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【コラム】TMNETWORK≒あぶない刑事

デビュー40周年を迎えた、小室哲哉・宇都宮隆・木根尚登から成る音楽ユニット「TMNETWORK」
大規模なアリーナツアー『TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days ~YONMARU~』も大成功を収め、Netflix映画「シティーハンター」EDテーマにも新録の「Get Wild Continual」が使用されるなど、その勢いはますます加速しています

「そういえば、TMのように1980年代から活躍し、約40年を経た今でも進化しているエンタメ・カルチャーって他にも何かあるのか?」と考えたところ

ありました!
『あぶない刑事(デカ)』です!

あぶない刑事
元々は、1986年10月5日から1987年9月27日にかけて日本テレビ系列で放送された連続テレビドラマ。
横浜港警察署捜査課の刑事、鷹山敏樹(タカ):舘ひろしと大下勇次(ユージ):柴田恭兵の最強バディが、粋なジョークとクールなアクションでスタイリッシュに活躍!
後に大女優となる浅野温子や若手時代の仲村トオルも脇を固めています
80年代後半を代表する、国民的な人気を呼んだテレビシリーズです

ネット情報を組み合わせました

5月24日には8年ぶりの新作映画「帰ってきたあぶない刑事」が公開され、TM同様、その勢いはますます加速中🚅

TM・あぶ刑事、共に80年代中期から昭和・平成・令和を跨いで活躍しており、そこには何かしらの共通点があると思っています

そこで個人的にですが「TM・あぶ刑事の長年愛され続ける共通点」を探ってみました


「TM・あぶ刑事の長年愛され続ける共通点」

①主役・メンバーがスタイリッシュ

あぶ刑事でいえば、主役の「タカ」こと舘ひろしさんと「ユージ」こと柴田恭兵さんがDCスーツに身を包み、横浜の街や倉庫街を駆け抜ける様は、とてもスタイリッシュで瀟洒な振る舞いと相まって、従来の汗臭い刑事ドラマ(太陽に吠えろ💦)とは明らかに一線を画していました
TMもアルバム「self control」から現在のTMのイメージ(スタイリッシュなスーツやジャケットでのパフォーマンス)が確立したと思います
木根さんが「当時は笑うことが厳禁であった」主旨のことを言われており、パブリックイメージを守ることを徹底されていたのでしょう

②異なるバックグラウンドを持った方々が融合した好例

あぶ刑事でいえば、舘ひろしさんは当時「石原軍団」所属で、どちらかといえば、演技より派手なアクション重視の方向性、対して柴田恭兵さんは劇団出身(東京キッドブラザーズ)で演技派且つ凄く器用な役者です
はたから見れば、対極な人選に見えますが、ドラマを見るとアクション・コミカル・スタイリッシュどれも調和が取れた最強バディとなっています
TMも、小室哲哉さんは、シンセを駆使した楽曲&自分が良いと思えば人間関係もドライに割り切る対応をする人ですが、木根尚登さんはフォーク楽曲がルーツ&人情・人の輪や関係性を重視する人です
こちらも若干、対極な二人ですが、宇都宮隆さんと合わさることで唯一無二のTMのパフォーマンスが成立しています

③脇役・サポメンの人選が優れており、今も大活躍中

あぶ刑事でいえば、浅野温子さんや仲村トオルさんを起用したことでしょう
後にお二方は主役級を張る俳優として大出世をしています
(ただ館さんと柴田さんの前ではいつまでもカワイイ後輩扱いですが😃)
少し主旨と逸れますが、当初、舘さんのバディは柴田さんではなく「三田村邦彦さん」を想定されていたようです
三田村さんには申し訳ないですが、当時、舘さんと本当の意味でタイマンを張れる役者は柴田さんしかいなかったでしょう
TMもサポートメンバーからB'zのギター松本孝弘さんFENCE OF DEFENSEのメンバーaccessのメンバー且つTMRevolution・西川貴教さんのプロデュースで一躍有名になった浅倉大介さんギタリストの葛城哲哉さん等を排出し、こちらも大出世をしています👏

④絶頂期が若者のカルチャーになっていた

あぶ刑事の絶頂期が私の幼少期であり、唯一覚えている記憶が「もっとあぶない刑事」が放送していた頃で、親戚の家に泊まりに行っていた際、いとこの中高生のお姉ちゃんが食い入るように見ていたのが印象に残っています
TMも「Get Wild」や「CAROL」期は日本の音楽界をリードする存在となっており、カルチャーの域に達していました♬

⑤皆、どの時代でもカッコよい

あぶ刑事の舘さん、柴田さん及びTMの小室さん・宇都宮さん・木根さん皆、現在65歳~70歳前半の年齢ですが、年をとらないと言いますか、年齢を感じさせないビジュアル・動き・演奏で圧巻の一言です!


色々と「TM・あぶ刑事の長年愛され続ける共通点」を記載しましたが、彼らのインタビューや会見を見るに、最終的には人柄だったり、誰に対しても丁寧な振る舞いといったところが長年愛され続ける理由かなと思います

これからも更なるご活躍を期待します👏

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