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WEリーグカップ2023総括



チーム総括

1位 サンフレッチェ広島レジーナ 勝点13

4勝1分0敗  10得点  4失点  得失点+6

グループリーグを無敗で突破した広島。攻撃力が高く攻守においてアグレッシブに戦えていた。決勝でも攻撃的なサッカーを見せてPK戦の末ではあるがクラブ初タイトルを獲得。リーグ戦に向けてとても弾みのつくカップ戦であった。


2位 アルビレックス新潟レディース 勝点8

2勝2分1敗  9得点  6失点  得失点+3

最終節で大逆転での決勝進出を果たした新潟。粘り強い守備に道上、石淵の得点源を武器に決勝に挑んだが惜しくも敗れ優勝とはならず。5度目の挑戦となった決勝の舞台、クラブ初タイトルはリーグ戦に獲りたい。


グループA2位 セレッソ大阪ヤンマーレディース 勝点10

3勝1分1敗  8得点  3失点  得失点+5

初参戦となったWEの舞台で好成績を残したセレッソ。決勝進出こそならなかったものの可能性は感じられた。選手達も手ごたえを掴めておりこのWE基準でのプレー強度をより高められればリーグ戦でも好成績が期待できると思われる。


グループA3位 三菱重工浦和レッズレディース 勝点8

2勝2分1敗  10得点  4失点  得失点+6

連覇を狙った今季のカップ戦では勝ち切れない試合がありグループ3位に。特に広島戦などペースは握っていても一発に泣くことがあった。代表活動により選手が抜けていたことも大きく影響しているため大きな不安はないもののリーグ戦に向けてさらなるチーム力アップが欲しい。


グループA4位 ジェフユナイテッド市原千葉レディース 勝点6

1勝3分1敗  5得点  6失点  得失点-1

敗戦数こそ1だが勝ち切れない試合も多かった千葉。チームの中心である千葉を欠いていたこともあるため一概には言えないもののもう少し迫力ある攻撃が行えると順位も上がりそうである。失点はそこまで多くないだけに今の守備強度を維持しながら攻撃につなげられるか。


グループA5位 ノジマステラ神奈川相模原 勝点2

0勝2分3敗  2得点  9失点  得失点-7

5試合で得点が2と得点力に課題が出た相模原。代表の活動でメンバーを欠いて試合もあったもののもう少し攻撃に比重を置かないと勝点を積み重ねるのが厳しい状況。リーグ戦までの1か月にテコ入れをすると思われるがどこまで変化がみられるか。


グループA6位 マイナビ仙台レディース 勝点1

0勝1分4敗  3得点  12失点  得失点-9

シーズンオフの不安が的中し厳しいチーム事情でのカップ戦となった。12失点という失点の多さがリーグ戦に向けての最重要課題となりそうだ。若い選手を中心に良い選手は揃っているためベテランを中心に今一度チームをまとめることができるか。また外国籍選手の活躍にも期待がかかる。


グループB2位 大宮アルディージャVENTUS 勝点8

2勝2分1敗  6得点  4失点  得失点+2

得失点差により惜しくも決勝進出を逃した大宮。決して試合内容が良いものが多かったわけではないが堅い守備により勝点を積み重ねた。それでも課題となっていた得点力不足は改善の余地あり。ここがクリアすればさらにリーグ戦でも優勝争いに割って入る可能性はある。


グループB3位 ちふれASエルフェン埼玉 勝点7

2勝1分2敗  8得点  7失点  得失点+1

最終戦の勝利で一気に順位を上げたもののチームとしては課題が残るカップ戦となった。最終戦のような攻撃スタイルが常に維持できれば上位進出も見えてくるが全体としても強度をさらに上げていきたい。また失点をさらに減らせれば優位に試合も進められるだろう。


グループB4位 日テレ東京ヴェルディベレーザ 勝点7

2勝1分2敗  8得点  12失点  得失点-4

決勝進出の可能性が高かっただけにもったいない結果となったベレーザ。特に最終戦では相手の流れにはまってしまい大量失点。植木、小林の2人の移籍がチームに大きな影響を与えているのは間違いない。リーグ戦までになにかしらの動きを見せる可能性も高いだろう。


グループB5位 INAC神戸レオネッサ 勝点6

2勝0分3敗  6得点  8失点  得失点-2

代表活動の影響もありフルメンバーで挑めないことが多かったINAC。開幕2連敗で決勝の可能性が絶望的でありながらもそこから連勝し可能性を広げた。結果的には決勝進出にはならなかったものの多くのメンバーを起用しチームの底上げにはなった印象。リーグ戦では怖い存在となりそうだ。


グループB6位 AC長野パルセイロレディース 勝点6

1勝2分2敗  6得点  6失点  得失点0

順位こそ最下位ではあるものの決勝への可能性も残していた。チームとしての完成度はまだまだであるが可能性は見えた。オフには移籍などにより厳しい状況が予想されていただけに予想以上の結果は残せている。リーグ戦までの1か月でさらなる変化を付けることはできるか。


通算カップ戦得点ランキング

植木が8ゴールで首位。菅澤と今大会の得点王である道上が6ゴールで2位となっている。


通算カップ戦アシストランキング

7名が3アシストで通算アシストランキング首位となっている。


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