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キャスト募集の代行。とその本音。

今日に至るまでの経緯も話す。

2月に芸創で幕が開くお芝居の演目が七人出るアレでなければ
そもそも飛びついていないと思う。
俳優復活する、と決めたのはほぼ演目のせい。
参ったね。情報公開まで言えんけど。察しの悪い人に教える義理は無いのでお母さんかお父さんと一緒に考えてね。

「出演者を何人か追加したいんですが良い人いませんか?」と演出から声がかかる。
まだ初めましてもしてない。
そこからまぁ…しぶしぶ俺もやるワケよ


こんな風にさ、RTとイイネ皆さん本当にありがとうね。
多くの人に情報が届いたと思う。
DMはホント詳細を聞くぐらいしか来なかったんだけどね、まぁ良いよ。参加希望あれば嬉しかったけどね。

んでから、演出から「希望人数が募集人数に達しても、募集は辞めないでください」と言われる。
いまだ出会ってない演出さんに。え、人足りて…え?

おうどしたどした?
なんかあったか?大丈夫か?

そんなリスクのかぐわしいかほりがしまして、

「とにかくサシで会おうや」と。君ん住んでる所まで行くわ、と。

それで金曜に至ったワケですわな。
コメダ珈琲でこんにちはこんにちは言い合って。
詳細を聞く。

俺は「募集、言われたからかけさせて貰ったんですけど、実力や人材の推移が、僕のフォロワーさんバラッッッッッッバラなんですよ。マジ。重鎮の人から自称役者で舞台上がった事ない人まで、オールジャンルおらはってくださられまして。ええ。」と。

そう言いまして。
実際、座組のバランスなんかは本当、痛い目をよくみるじゃない。
仲間内じゃないと面白くない稽古場とかも普通に軒並みあるし。

どういう集まりなのか、どの程度どんなのがやりたいのか、そういうのをしっかり聞きましてね。
募集する人をちゃんと見極めたんですけど、今読まれてる方のお知り合いとかでなんか良い人いませんかね。
という思いです。この後は一字一句読んで欲しい。

エンタメ
殺陣
セリフの滑舌
カマしあい出来る人
相手がどんな技術力でも舐めない人
劇団を成功に導くような優しい心の持ち主。

ここは一個でもクリアすれば良い。


大学生とOB達でエンタメを芸創借りてやる公演。
あの七人のヤーツ。この時点で胸躍るよね。嫌いな人居ないんじゃないの?あの七人のヤーツ。

昨日の夜、俺はどんなヤツが嫌いかをこのnoteというやつに並べ立ててましたよ。募集に来んな!っつぅ奴をね。俺が関わりたくない人を。
でもそうじゃないなと今朝、見直して思いました。

一緒に夢を見てくれる人がいないかなと思う。
舞台という途方がない地獄に。
こんな世の中。
Zoom?映像?そんなんじゃ伝わりきらないのなんかずっと思ってんだろ!とは思うけど。

若い子が多い舞台です、だからこそ生き様、背中見せられる人、そういう人が良いです。
ふんぞり帰ってドヤ顔してる奴は要らん。
AキャストとBキャストあってまばらに空いてる感じでした。

殺陣が出来ると良いけど、出来なくても全然問題は無いと思う。
スタッフさんも足りてるみたい。

こんな事言うとヤなんだけど、年齢が下になればなるほどリスクを取りたがらない傾向が強い。だからこそわかる。
十中八九、関わる子は普通に就職をして、演劇の最終学歴はコレで終わりだろう。人生は上手くいけば良い、線を越えなければ良い。
笑われたって一生懸命で、泣いたって必死で、そういう黄金の時間を誰も過ごさないまま、試食程度で終わっちまう。

きっとそうなんだろう。別に他人の人生で辛くは無いけど

誰かいないかな。マジで。
そういう人生の真面目ちゃんの足を引っ張ってくれるヤツ。

でもそれは芝居への勧誘じゃなく、己の至らなさから来る演劇への罪滅ぼしの気持ちを湧かせるヤツであって欲しい。ここ大事だぞ。

演劇の境地には僕は至らない、至らないけどやりたい、やらせていただきたいという気持ちにさせたい。
続けていってもらうために。担い手を増やす為に。

阿呆は「君は〇〇が出来てない」とか言うから別に要らん。そういうのじゃない。
世代的にうわ悔しい!なんて思わないし。
やり方が古い人類によくまぁ叱咤の顔騎されたが、俺自身それのおかげで演劇をもっと好きになったことはない。
じゃあ役から外せ、と思っただけだし。
悔しいだろ〜?みたいな空気出してくる、いや、必要なけりゃ外せよ、単純じゃん、馬鹿か?と。思っていた。

ただ楽しさだけ。
演劇ってのは楽しいんだ、と。
自分が楽しみながら教えられる人が良い。
そんな人を求めている。
ここが条件かな多分。一番の僕の思う条件。

誰かが助けてくれたらと心底思う。
どんな顔して頼むのが正解なんだろうな。
責任者は俺じゃねーしと言えば今これを読んでるモブさんの一人と同じ位置なんだろうけど
関わった芝居で、俺は一度たりともその姿勢になった事はない。
いかに惨めで、いかに居場所がなくて、いかに窒息しそうでも
俺は一匹の俺として、明日死んで後悔しない善と悪を選んでる。
芝居に関わるとなると嫌でもこうなる。そういう生き物なんだと思う。申し訳ない。

俺、マジでフォロワーの中の役者さんとの距離感、マジで本当に忘れてんだよね。
その前提で「俺もアツいもん持ってるけど、いる?」と聞いてきてくれたら嬉しい。いるかなそんなヤツ。
まぁフォロワーさんをちょくちょく見ながら探してこうかな。なんやかんやで見た見られたとか写真見ながらちょくちょく思い出しとくわ。

ご一読ありがとう。

未来の共演者がこのnoteを読んでくれてると信じて。


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