見出し画像

2024 WEリーグ クラシエカップ第1節レビュー


今節の試合結果


試合レビュー

AC長野パルセイロレディース VS サンフレッチェ広島レジーナ

今季の開幕を告げるゲームとなったこの試合は開始早々に動く。2分、藤生のゴールで広島が幸先良くリードを奪うが長野は20分に村上のCKを坂井が合わせて同点に追いつく。その後は広島がボールを握る時間を作るものの有効的な攻略手段が見つからず前半を1-1。長野は後半の74分に藤生に今日2点目を決められ勝ち越しを許すと78分には上野のゴールで3-1。広島が一気に試合を決めると最後は長野の攻撃をしっかりと封じ込み試合終了。終始試合の主導権を握っていた広島が3-1で長野を破り開幕戦勝利を飾った。


ちふれASエルフェン埼玉 VS ジェフユナイテッド市原千葉レディース

雨の中行われたグループCの一戦。立ち上がりはアウェイの千葉がゲームを支配する時間となるも徐々に相手の攻撃に慣れてきたエルフェン。しかし千葉は21分山口が滑り込みながら合わせて千葉が先制する。さらに22分にはPKを獲得した千葉は鴨川がコースに速いシュートを放つもエルフェンGK浅野がこれを読み切りビッグセーブ。ハーフタイムに一気に4枚替えを行ったエルフェンは51分、交代で入った桂のゴールで同点に追いつくも千葉は59分に大澤のラストパスに鴨川が合わせて再びリードを奪う。76分には城和にもゴールを奪われ、後半はほとんど成す術のなかったエルフェンはホームで1-3で敗戦。開幕戦勝利とはならなかった。


大宮アルディージャVENTUS VS 日テレ東京ヴェルディベレーザ

今季メンバーが大きく変わった大宮とU20ワールドカップでメンバーが欠けているベレーザの一戦。試合はベレーザが押し込む時間を多く作るものの大宮GK今村のビッグセーブに救われる大宮。ベレーザはチャンスを決めきることが出来ず前半を終えると後半もゴール前の強度が高い大宮に苦戦。大宮も船木がGKと1対1の決定機を作るものの決めきれず両チームスコアレスで試合を終えた。


ノジマステラ神奈川相模原 VS アルビレックス新潟レディース

3チームで行われるグループBの初戦。先にスコアを動かしたのはホームの相模原。15分に榊原のゴールでリードをするが新潟も17分にPKを獲得するも相模原GK池尻に防がれ得点にはならず。しかし直後の18分に滝川のゴールで追いつくとその後は新潟がボールを握る時間を作るものの得点には至らず前半は1-1。後半は一転して相模原がシュートシーンを多く作り出すと65分に大竹のゴールで勝ち越しに成功。追いかける新潟は田中を投入するなど策を講じるものの最後まで守り切った相模原が新潟を2-1で下して大きな勝利をあげた。


セレッソ大阪ヤンマーレディース VS INAC神戸レオネッサ

大きくメンバーの変わったINACは開始3分に成宮のゴールでリードを奪う。対するセレッソはINACの外国人選手の対応に手を焼き攻撃まで繋がるシーンが少ない。前半シュート2本に終わったセレッソは後半に入るとINACの猛攻を受けると71分に千葉から加入したヴィアンサンプソンに追加点を許すと最後までINACの壁を打ち崩すことが出来ず試合終了。2-0で完封勝利を収めたINACは次節エルフェンをホームに迎える。


今節のMVP

藤生 菜摘(サンフレッチェ広島レジーナ)

2ゴールの活躍でチームの勝利に貢献。チームもグループ首位発進となった。


得点ランキング

藤生が2ゴールで単独首位。


アシストランキング

小川が2アシストで首位に立つ。


JWCRランキング

今節の結果、相模原が2ランクアップ、広島が1ランクアップした。


順位表

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?