2022/10/10 映画メモ

●ダークウォーターズ
生まれてからずっと支配下にある
俗世から完全に離れる以外に脱却の方法が思い浮かばない
貨幣社会からの脱却。できるだろうか、と思う。
「映画」というある種、巨額のお金なくしては生まれ得ないものが人生で、その世界で生きている。
人里離れて、畑をしていても、お金からは離れられず、
支配からは逃れられない。そのことをずっと考えている。

トッド・ヘインズは支配からの脱却がテーマなのかもしれない
恋愛に目をむけてしまっていたけど、『キャロル』も思えば、
支配からの脱却が大きなテーマになっていた気がする
『ベルベットゴールドマイン』を見直したいと思ったけど
配信にはなかった。
配信にはいつも大事なものがないなあという気持ちになることが多い。

映画館のそばにいたい。でもたった1館だけ、たった1館だけあればいい。
長野。ロキシーが浮かんだけど、あそこはだいぶ街中にあったなあ。
ここだって場所があればすぐにでも移動するんだけど。
まだ霧の中。

この映画を映画にしてくれたことに敬意を。
プロデューサーも兼ねたマーク・ラファロがさらに大好きになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?