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ファームジョブとファクトリージョブどっちがおすすめ?

今はホスピタリティのお仕事でもセカンドビザやサードビザが取れるので、わざわざファームやファクトリーに行かなくてもいいですが

ファームだと、各国のバックパッカーと知り合えたり自然を感じられたり
ファクトリーだと安定してガッツリ稼ぐことができる

といったメリットがあります。

そこで今回は、どちらも経験してきた私がどの人にどっちの仕事があっているのか相談に乗っていきたいと思います。

まず先に、私はファクトリー派です

私はファームジョブも好きでしたし、ファクトリージョブも好きでした。
それぞれメリットデメリットはありますが、私の場合はどちらも楽しく稼げていました。

特に

・ブルーベリーピッキング(バンダバーグ)

・ミートファクトリーのスライサー(ギンピー)

・パン工場(現在働いている職場です。セカンドは取れません。アデレード)

はとても楽しかったです。


どっちがよかったかと聞かれると、圧倒的にファクトリージョブです。天候に左右されないし、なんせ時給なので、他の人と競争しなくていいからです。

歩合制のファームは稼げますが、ずっと気を張っていないといけなかったですし、作業も早くやらなければならなかったので、怠けられませんでした。

ファームジョブが向いている人

歩合制のピッキング

歩合制のピッキングは基本的に外でのお仕事で
ハーベストシーズンを見て、決めていく必要があります。QLDは年中野菜や果物があると言っても、冬だとやはり野菜の育ちは遅くなり収穫量も変わっていきます。

ハーベストシーズンはこちらのPDFをご覧ください↓

https://jobsearch.gov.au/content/documents/harvest%20guide.pdf


外でのピッキングは暑くて辛いですが、ダイエットにもなるし、シーズン中速い人はかなり稼げます。

友達でもストロベリーピッキングで週$2000稼いでいた子や、ズッキーニで週$3000稼いでいた子がいました。そういう子たちは「特別」です。普通じゃないです笑

私は運動神経が割といい方でブルーベリーピッキングは2ヶ月近く毎週$1000は稼げていました。ズッキーニは稼げた時と稼げない時の差が半端なかったですし、腰も痛くなったのでやめました。


歩合制のピッキングがおすすめの人

・運動神経に自信がある人(特に体重の軽い、身長の低い人は有利です)

・外仕事が好きな人

・ダイエットしたいと思っている人

・足腰の強い人

・競争が好きな人

・ガッツリ稼ぎたい人(シーズンを狙いましょう)

・英語力に自信がない人

・韓国人と仲良くなりたい人(彼らはファームジョブで稼いでいる人が多いです)

※ブルーベリーピッキングだけは別で、どんな人にもおすすめです。腰も痛くならないですし、運動神経はあまり関係ないと思いました。

シェッドジョブ

主にシェッド(小屋)でのパッキング作業が中心になると思います。

私はマリーバでバナナのパッキングをしましたが、ピッキングに比べるととても楽でした。ですが、ピッキングを楽しんでやっていた私からするとちょっとつまらなかったです。

主に女性がやっていますが、男性でも段ボールを積み上げる作業やフォークリフト、バナナシェッドだとカッティングやハンギングといった仕事もあります。

仕事も時給制で、シーズン中は長い時間働けるので稼げるお仕事です。ですが、遅いとクビになる可能性があるのと、場所によっては英語が話せなければ働けない場所もあります。


シェッドジョブがおすすめの人

・運動神経や体力に自信のない人(でも長時間立って仕事はしなければなりません)

腰痛持ちの人

・根気強く頑張れる女性

・日に焼けたくない人

・英語力が必要

ファームハンド

ファームハンドとは

・シーズン前の種まきや苗うえ、草むしり、剪定、水道の管理、ピッキング、後始末など畑の管理

・野菜や果物を収穫する前に行わなければならない一連の過程をする仕事

のことを言います。

仕事の募集としては、例えばプランティング(苗うえ)のシーズンですと一つの仕事を募集している場合と、ファームハンドとして何ヶ月かに渡って一連の仕事を募集している場合があります。

