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2015年10月29日(木)
かなり前から「やってみたい」と思っていた海外ライド、RedbullのサイトやDownhill a gogoのオオイシさんがブログなどでその魅力を発信していたニュージーランドのロトルアは特に気になる場所で、5月頃から計画を立てて準備を進めてきた。


今回の旅は行きつけショップ千葉県八千代市にあるVillageTopBicycleの常連でライド仲間のBobが真っ先に同行を決意してくれた。
カナダのウィスラーへDHライドを計画していたTeam.bbsのライド仲間T氏も巻き込んで、3人で行くことになった。
朝、勝田台でBobと合流し成田空港へ、USAパーキングに停めると、ちょうどT氏も合流し、初対面のBobと挨拶。そこから空港までは駐車場のバスで送迎。
NZ行きを決断してから調べた中で一番リーズナブルかつそれなりに信頼性のあるエアラインという条件で、今回は香港経由のキャセイパシフィックを使う事に。
カウンターでチェックインと手荷物預け、重量は意外と問題なくパス。軽く朝食を済ませ、時間調整して出国手続き、CX501便で香港まで3時間半のフライト、ほぼ定刻通り香港に到着し乗り継ぎポイントから出国ゲートのフロアに移動。

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無料のwi-fiをつないでフードコートで時間をつぶしつつオークランド行の便を待つ。
約3時間の乗り継ぎでNZ80便コードシェアのCX7401便に搭乗、搭乗の際に心配になり「俺の荷物はちゃんと載せたか?」と確認。オークランドまで約11時間のフライト。NZのCAさんは大柄な方が多いけど、みんなフレンドリーで親切。

2015年10月30日(金)

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翌朝10時頃にオークランド空港に到着、預けたバイクもちゃんと受け取れて一安心。
入国手続きでは事前に聞いていた通り厳しい検疫チェックもしっかり洗車してきたので「beautiful」と一発OK、3台持ち込み私のバイクだけチェックして残り2台はスルー。

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無事にNZへ入国して、さっそく現地SIMを発見、SpeakというキャリアのトラベラーSIMが19NZD、通信手段も入手しi-siteから予約していたACEレンタカーにピックアップを依頼。指定の場所に行くと黄色いハイエースがお出迎え、バイクの箱はヒッチで牽引するトレーラーに積み込み。 国内線ターミナルを経由してレンタカー屋に到着、予約していたトヨタ・エスティマを受け取り、いざロトルアへ。

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11時過ぎにオークランドを出発、T氏のGoogleMapによるナビで私が運転。途中、渋滞の表示が出るも、これって日本なら信号待ちレベル(笑)
ニュージーランドは左車線右ハンドルで日本と同じだから戸惑う事も少ない。あえて日本との違いというと、ロータリー交差点が多い事くらいか。
借りたエスティマもグローブボックスを空けると日本から来た中古車だった事が点検整備簿で分かる。
ハイウェイの途中で休憩&ランチをマックで簡単に済ませ、さらにドライブ。
ハミルトンの街を抜けていくとかなりの田舎道で予定よりも時間が掛り約4時間弱で目的地のロトルアへ、市街地に入ると温泉の硫黄臭が漂う。

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さっそく、モーテルにチェックインすると1時間後にワイパカーパークから出発するシャトルに間に合わせるべく急いでバイクを組み立て準備。前後のタイヤに前後のサスペンション、さらにドロッパーポストと5カ所にエアを入れるためポンピングで走る前から腕が上がりそうな状況も、海外トレイルへの期待で忘れてしまいそう。

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3人とも手際よくバイクを組み立ていざ出発。モーテルはトレイルから近い場所を選んだのですぐ裏山くらいの距離。 時差ボケは無いけど長時間のフライトで調子の上がらない体に鞭打って10分ちょっと舗装路を自走するとシャトルの拠点、ワイパカーパークに到着。
何とか16時30分のシャトルには間に合いそうだが、現地通貨を一切持たずに動く我々はシャトルのチケットをクレジットで買う必要がある。

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早速、シャトルのドライバーにチケットの購入について確認するとクレジットでの支払いなら5分ほど自走した先にあるプラネットバイクで、との事で慌てて更に移動。 プラネットバイクに到着し20回シェアラブルのチケットを購入、そして水を汲ませてもらい、トレイルマップも購入。
暫くするとワイパカーパークからシャトルが上がってきたので我々もバイクを荷台に乗せて、いざ乗車。

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まず一本目は「Upper Corners~Corners」上下左右に心地よくバンクとウェーブが組み合わされたトラックで、来て良かった!と思える。
途中で止まって、3人顔お互いに顔を見ると笑みが止まらない。そして「何だこれ!やばい、すごい」と一言。
途中、激落ちポイントやキャニオンのジャンプポイントが出てきたり、ちゃんとエスケープがあるけど、気を付けないと危ないかも。
極上のトレイルはまだまだ続き、最初の一本を走り終えるとすぐにシャトルへバイクを乗せて2本目へ。シャトルで登る間、3人でオオイシさんがハマる訳に納得だねと。
2本目は「Hucklberry Hound~Little Red Ride Huck」の組み合わせ。こちらも良く整備されたトラックで思い切って走れる。こっちの方がCornersよりも少しスピード域が高いかな? 朝まで雨が降っていたとの事で、一部水溜りも残るコンディションだったが、それも気にならないくらい楽しい。
あっという間に2本を走り終え、3本目は最近出来たばかりの新コース「Eagle vs Shark」へ。 動画で予習していたが、実際に体験すると、その凄さ、楽しさは比べようもない。
このトレイルはメインの反対側に降りるため、戻るためにはPipeline Roadをぐるっと回る必要があるので、緩やかなアップダウンを超えて表側に戻ると「Be Rude Not 2」~「Mad If You Don't」とトレイルを繋いで終了し、ワイパカーパークに戻りモーテルまで自走で帰り初日のライドは終了。

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シャワーを浴びて汗を流し、1日目の夕食は街に出て済ませることに。欧米らしく「肉を食おう」という事でロトルア中心部のフードコートでステーキを食べることに。
美味しいけど、ソースの味つけが単調なのは欧米らしい・・・ ニュージーランドの夜は思いのほか寒く、10度を下回るくらいまで冷え込みました。

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