鉄拳8 シャオユウ 初心者向け その2


初めに

前回はシャオユウを使う上で重要な構えについてみました。
今回は構えに移行する技、構えから出せる技を含めたオススメ技を各構え関連ごとに紹介します。なので結構なボリュームになります。
今回からはフレーム等も表記していきますが、
ヒット時のフレームは「H」で、ガード時のフレームは「G」で表記し、
構え移行時のフレームは「移行」で表記します。また有利状況のフレームの場合は「+」、不利状況のフレームは「-」が数値に付きます。
※記事内のWPはLPとRPの同時押し、WKはLKとRKの同時押しとなっています。また方向についてはテンキー表記(→=6、↓=2な感じ)とします。

「鳳凰の構え」関連のオススメ技

鳳凰の構え移行技

  1. コマンド:WK(中段)  攻撃発生:23F H:+3F G:-1F 移行:2入れ H:+4 G:0

  2. コマンド:9LP(下段) 攻撃発生:33F H:+10F G:-7F 移行:自動

  3. コマンド:2LP(中段) 攻撃発生:17F H:+8F G:-7F 移行:2入れ H:+4 G:-11

  4. コマンド:666LK(中段) 攻撃発生:23F H:コンボ可能 G:+7F 移行:自動

鳳凰の構え移行技の3番目で、2LP中の2入れでの構え移行
ガードされても距離が遠く、姿勢の低さもあって避けやすい

1はカウンターすると構えに移行した場合でもダメージが高めのコンボに行け、ガードされた時でもリスク無しと主力です。立ち回りでもどんどん出せていけます。さらに技の最中は空中状態なので、たとえ相手の攻撃で潰されてもダメージが低く済みます。

2は下段で相手の立ちガードを崩しながら大幅有利で構え移行出来ます。
見てからしゃがみガードされなければ、どんどん出して攻めに移れます。
一応、

3は構え移行時にガードされてると-11Fと一見反撃されそうですが、ガードされていると相手との距離が離れる上に鳳凰の姿勢の低さでほぼ反撃は届きません。相手が反撃しようとして技を出してもほぼほぼ空振るので、その隙に構えの攻撃を入れられます。ガードされ構えに移行していると、発生の早い下段の反撃は入ります。

4は中距離から突っ込むのに最適で、ヒット時にコンボに行けてガードでも大幅有利で構えで攻めれます。

鳳凰の構え中の技

  1. コマンド:RPLP(中段.中段)  攻撃発生:13F H:ヒート G:-12F

  2. コマンド:RK(中段)  攻撃発生:12F H:+8 G:-3F

  3. コマンド:WP(中段)  攻撃発生:19F H:ダウン(空中でトルネード) G:-1F

  4. コマンド:6RK(下段) 攻撃発生:18F H:+4F G:-7F

鳳凰の構え中の技の3番
遠めの距離から届いてカウンターするとコンボに。

1は発生が早く、ダメージも高めでヒット時にヒートに移行する優秀な技。
ガードされても軽い反撃を受ける程度で済むので気軽に出していけます。

2は1よりかはローリスクローリターンで、様子見で出す感じです。
ガードされても少ない不利フレームで済むので、また2WPで構えて攻めるのもありです。

3は遅めの中段ですが、リーチがかなり長くガードされてもほぼ不利フレームがないのでこちらも気軽に出せます。さらにカウンターするとコンボで、空中の相手に当たった場合でもコンボにいけます。ローリスクハイリターンで逆転を狙うときにも頼れる技です。

4は軽めの下段で他とは違うところが、出したあとも構えを継続できます。
他の中段をガードされる場合は、もう1回RKを追加入力で下段が出るので1発止めと2発出し切りで下段を意識させていきましょう。そうすると中段も当たりやすくなります。2発出し切りの場合は構えが解除されます。

「擺歩(はいほ)の構え」関連のオススメ技

擺歩の構え移行技

  1. コマンド:6RPLP(中段.上段)  攻撃発生:16F H:+5F G:-6F                                移行:4入れ H:+11 G:0

