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アメリカで家を買う

アメリカで長く住むことが想定される場合には、家の購入を検討されるかたもいらっしゃると思います。当初から長く住むかどうかわからないという方も多いと思うのですが、一度、アメリカで家を買うことについて考えてみることをお勧めします。

日本人的には、「家は一生の買い物」ですが、アメリカでは中古住宅市場が成熟しており、ライフスタイルに合わせてタウンハウスから、シングルファミリー(戸建て)、そしてコンドミニアムという風に買い替えるのも一般的です。家の購入相談は、州の不動産エージェントの資格を持った方に相談すれば、どんな準備が必要になるかわかると思います。ローンを組む際に、頭金の用意(20%程度)とクレジットスコアが一定水準に達していることが必要ですが、それさえクリアできれば準備万端です。

RedfinZillowといった不動産情報が掲載されているサイト(特にモバイル用のアプリがおすすめです)を見ると、自分の住みたいと思っているエリアがどれくらいの価格で取引されているのか、簡単に調べることができます。
知っている人の家を見て、「あー、この家はいくらで買ったんだなー」なんてこともわかったりしてしまいます。取引の透明性というのはすばらいですが、プライバシー点ではどうなのかと少し思います。

アメリカ居住者と税法上みなされると、確定申告の際に住宅ローンの支払利子の控除ができ、節税効果もあります。

地域によっては、日本より圧倒的に大きな家が、手ごろな価格で購入できたり、人口が増加している地域では、1年で10%以上不動産価格が上昇したりというところもあります。

私は渡米後1年を過ぎてから、家の購入を検討し始めましたが、市場の状況を考えたら、すぐにでも準備をしておくべきだったと後から少し後悔しました。これから駐在、転勤等でアメリカに長期滞在される方には、ぜひとも家の購入を検討されることをお勧めします。



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