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家を売ることにした その1
この先、持ち家って必要なのかな…
そう思わせるような条件が重なり
それでも大抵の人は家を売るなんてあんまりしないのだろうけど思い切って家を売ることにした。
子供が成人し社会人になり家を出て、親の介護も目前に見えてきた今日、一般的には狭いものの今後夫婦2人では十分すぎる家、35年ローン半ば、あと18年残っている状態
え、ローンまだ半分…
そして20年近くともなると新築だった家も当然ながらあちこち傷んでくる。
外壁、風呂や洗面、トイレなどの水回り、換気扇、コンロ、インターホン、屋根、などの設備から
家電系まで全て似たようなタイミングでこわいくらいに故障の連鎖が。それも子供の教育費が終わってほっとする間も無く。お金を貯められる気がしない。
愛着のあるお家、
住み慣れた場所を人は手放すことができないもの。
しかし修理、補修、買い替え、となると
思ったよりも築20年前後のダメージが大きすぎるなと感じて。
若い時はそこまで考えないんだよなぁ、青い、青かった。
老後は家で暮らすのも難しくなって施設で暮らすことになるのだろうし、ボロくなった家を残すことが子供にとってどうなのか、今自分がまさに見えてきている問題もあったりで
ダンナと意見も一致(彼の中には当然今後のローンのプレッシャーも加わる)
売るなら少しでも新しいうちに
査定をしてみよう
ということになった。
住処がなくなると考えただけで
それはもう不安で仕方がないのだけど
どこに住む?どんな間取りの?どんな部屋に?と
スーモの中に未来が隠れていて
妄想の部屋づくりを楽しんでいたりもする。
家を売る、
これは究極の断捨離なのかも、と思ったり。
▶︎その2へつづく
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