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WEリーグ2022-23シーズン総括

順位表


チーム総括

1位 三菱重工浦和レッズレディース 勝点52

17勝1分2敗  50得点  17失点  得失点+33

勝点、勝利数、得点、得失点でリーグ記録を更新した。中盤には9連勝で一気に首位を安泰なものとした。今季は勝点の取りこぼしがほぼ見られず圧倒的な攻撃力で充実したシーズンとなった。


2位 INAC神戸レオネッサ 勝点44

13勝5分2敗  35得点  15失点  得失点+20

連覇を逃したINAC。昨シーズンと比較すると勝ち切れない試合が多かった分勝点を取りこぼしてしまった。チームとしては新潟戦の敗戦の影響が大きかったといえるだろう。来季は監督交代となり新チームでのタイトル奪還が目標となる。


3位 日テレ東京ヴェルディベレーザ 勝点42

12勝6分2敗  47得点  22失点  得失点+25

昨シーズンより勝点は8増えており比較すると良くなっているものの皇后杯チャンピオンとしてはこの出来に満足はできない。このオフでの選手の動向が気になるところではあるが充実した戦力で来季の優勝をねらう。


4位 マイナビ仙台レディース 勝点27

7勝6分7敗  20得点  25失点  得失点-5

昨シーズンは5位だったことから順位は1つ上がった。しかし勝星が2つ減っており前半から中盤にかけての6戦勝ちなしなど勝ち切る力が足りなかった。終盤に監督交代をしてからは復調しており来季のトップ3入りを目指す。


5位 サンフレッチェ広島レジーナ 勝点24

6勝6分8敗  21得点  27失点  得失点-6

昨シーズンと大きく変化はなかったものの順位は1つ上がった。今季は波が激しく8戦勝ちなしの期間があったものの最後は連勝で終えた。ロースコアのゲームが目立つこともあり攻撃力が増せばより上位も狙える。


6位 大宮アルディージャVENTUS 勝点23

6勝5分9敗  22得点  27失点  得失点-5

WEリーグチームの中では昨シーズンより一番順位が上がった大宮。しかし得点力に波があり大量得点をする試合があれば無得点試合が10。前半戦は守備が堅かったものの終盤は失点が増え一時は4位いたものの最終的には6位に。来季はコンスタントに得点が欲しい。


7位 長野パルセイロレディース 勝点21

5勝6分9敗  21得点  25失点  得失点-4

カップ戦では好調だったもののリーグは開幕4連敗スタートとなった。その後もなかなか勝点が増えなかったものの終盤戦になって6試合で勝点11を稼ぎ三強には1勝2分と善戦。このオフに大きく陣容が変わると思われるのがもったいない。


8位 ジェフユナイテッド市原千葉レディース 勝点20

4勝8分8敗  21得点  27失点  得失点-6

昨シーズンは4位と良かっただけに今シーズンは停滞。林、千葉のケガもあり思ったようなチーム編成にならなかった事も大きく影響しているだろう。5節から17節にかけて1勝しかできなかっただけに中盤戦の戦い方が課題になる。


9位 ノジマステラ神奈川相模原 勝点19

5勝4分10敗  17得点  30失点  得失点-13

一時は中位につけていただけに終盤戦の失速が大きかった相模原。最後は8戦勝ちなしと次第に戦術面でも対策されてからの打開ができず。得点も17と少ないだけにこのオフでは攻撃面でのテコ入れが必須となる。


10位 アルビレックス新潟レディース 勝点16

4勝4分12敗  18得点  29失点  得失点-11

開幕9戦勝ちなしと最下位をひたすら歩んでいた新潟。前半戦はまったく出来が良くなかったがウインターブレイク明けから調子を上げ終盤には5試合で勝点11を稼ぎ最下位脱出。この調子をシーズン当初から出せれば大きく変わると思われる。そのためには道上以外のスコアラーが欲しい。


11位 ちふれASエルフェン埼玉 勝点16

5勝1分14敗  15得点  41失点  得失点-26

開幕当初は勝ち負けを繰り返し中位い位置していた。しかし終盤に入り勝利が減り最後は6連敗で最下位に転落。今季引き分けが1と追いつく力がなかったエルフェン。来季は黒星をどこまで引き分けに持ち込めるかで順位が大きく変わるだろう。


リーグMVP

清家 貴子(三菱重工浦和レッズレディース)

チームはカップ戦リーグ戦の二冠を獲得し自身としては12ゴールで得点ランキング2位、7アシストでアシストランキング5位と大きな貢献を数字で残した。


得点ランキング

植木が得点王を獲得。上位でば浦和、INAC、ベレーザの選手が多い中、8ゴールの井上、6ゴールの道上、中嶋、船木はチームの攻撃として大きな役割を果たした。


アシストランキング

上尾野辺が終始トップに立っていたが最後に菅澤が逆転でトップに。上位のチームを見ると得点ランキング上位の選手がアシストランキングでも上位にいることが多い。


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