保護者まで支援すること。たとえドラマで作り上げた虚構の話であろうと冷たい現代社会を生きていく多くの視聴者たちに温かい感動を与えた。

「体と心の健康を自らうまく維持することも重要ですがこのために必要な健診を適切な費用で受けられる環境も重要だと思います。医者の役をやりながら健康保険制度の必要性について深く共感するようになりました。幸い韓国は健康保険制度のおかげで医療アクセス性が高い方だといいます。これからも健康保険が国民みんなの頼もしい足長おじさんになることを願います」

 

新しい役で別の響きをお見せします

チョンミドは最近新しい作品の撮影に没頭している。JTBCドラマ『三十、九』の放映が目の前に近づいているためだ。『三十、九』はソンイェジン、キムジヒョン、チョンミドの3俳優が40歳を控え友人として登場し友情と愛、人生に対する深みある話を分け合う現実ヒューマンロマンスドラマだ。


「チョンチャニョンという役を演じます。以前に演じたチェソンファとは相反するキャラクターなのでどう表現したらいいか悩みが多かったけれど作品をやりながらチョンチャニョンという人物にとても共感するようになりました。チャニョンという人物が持つ人間的な面を視聴者たちにしっかり伝えたいです。これからもやったことのない役にたくさん挑戦したいです」

チョンミド俳優が新しい作品を通して視聴者に深い余韻を残す準備に余念がない。目が回らないほど忙しい彼女が時間を作って"健康保険"を訪ねることになった理由があると言う。最近のように"健康"という話題の重要性をみんなが体感している時代により多くの人に健康と安寧を祈りたいからだと。


「実はこの3年間休めずに走ってきたので新年には本当にしっかり休みたいです。休みながら演技以外に違うことも学びたいです。休んでこそ得られることがあると思います。実は休むと言いましたがまた欲で何かの作品に参加しているかもしれません(笑)最近コロナ19のため"健康保険"読者たちも辛い時期を過ごしていらっしゃると思います。2022年にはよくないことが減って、幸せなことだけが溢れることを願います。そしてみなさん、何よりも健康が一番重要です。いつもしっかり健康でいてください!」

チョンミドは演技が人生の意味を見出す重要な職業だとすると、挑戦はその演技をいつも新しくしてくれる潤滑油のようだと言った。挑戦という燃料を原動力でチョンミドの演技は新年にも力強い響きで演劇、ミュージカル、そしてTVと映画を飾る計画だ。


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