『君が心をくれたから』がお手軽メンタル崩壊作品だった
あれは大きな間違いだった。
長澤まさみが好きな私は先日の「四月になれば彼女は」に触発され
「モテキ」を視聴していた。
脳みそを空っぽにして見られるとんでもストーリーとそこに星のように散りばめられた美・長澤に舌鼓を打ちつつ寝る準備もかねてスマホを開いた。
そこでふと見たYouTubeshortにヤツは潜んでいたんだ・・・
「約束ね さようなら 太陽君」
ながのめいだ。かわいいな。なんかのドラマかな?
悲しそうな表情をしている。別れを告げているってことはお別れか?(そりゃそうだ)
じゃぁなんで立ち去ろうともしないんだ?
どんどん表情を失うながのめい
「雨?・・・・雨⁇」
太陽と雨ってどんな世界線だよ絵本かよ
っていうかながのめいどうしたんだ。なにがあったんだ。
そして動画につけられたタイトルをみて絶句
「聴覚失った瞬間」
そこからはもう「検索してはいけない言葉」を検索するときと同じ、
見てはいけないと分かっているのに「君が心をくれたから あらすじ」と検索する手が止まらなかった。
公式サイトであらすじを一話ずつ読んでいく。
全ては詳細に語られていないが、それがいい。
きっとすべてを知っていたらもう私はこの世から姿を消し形なき砂になっていただろう。
なにこれ
なんでわざわざ娯楽というジャンルで心削られに来ているの?
日本人平和ボケしすぎだよ目を覚ませ
しごとが終わったら羊のほっこり動画みてお風呂にゆっくりはいってちょっとお酒のんでホカホカの布団で寝て明日も頑張りましょうってなるんだよ
誰が愛する人の為に五感失っていく悲しきドラマ見て涙を流すんだよ
数十行のあらすじ読んで「モテキ」みてルンルンしていた自分が5世紀前のように感じた。
重すぎる。ストーリーが5トンはある。あらすじ読んだだけでメンタルをマントルまで落とせるポテンシャル秘めているこれを実際見たらどうなっちゃうんだろう。多分翌日歩けなくて床這ってそう。
「私の頭の中の消しゴム」「僕は明日昨日の君とデートする」等、時の流れとともに何かが失われていく作品は見ていて滝のように涙がながれてナメクジとしては疲れるんだよ。。
「君が心をくれたから」は私の中で要注意ドラマとして認定された。
私がこれを見る日は、二日酔いの酔い覚ましくらい喝をいれないといけないときだろう。それまでは、さようなら。
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