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四国八十八ヶ所巡り・愛媛編⑥ 2024.5.31-6.3〜バス路線が廃止されていた「第47番札所・八坂寺、第46番札所・浄瑠璃寺」〜

<3日目 6/2(日)  八坂寺と浄瑠璃寺の間がたったの1km!>

お遍路旅では珍しく、早朝出発ではなかったので、ホテルの朝食バイキングをゆっくりいただくことができた。

見た目は控えめだけど、結構、おなかいっぱいになった。
納豆がなかったのが、少々、残念。

ホテル近くの一番町二丁目バス停8:07発大岩橋行き伊予鉄バスに乗り、8時半頃に森松バス停下車。
このバス停は乗り換えターミナルになっていて、お手洗いや自販機数台が設置された待合所だった。
8:56発えひめこどもの城行きに乗車し、9時10分、西野バス停に着いた。
事前に、ガイドブックに掲載されている最寄りバス停行きのバスを探せど、見つからなかった。
路線がなくなったのだろうか。
ネット検索して、午前中に到着できる一番近いバス停が西野だった。
もっと近いバス停はあったのだが、なんと、夕方しかバスが走らない路線だったのだ。

西野バス停から農道のような道を歩いた。
お遍路道から外れていたが、こんなスポットがあった。

文珠院八塚群集古墳。

20 分ほど歩いただろうか、溜池を通り抜け、第47番札所・八坂寺入り口に辿り着いた。

山門の天井には極彩色の絵が描かれていた。
大師堂には、独鈷が置いてあり、奥にいらっしゃる弘法大師様と紐で繋がっていた。
しっかり触れて、すこしは空海ちゃんとおちかずきになったかな。

ここで一首。

溜池を
越えて八坂寺
大師様
独鈷に触れて
繋がり感じる

こちらは本堂。

境内で、バスの運転手さんとしばしお話できた。
近くの競技場に学生たちを送り届け、時間が空いたので、八坂寺に来てみたそうだ。
横浜から区切り打ちに来ていることを伝えると、ご自身も来年からお遍路を回ろうと思っているとおしえてくれた。
来年、どこかでお会いできるかもね。

1kmしか離れていない次の目的地、第46番札所・浄瑠璃寺へ向かった。
こんなに近い距離も珍しいな。

浄瑠璃寺前に着いた時、ちょうど中華系の団体さんが帰るところに遭遇。
全く騒いでなかったので、もしかしたら日本人団体かと思ったぐらい。
台湾の方々だったのかも。

お参りする前に、早めのおにぎりランチタイム。
境内の木陰のベンチで、ペチャンコになったおにぎりを頬張って、ひと休み。

大師堂には、だっこ大師ちゃんがいたの。
抱っこしようと持ち上げたけれど、重くてモテなかったよ〜
木立の中の本堂。
このベンチ型の石は、お釈迦様が説法&修行されたインドの霊鷹山の石が埋め込まれているのよ。
仏の足跡。
裸足で踏むと、健脚になるらしいから、トライしたわよ。
かわいい亀さんと蛙さん。

ここで打ち止めにしようと予定していたが、仏様の足跡を踏んだから、もう少し歩けるかも。
八坂寺で出会ったバスの運転手さんに、(次の札所が)意外に近いと教えてもらったので、思い切って進むことにした。

ここで一首。

浄瑠璃寺
静かな木陰で
踏んでみた
仏の足跡
健脚願う

浄瑠璃寺を出て、ちょっと歩いて「浄瑠璃寺前」バス停を見つけた。
なーんだ、バス走ってるじゃん。
バス停時刻表にお知らせの貼り紙があり、読んでみると、2021年3月31日で丹波線は廃止されたようだ。
うーん、やはり路線がなくなっていた。
いろいろ諸事情があり、伊予鉄バスさんも致し方なかったのだろう。
少々、寂しさを感じつつ、心の中では「8時だヨ!全員集合」の長さんのように叫んでいた。
次、行ってみよー!

〜つづく〜

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