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自宅サーバー Ubuntu 24.04LTS SoftBank光 光bbユニット E-WMTA2.4 DMZ設定


我が家のネットワーク構成

インストールと大まかな設定が終了したので、サーバーをインターネットから接続できるようにする。我が家ではSoftBank光を利用しており、RX-600KIと光BBユニットE-WMTA2.4という構成である。ちょっと違うのはひかり電話(N)とBBフォン両方の電話を利用できるようにしている点だろうか。
softbank光のIPv6高速ハイブリッドはなかなか性能が良い上に、自宅サーバーを使う上で都合が大変良い方式である。
IPアドレスは固定できないが、調べたところ2年間同じIPアドレスを使い続けているので実用上固定IPと考えてもよいだろうと判断している

光BBユニットとRX-600KI

DMZの設定

サーバーをインターネットに公開するうえで、ポート転送を利用するか、DMZを設定するか迷ったが、とりあえずDMZで設定しインターネットから自由にアクセスできることを確認してから必要に応じてポート転送に切り替えてもよいだろうとまずはDMZの設定で挑戦してみることにした。

「光BBユニット」ルーター機能の設定→DMZ設定

IPアドレスはサーバに合わせて192.168.1.2を設定したところエラーが出て設定できないことがわかった。

エラーが出て設定できない

インターネット上で調べたところどうやらDHCPで割当している範囲でしか設定できない謎仕様だということがわかった。
DHCPだとIPアドレスが変わってしまう可能性があるので、苦肉の策としてサーバーには固定IP 192.168.1.33を設定し光BBユニットではMACアドレスとIPアドレスを紐づけ同じIPアドレス 192.168.1.33を常に与えるようにした。
これで192.168.1.33は他で使われる心配はないだろう。

「光BBユニット」ルーター機能の設定→IPアドレス/DHCPサーバの設定

サーバーのIPアドレスの変更

光BBユニットの仕様で192.168.1.2から192.168.1.33にIPアドレスが変更なったのでサーバーの設定も合わせて変更する。

$ sudo vi /etc/netplan/99-enp1s0-fix.yaml
network:
    version: 2
    renderer: networkd
    ethernets:
        enp1s0:
            dhcp4: false
            dhcp6: false
            addresses: [192.168.1.33/24] ←変更箇所
            routes:
              - to: default
                via: 192.168.1.1
            nameservers:
              addresses: [8.8.8.8, 8.8.4.4]

addresses: セクションを192.168.1.33に書き換えた

$ sudo netplan apply

設定を更新し、インターネットからアクセスできることを確認して完了

Windows11の/etc/hosts

サーバーにアクセスするのに毎回IPアドレスを入力するのは面倒くさい。Windowsでも名前解決にhostsファイルが使えるので、そこにサーバー名を記述することとする。
hostsファイルは C:\Windows\System32\drivers\etc にあるので管理者権限で編集し以下を加えた。

192.168.1.33  sv00

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

これでsv00と入れるだけで接続できるようなった。

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