個性とは?

自分の個性って、何なんだろう・・・?

そういう悩み、多いと思います。

個性に囚われ過ぎると、

他人と差別化できていない自分にだんだん自信を失ったりなんかして、

けっこう泥沼になっちゃったりします。

別に個性なんて無くてもいいじゃん、って本当は言いたいのですが・・・

でも、個性って、その人がオンリーワンの

プロフェッショナルになれる可能性の宝庫でもありますから、

知れたらいいですよね。

私も、そういう意味では随分悩みましたし、

未だ「個性とは○○である!」という、明確な答えは出ていません。

だけど、

「個性が出やすい場面」でよければ、

けっこう分かってきたので、

今日はそれを書き留めておきたいと思います。

細かく言えば幾つかあるのですが、最重要なものを一つ、結論から申し上げますと、

・ピンチを乗り越えるとき(苦手に遭遇したときや、他人から頼られたときも含みます)

です。

 

個性を考える時って、自分が好きな事に目線が行きがちですよね。

キラキラしてる事と関連付けたくなっちゃいますもんね。

もちろん、そこに個性を見出す事は重要です。

好きな事を考えてる時って幸せですし、幾らでも思い付きますね。

だけど、好きな事って、いっぱい出てくるから収集が付かないんですよね。

で、いつまでも思考がまとまらず、気付いたら一日が終わるという(苦笑)

それに対して、「ピンチの場面」や「怒りが表出した場面」と言うのは、

非常に限定的で具体的です。

ピンチの場面とはある種命の危機ですから、本能的にも、自分が持っている資源やノウハウを総動員して、打開・解決しようとします。

(最近の就活生なら、もしかしたらエントリーシートを書くときに散々考えさせられたかもしれませんね。)

明確なピンチに遭遇した事がない人は、失敗をすると分かっていても一度は何かにチャレンジしましょう。何でもいいですよ。

何も思い付かなければ、街中に繰り出して、ナンパでもしてみて下さいw

・・・ま、冗談はさておき。

ピンチをどう乗り越えたか、それを、段階を追って、しっかりと分析しましょう。

ピンチになった理由、関わった人たち、自分のその時の考え、

どう考えて、どう行動したのか・・・。

その乗り越え方に、自分らしさがくっきりと出るはずです。

最終的に誰かを頼ったのならば、なぜその人を頼ったのか。

その人を頼った理由も明確にしましょう。

お金にモノを言わせて解決したのなら、そのお金は何によって獲得したのかも、明確にしましょう。

できればそれを分析した後に、近しい人に「こんなことがもし起きたらあなたはどう解決する?」って聞いてみたら、

もっと面白い発見があるかもしれませんね。

また、ピンチを納得のいく形で解決できなかった過去があるのならば、もしつぎ同じ場面に遭遇したらどうするか?を考えてみて下さいね。

ちょっと辛い事を思い出す事もあるかもしれませんが、自分を俯瞰する技術を同時に身に付けるためにも、

ぜひ、ちゃんと細かく振り返り、自分なりに腹に落としましょう。それをやれば、絶対に、

以前よりも自分の個性の輪郭がはっきりとイメージできるようになる上に、成長できますから。

 

長くなりましたので、この辺で。

お読み頂きありがとうございました。


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