ネットでのクレジットカード利用について
こんばんは、西風トンプウです。
今日のテーマはネット通販です。少々お付き合いいただけると嬉しいです。
現在、クレジットマスターという方法により、カードの不正利用が増加しています。2023年については恐らく500数十億円という被害額になると予想されています。
そこでクレジットカード不正利用防止のために、2025年3月末までに、原則、すべての加盟店において「EMV3-Dセキュア」を導入することが決められています。従来の「3-Dセキュア」と異なり、買い物時に利用するパスワードが静的(固定)なものではなく、動的なものにより利用者本人を確認する仕組みです。動的な物とはいわゆる「ワンタイムパスワード」と呼ばれているものです。買い物の都度、真正なカード利用者が事前に登録しているメールアドレスにワンタイムパスワードが送られてきて、それを入力しないと決済できなくなります。
各ブランド、カード会社においては当該「EMV3-Dセキュア」についてどんどん告知をしている状況です。
ただ、どんなに優秀な不正利用対策システムであっても、絶対ではありません。万が一、ご自身のカードが不正利用された場合には、できるだけ早くカード裏面に記載の電話番号のところに連絡しましょう。自分の利用でないものについては基本的には支払い義務はありません。ただしカード会社に連絡した日から遡って60日間しか保証しません等、会員規約にうたわれていますので注意が必要です。
カード会社でも不正利用が疑われる取引が発生していないかどうかを24時間、365日、一日も休むことなく監視を行っています。不審な取引があった場合には決済を保留して、カード名義人本人の利用であることを確認しています。
そして我々カードホルダーができる自衛手段は利用明細をキッチリ確認することです。身に覚えのない請求がないかキッチリ確認することがトラブルに巻き込まれないための最良の手段であるといえるでしょう。