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愛そうとしなくていい

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お金を貰っていようと、いまいと売春行為は不健康である。内的な、本当のストーリーを損なう。そこに愛がないのに性的行為のために肉体を提供するのでは、心が凍り付いてゆく。

人には言えないタイプの告白をしてしまった。。後悔はしてない。
基本的にはエロス(性)とタナトス(死)の交合という方向でトラウマを癒していきたいのですが、野蛮な性愛というものもあって。
共通しているのは、頭で理解するより早く、全身で愛と和解するところですかね。セックスは闘い。

愛とは表現されるものではない。息を吹いて、命が吹き込まれるガラス細工のように、愛とは呼吸とともにある事だ。愛とはまなざしである。愛とは身ぶりであり、佇まいである。表現し難いものこそが、愛の本質である。「愛している」という言葉は、本当はとても言いづらいことだ。愛がないと空虚な言葉。

愛そうとしなくていいよ。私。
ただ、受け容れるだけでいい。あなたの存在を、ベットの上で、受け留めればいい。柔らかく頭を撫でて、それだけいいんだ。あなたは穏やかな目つきする。私に愛が注がれているのがわかる。それは無意識の行為だ。愛とは表現されるものではなく、体現するものである。

愛そうとしなくていいよ。私。
人を愛そうとすると、他が見えなくなるから。その人ばかりに夢中になって、視界が真っ暗になるから。そんな時私は、“愛のただ中”にいるとは思えない。
愛そうとすることはエゴなんだ。エゴのする、偽りの表現なのだ。愛そうとすることで無視をする。対立が生まれる。

愛さなくていいよ。あなたが私を愛そうとすると、私はなんだか苦しいんだ。
人を愛そうとすると愛さない人間が大勢出てくると言ったね。私は常に、愛とは遠い存在でありたい。最も愛に近付くために。