ワクチン接種とワクチンパスポート義務化の可能性について

(はじめに)

新型コロナ (COVID-19) の情報に関しては、以下の情報の参照をお願いします。


新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

こびナビ

https://covnavi.jp/

新型コロナウイルス感染症まとめ

https://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207

新型コロナワクチン情報まとめ

https://news.yahoo.co.jp/pages/20210122



ワクチン接種の話をしたり、お勧めしたりする人がいるのは、決して嫌がらせや非難・批判や、他者をボロクソに言うつもりではないことを知っておいてほしいと思います。

「大雨が降るからできれば外出しないで。外出するなら傘を持って行って」
「車に乗る時はシートベルトを付けて」
「車を購入するときは、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)オプション機能をつけて。」
「100人収容可能な城に一人だけでいるよりも、(100名でなくても) 70名の兵士がいると守りが強化されて心強い (峰 宗太郎氏)」

という話に似ています。

「傘を持って行っても、雨が降らないときがあるし」
「大雨が降ったので、傘を差しても濡れた。特に靴の中がびしょびしょ」
という反論があるのもわかります。

ワクチン接種の話や接種をお勧めする人は、
たとえ大雨が降ったとしても、傘はとても役立つので持って行ってと
お伝えしているのと同じと言うことです。

非難・批判ではなくて「大雨・台風がくると、大変だよね」という感じの話を聞くイメージで、話を聞いてくれるととても嬉しいです。


コロナの患者の方の話によると
「陸上にいるにも関わらず、水の中でおぼれているかのように息が苦しかった」

「(退院直後よりも退院5か月後の今の方がひどくなっている) 200メートルも歩いたら息が切れます。歩いただけなのに、なぜか腕がすごい筋肉痛になるんです。どうきと息切れの原因は心臓かと思って診てもらったのですが、問題が無かった。だから、コロナの後遺症なんだろうなと思います。IT系の会社での仕事もしているんですけど、もし通勤しなければならないと言われたら、しんどかったと思います (ハチミツ次郎氏)」

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/testimony/detail/detail_38.html

という話があります。


また、Long COVID(後遺症)に関する研究によると、
「45.2%が罹患前と比べ仕事の量を減らす必要があったと答え22.3%は勤務が不可能だった」

新型コロナに感染してその後に回復した方のうち 45.2% が (体力が持たないので) 仕事の量を減らす必要があり、22.3% の方は、新型コロナに感染して回復したあとでも (体力が持たないため) 仕事を辞める必要があった、という研究結果です。

新型コロナに感染し、回復してもその後の後遺症がつらい場合も少なくはありません。


また、東京都では救急車で搬送を開始して、搬送先の病院を探すがなかなか見つからずにようやく見つかって 5 時間後に病院に搬送されたケースなどもあります。

救急車に乗ってから受け入れ先の病院に到着するまで何時間もかかる場合は、レアケースではありません。以下の記事によると、103名の方が 5 時間以上の時間がかかっています。

https://www.sakigake.jp/news/article/20210824CO0060/

また別の例では、救急車に乗って、患者が「ワクチンを2回接種済み」と伝えたところ、搬送先の病院が比較的早く見つかったという例もあります。(現在、ソースを探しています)


Long COVID (後遺症) に関して、22.3% の方が、コロナから回復した後でも体力が回復せず、仕事を辞める結果となったことについても筆者は心を痛めています。

そして、医師や保健所の調査によって
「2名以上が飲食 (をして会話した場合) 、カラオケ、ライブで感染する」
ケースが多いということが分かってきたため、
酒類の提供自粛や、店内飲食は20時まで、などの自粛依頼を行っています。

この場合、各業界の方は以下のような危機感を持ちます。
「飲食店で酒類の提供を自粛すると、売り上げが落ちて、閉店や倒産の危機がある。その一方で集団感染 (クラスター) は防止する必要がある (以下同じ)」
「飲食店で 20 時に閉店すると、売り上げが落ちて閉店や倒産の危機がある。 」
「宿泊業では、自粛の影響で、売り上げが落ちて閉店や倒産の危機がある。」
「運輸業でも、自粛の影響で、売り上げが落ちて閉店や倒産の危機がある。」
「デパートで入店者数の制限を行うと、売り上げが落ちてしまう。」
「ライブの人数を減らしたり、ライブ自体を自粛すると、ライブハウスやミュージシャン・出演俳優の仕事量が減り、生活の危機となる」
「病院は既に満杯状態で、救急車で搬送が始まっても受け入れ先の病院がなかなか見つからずに、見つかったとしても5時間かかる」
「医師・看護師をはじめとした医療関係者にかなりの負荷がかかっている」

この場合、飲食店経営者・デパート経営者・ライブハウス経営者・ミュージシャン・俳優・医療関係者は、自治体 (都道府県) と相談して
「入店する客のワクチンパスポート提示を義務化する代わりに、酒類の提供を認める。深夜や早朝までの営業を許可する。」
というルールが作成・運用が開始されることも十分に考えられます。

100%提示の義務化が難しい場合は、
「入店客の 80% がワクチン接種 (2回) 済みであるようにする」
「当デパート食品売り場では、ワクチン接種済みの方はあと 80 名入店が可能です。ワクチン未接種の方はあと 20 名の方が入店可能です。」
「飲食店に集団で入店される場合は、4名で入店される場合は、少なくとも3名以上の方が、ワクチンパスポートを提示をするように義務付ける」

「忘年会をする時は、参加者の8割以上がワクチンパスポートを持参していること」

などの話が実現化する可能性は大いにあります。根拠は以下の 3 つです。

1. フランスやドイツではワクチンパスポート提示が義務化されており、日本もそれを参考に、似たルールを作成・運用する可能性が大いにある点

2. 既に飲食店や小売業 (デパート)、病院などでは入る際に体温計測を行っていて、37.5 度を越える方は入店をお断りされるケースがある点

3. 各業界では長期間の自粛の影響が出ており、集団感染 (クラスター) を防ぎつつ、少しでも早く自粛を緩和する方向に持って行きたい点

ワクチン接種やその予約を出来るだけ多くの方が早めに行うことをご検討をお願いします。

私見ですが、国内向けワクチンパスポートはスマホアプリで Felica (おサイフケータイ) でのタッチと QR コード提示のいずれも利用可能にすることが必要と考えています。


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