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🍀感情に囚われて頭がぐるぐるする時は、ありのままに感情を記録してみましょう🍀

 アダルトチルドレンや複雑性PTSDの障壁を抱えた方などは、幼少期に緊張を強いられてきた経験から、自分を守るために頭の中が過覚醒(常に頭の中が回転している)になっている傾向があります。特に家などで一人になっている時に、いろいろな人との出来事が頭の中に次から次へと生じる傾向があります。それでも、やるべきことが出来ているのであれば良いのですが、強いストレス対象(人間)の事で囚われていると、物事に集中できなかったり、意欲がわかなかったりしてそのストレスで疲弊してしまうような場合には対処が必要です。

 そのような時に有効な対処法に、慣れないと多少面倒ではありますが「感情をありのままに記録する」という方法があります。自分の感情に関することを紙に書き出すのですが、それは外在化するということにもつながります。自分は何に対してこんなに囚われているのか?、何を思っているのか?、どうしたいのか?、身体の具合は?、などを自分自身に尋ねて、お医者さんがカルテに書き込むように記録します。そうすることで自分の感情と距離が出来て客観視することが出来ます。声に出して読み上げてみるのも良いでしょう。
 
 ただし、この作業は慣れるまでにある程度時間を要します。それに、辛い感情とある意味向き合うのですから、そのこと自体が辛く感じる場合があります。それなので、慣れるまではカウンセリングを通して行う事をお勧めいたします。その記録をカウンセラーと共に点検していくことで今まで気づかなかった自分の問題点に気づいていくことも出来ます。また、この作業はマインドフルネス(ありのままを受容する)を活用していくことも大変重要な要素となります。

 生きづらさを感じたり、この記事に関心を持たれたら、どうぞお気軽にお問い合わせいただけたら幸いです。あなたの心が少しでも癒されますように。

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