  2. コマンド:66RK(上段)  攻撃発生:20F H:+13F G:+9F 移行:自動

擺歩の構え移行技の2番目
少し遠めからでも届いてしかも大幅有利フレームで2択に行ける

1はそこそこの発生で使いやすく、ヒット時には擺歩の構えの技で2択に行けます。最初は移行せずに様子を見て、ガード後に手を出してくる相手の場合は追加のRKを入力してカウンターを狙いましょう。3発目はカウンターするとコンボに行けます。3発目を意識させたら動きづらくなるはずなので構えに移行して攻めるのがいいでしょう。
やってくる人はほぼいないですが、ガード時に移行してしまうと15Fの浮かせ技がほぼ確定します。

2はリーチが長めでガードされても擺歩の構えの技で2択に行ける優秀な技でさらにカウンターするとコンボに行けます。
最初はこちらだけを使って擺歩の構えに慣れるといいでしょう。

擺歩の構え中の技

  1. コマンド:RP(中段)  攻撃発生:18F H:ヒート G:-4F

  2. コマンド:LK(下段)  攻撃発生:20F H:+7 G:-12F

  3. コマンド:RK(上段)  攻撃発生:14F H:ダウン G:-2F

  4. コマンド:WK(上段)  攻撃発生:25F H:コンボ G:+2F


擺歩の構え中の技の1番目
移行技をガードさせて+9フレームなのでRPの中段と
LKの下段でLP(ジャブ等)などの発生の早い技で割り込めない2択になる

1は2歩分歩いた状態だとG:+5Fで近距離、3歩分歩いた状態だとG:+9Fで遠距離になります。3歩の状態は狙わず、構えたらすぐ出すか2歩を狙っていくのが基本。

2は2歩分歩いた状態だとH:ダウンになり、3歩分歩いた状態だとH:コンボになります。こちらも基本はすぐに出すか2歩を狙っていき、逆転を狙うときや絶対に立ちガードしかしない相手に3歩を出すといった感じです。

3は他より発生が早くカウンターするとコンボに行けるので、今回紹介する移行技からだと移行技の1をガードされた時に出す用です。

4は移行技の2がカウンターヒットした時のコンボパーツになります。
ほぼ使うことはないです。

「背向けの構え」関連のオススメ技

背向けの構え移行技

  1. コマンド:6LKLP(中段.中段)  攻撃発生:16F H:+8F G:-3F 移行:自動

  2. コマンド:3LP(中段)  攻撃発生:14F H:+7F G:-4F 移行:H:+9F G:-2F

  3. コマンド:4RPRP(中段.下段)  攻撃発生:15F H:+4F G:-7F 移行:自動

  4. コマンド:1RP(下段)  攻撃発生:18F H:+5F G:-8F 移行:自動

背向けの構え移行技の2番目
ガードされてもシャオユウの右手側へ横移動することで
相手の発生の早い反撃のLPなどを避けれる

1はガードされてもすぐに振り向けば反撃をガードでき、さらにシャオユウの右手側へ横移動(1P側の場合は背を向けると画面の奥側、2P側の場合は背を向けると画面の手前側)することでホーミングの技(横移動を潰す為の技)以外はほぼ避けられます。この技は2段技なので「技がヒットしていたら攻める、ガードされていたら守る」といった鉄拳の基本を行いやすいです。

2はヒット時には攻めやすく、ガードされている時は守りやすいです。
単発技で背向けに移行した場合でも不利フレームが少なく、背向けの構えで素早く攻める時に使いやすい技です。さらに他のキャラの3LP系とは違い、技中はしゃがみステータス(上段の技を避けれる)なので相手のLPなどのジャブ等を避けながら攻撃できます。初心者のうちは強さを実感しづらいですが、鉄拳に慣れてきてシャオユウを動かすのにも慣れてくると非常に強く感じる技です。

