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四国八十八ヶ所巡り「高知編2022.9.9-9.12その6 〜第28番札所金剛頂寺〜」

やりたいことが出てきたら、なるべく早く着手した方がいい。失敗や三日坊主を恐れてやらないのは、人生の損失。この仕事が終わったらやろうとか、定年になったらやってみようとか、よく耳にする。あたかも真っ当に生きている風に見えるけれど、人生を無駄に捨てていると私は思う。したいことがあって、なんだかできそうな気がするのであれば、少しでもいいからやってみてもいいのだ。忙しいなら、なんとか時間を作って、たったの10分でもいいからやってみた方が、楽しい人生になる。1度だけやってやめてもいい。長く続かない人を軽蔑するのは、他人の目ばかり気にしているカッコつけ人間の証拠だから、気にしないことだよ。

<3日目 9/11(日)前編>
前夜の雨が上がり、いいお天気。前日同様、クールタオルを首に巻き、ドリンク&おにぎりも確保。早朝に高知駅よりJR土讃線に乗り、御免駅で土佐くろしお鉄道・ごめんなはり線に乗り換え、終点・奈半利駅で下車。元橋・バス停に8時半ぐらいに着き、ガイドブックの地図を見ながら少し歩くと、お遍路道に入るところに休憩所があった。

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徳島でもそうだったが、お遍路道沿いにはこんな休憩所があって、歩きお遍路にとってはとてもありがたい。ここはとある会社が管理をしていて、ベンチとトイレ、製氷機があり、きれいに掃除されていた。

舗装された道路から左に外れて、お遍路道を登った。結構な山道とわかり、トレッキングポールをホテルに置いてきたことを後悔した。小枝や落ち葉が道に溜まって、登るのがたいへんだった。きっと、夜の雨で道が川になってしまったのだろう。帰りは別のルートにしようと決め、30分ほどで第26番札所・金剛頂寺に到着。

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参拝してゆっくり見て回り、鐘をついて、少し休憩して石段を降りた。鯨の供養塔があるお寺だった。石段を降りると、これからお参りしようとしているおばあちゃんとお連れの方がいらした。元気に登っていく姿は素敵だったわ。バス停までタクシーで行くしかないのか、と駐車場でしょんぼりしていたら、歩きお遍路のおじさんが、ニッコリして車道から現れた。そうだ、車道を下ればいいんじゃん、なぜに気づかなかったのか!自分のバカさに呆れつつ、バス停まで車道を下った。

元橋・バス停からバスに乗り、終点の室戸世界ジオパークに11時過ぎに着いた。次の徳島方面へのバスまで約1時間。室戸の海を眺めながら、ランチタイム。今朝用意したおにぎりがリュックの中でぺったんこに変形していたが、気にせず頬張った。室戸世界ジオパークの中にあったカフェでコーヒーをいただき、ひと休み。

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やっときたバスに乗り、海の駅東洋町・バス停で下車。途中、夫婦岩があったが、撮影できなかった。バスが走る国道55号線の真横にあり、いかんせん、大き過ぎた。個人的にビーチより岩場好きな私。次回はこの室戸一帯を歩いてもいいかなと思った。

++++++++++ つづく ++++++++++



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