私もズッキーニのプランティングのお仕事をさせてもらったことがあったり、相方はアーモンドのスプレーヤー(薬かけ)やトマトファームの水管理の仕事をしていたことがあります。

こちらは基本的に時給制のお仕事になります。

ストロベリーのプランティングは歩合制でありますが、相方は時給$8とかで怒って2時間で帰ってきたことがあります。(2022年現在は最低時給保証があるため$8はあり得ないです)

こちらの仕事は仕事が遅くても、まあなんとかなるお仕事です。ヨーロッパ圏の男子が多い印象です。

時給だからクビの可能性は・・・?と思う方もいると思いますが、真剣に働いていれば大丈夫だと思います。あまりファームハンドでクビになったって話は聞かないですね。


時給制のファームハンドがおすすめの人

・外作業は好きだけど、歩合のピッキングみたいに速くしなければいけない仕事が苦手な人

・歩合制だとどうしても稼げないという人

・他人と競争したくない人

・英語力も指示さえわかればOK

ファクトリージョブ

ファクトリーは様々なものがあり

ビーフやチキンなどの肉工場(オーストラリア全土にあり)

サーモンや魚介類などの魚系工場(サンシャインコースト・シドニー・ポートリンカンなど)

グレインやコットン、砂糖など穀物類

パンやヨーグルト・サラダ、ソーセージ、ペプシなどの食品加工工場

サンダルウッド、ガラス、LUSHの石鹸など製品を作る工場

セカンド・サードビザが取れる工場とそうでない工場があるので、あらかじめ確認することが必要です。(ポストコードも調べましょう。シティ近くは対象外です。)

ファクトリージョブのメリット

・最速でセカンドビザ・サードビザが取れる(週5で38時間以上働ける場合が多い)

・天候に左右されない

・食肉工場は最低時給が高い場合が多い(私が働いていたビーフファクトリーは2020年時点でも$27スタートでした)

・ファクトリーは基本大きな会社のため違法の場所が少ない(最低時給は保証されているが、たまに深夜手当がちょっと遅い時間から付いたりなどごまかしているところもないわけではない)

・田舎のファクトリーだとオーストラリア人が多く働いている

・決まった時間長く働けるため、安定して稼ぐことができる

・工場自体が大きいため、福利がある(クリスマスにプレゼントがあったり、休憩所に電子レンジがある・コーヒーがタダなど)

・日に焼けない

ファクトリージョブのデメリット

・ファームドリームは狙えない(夜勤で土日もあるような場所ならいける)

・食肉加工工場では、牛が死ぬところを見たり匂いがきついなど精神的に辛いことがある

・ビーフは意外と重たいしでかい

・夜勤になる可能性もある

・車がないと雇ってくれない場合がある

・英語力がファームジョブよりも必要(多くの工場では、研修があり公衆衛生や安全対策についてを学ぶ必要がある)

・ファームジョブは日が暮れると終わるが、ファクトリージョブは終わらないし残業も多い

・地元のオーストラリア人がFワードを沢山言ったり、何かあったら叫ぶ必要があるため精神的に辛い

・ナイフの使用やパッキングで手首が痛くなる

アラサー女子に向いているのは?!

アラサー女子におすすめは

シェッドでのパッキングジョブ

ファクトリージョブ

ピッキングをするならブルーベリー

を姉やんはおすすめします。

どうしても20台前半の子に体力は勝てません。外でのピッキングも日差しが強いのでガッツリ日焼け対策をしないとシミができてしまいます。

なので、日に当たらない仕事をおすすめします。

また、時給制で天候に左右されにくいシェッド・工場の仕事は安定していますし、結構韓国人や台湾人の女の子も多く楽しく仕事ができます。

ファームジョブもバックパッカーで暮らせば、ファームジョブ仲間ができますし、一生の思い出になります。ただもう二度とやりたくはないですけどね笑

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