3は2段技で2段目が下段なので相手の立ちガードを崩しながら背向けの構えで攻めれます。ただし1発目のリーチが短く、2段目をガードされると反撃を受けてしまう可能性が高いので「あと1発で倒せる!」といった場合など、使うポイントを絞るといいでしょう。1発目だけで止めても背向けの構えに移行できるので、慣れてきたら1発目だけと2発目でタイミングをずらしながら背向けの構えで攻めれると尚良しです。

4は1番気軽に下段で崩しながら背向けの構えで攻めれます。発生も早いので頼れる下段ですが、ガードされると15Fの反撃(コンボ始動技)が確定します。ガードされた時が怖いですが、初心者のうちはまずコンボ始動技で反撃されないのでガンガン仕掛けて背向けの構えで攻めましょう。

背向けの構え中の技

  1. コマンド:RPRPWP(上段.中段.中段)  攻撃発生:12F H:+5F G:-11F

  2. コマンド:LP(中段)  攻撃発生:16F H:+4F G:-5F

  3. コマンド:2RK(下段)  攻撃発生:24F H:コンボ G:-26F

  4. コマンド:2LK(下段)  攻撃発生:16F H:+7F G:-12F

  5. コマンド:WPRK(中段.上段)  攻撃発生:16F H:ヒート G:+3F

  6. コマンド:2LP(特殊下段)  攻撃発生:10F H:+6F G:-5F

背向けの構え中の技の1番目
相手の反撃を避けつつ、大きめのダメージを与えられる

1は発生が早く、1発目から連続ヒットで大きめのダメージを与えます。
ガードされても距離がそこそこ離れるのでほぼ反撃はなく、反撃されたとしても少ないダメージで済みます。ローリスクミドルリターンな選択肢になります。一応、最後のしゃがむ部分で2を入れておくと鳳凰の構えに移行できるので、途中でヒットしているのを確認して移行できると、攻めのバリエーションが増えます。もちろん、慣れるまではやらないほうがオススメ。

2はコンボでもよく使う技で、リーチが長めでカウンターするとコンボに行けます。これを出すときはカウンターを狙えそうな時に絞りましょう。

3はコンボに行ける下段です。発生が遅めでしかもガードされるとコンボ始動技を受けるほどなので非常にハイリスクハイリターンです。
当たれば逆転出来そうな時に狙うのがいいでしょう。
ただし、人によってはこの技を「見てからガード」してくる人もいます。
1回打ってみてもしガードされたら、もうその人に使わないほうがいいでしょう。

4はヒット時に攻めやすく、ガードされても軽めの反撃で済むので背向けの構えから様子見をしつつ、でも少し攻めたい時に便利です。
発生が早い下段なのでこちらは2RKとは違って、「見てからガード」はまずできないです。

5はヒット時はヒートで攻めれて、なんとガードされても有利フレームで背向けの構えのままです。2発目が上段なのでしゃがまれるとコンボ始動技を受ける可能性がありますが、優秀な技なのでコンボ始動技を受けるまではガンガン打っていっていいです。

6は背向けの構えの中で1番発生が早く、リスクもリターンもあんまりないので4や1での振り向きガードよりかはほんの少し強気な様子見の選択肢です。
しゃがみステータスなので、相手のLPなどのジャブ等の上段を避けつつ攻撃できます。

終わりに

正直、構え移行技と構え中の技だけで十分多いですね。
しかもここから構え関係ない技もあるわけでして・・・
やはりシャオユウは初心者が使うのにはかなり難しいと思います。
いきなり全部覚えて「実践!」は難しいので、何個か紹介したものからさらに絞って構え移行をしてみて少しずつ慣れていけば、きっと構えにも慣れていきます。トレーニングで試しに構え移行技から構え中の技を出してみるのも整理するのにいいでしょう。シャオユウに慣れるまでは、勝ち方を把握するのに窮屈に感じるかもしれませんが、慣れてくると攻めが強烈でどんどん楽しくなってくるいいキャラです。あと何より可愛い。
次回は構え関係ないオススメ技と私が使用しているオススメ連携を記事にしようと思います。それでは、長い記事を読むのお疲れさまでした。

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