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四国八十八ヶ所巡り「高知編2022.9.9-9.12その3 〜念願の御厨人窟へ〜」

夏場のカフェはエアコンが効いていて、気持ちがいい。特にウォーキング後の休憩に入ると、涼しくてとても助かる。その快適さはほんの10分ぐらいだけで、あとは寒さを感じてしまう。冷えに弱い私がアイスコーヒーを注文しないのは、こんな理由があるからだ。最短でも30分は長居してしまうのも、その一つ。とは言え、温かいコーヒーを飲みながらゆっくりできるカフェは、私にとって、夏のオアシスには変わりないのだ。

<2日目 9/10(土) 前編>

早起きして、高知駅より5時台のJR土讃線・阿波池田行きに乗り、御免駅で土佐くろしお鉄道・ごめんなはり線に乗り換え、終点・奈半利駅で下車。駅前から7時台の高知東部交通バス・室戸ジオパークセンター行きに乗った。1時間ほどでバス停・大師像前に到着。室戸岬の大自然と、とても大きな弘法大師様に興奮しちゃったわ。

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大師像を拝んで、少し歩いて御厨人窟(みろくど)へ。駐車場の先に柵があり、落石注意の警告や、注意書きのプレートがあった。落石の被害を防ぐために仮設通路を設置してはいるが、入洞の際は自己責任で充分注意してほしいとの文言だった。うーん、入ろうかどうしようか、ここは悩むところ。

向かって左が御厨人窟。奥まったところに大師様の石像があるようだ。中の撮影を試みたが、暗過ぎて出来なかった。寝泊まりしていたらしいこの洞窟で、「空海」という法名を得たそうだ。入洞して、空海ちゃんが見た風景を体験したかったが、落石が怖くて断念。右が神明窟で、修行の場だったそうだ。この洞窟は深くなく、入って撮影もできた。空海ちゃんのルーツを知ってうれしくなった私は、ニコニコしていたに違いない。

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国道55号を奈半利駅方向にちょっと行くと、第24番札所・最御崎寺(ほつみさきじ)へのお遍路道入口を発見。一瞬、心が動いたが、7km弱の山道を登るのは無理。だって、病み上がりなんだもん。岬ホテル・バス停からバスに乗り、スカイライン入口・バス停で降り、お遍路道の道しるべを探したけれど、見つけられなかった。しょうがない、ヘアピンカーブが繰り返し続く車道を登るとするか!

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約20分上ってやっと、駐車場のある最御崎寺前に辿りついた。

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すぐに階段の右側の坂を登ろうと思ったが、腹が減った。ちょうど石のベンチがあったので、ランチ休憩。かなり潰れてしまったおにぎりを頬張り、駐車場から坂を上っていく人々を眺めていた。

++++++++++++ つづく +++++++++++++++





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