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그냥 사랑하다

FOLLOW TO JAPANが終わった。ターコイズブルーのものがついつい目に止まってしまう日々も、ライブ前のワクワクを抑えつつ学校やバイトを頑張る日々も終わり。寂しいけれど不思議と喪失感はない。

夢というにはあまりにも長くて、現実というにはあまりにも美しかったあの瞬間をどう振り返ればいいのか分からなくて時間がかかってしまった。一つも取りこぼしたくないのに時間が経つにつれてポロポロと手の隙間から眩い記憶がこぼれ落ちて行く。
過去になってしまう前に、私は備忘録として今回のツアーで得た多くのものの話をしようと思う。

君に届いた

今回のFOLLOW TO JAPANではありがたいことに公演の他にもじゅんぴに会える機会がたくさんあった。
チーム別対面会、メンバー全員ハイタッチ会、サウンドチェック、全員お見送り会。私がなぜこんなにオフラインイベントに執着してしまうのか、いまだに自分でもよく分かっていないけれど、今回はかなり頑張って応募したと思う。
公演に比べればとても当選数が少ないオフラインイベントだけど、それでも何百、何千といるうちの一人なのにその気になれば彼らを傷つけることができるし、不快にさせることができる。そんな危険を孕む距離までスマホの液晶の中にいるスターに近付くことができる。

二次元のオタクをしていた期間の方が長かった私は、自分の想いが一番大好きな人に届くということを知らなかった。好きな人が自分の書いた想いを読んで親指を立てて微笑んでくれるあの幸福を私は知らなかった。ただただ光の中の一つでいいと思っていたはずなのに、あの優しい顔を見たらまた欲が出てしまう。去年はじゅんぴを前にして、嬉しくてありがたくて何もできずに泣くことしか出来なかったのに、私はこの1年間でとっても欲張りになってしまった。ALWAYS YOURSの当選日は8月末〜9月頭で、私はイベントに参加することを糧に大変な時も乗り越えることができた。好きな人って本当に不思議で、あんな一瞬のためにそれより遥かに長い数ヶ月を一生懸命に生きることができるんだ。本当はこれで最後のオフラインイベントにしようと思って応募したはずなのに失敗だった。多分私はまた「大好きだ」と伝えにいってしまう。

私の街

SEVENTEENは5大ドームツアー中、大阪に訪れた。現在の私は大阪に住んでいるものの、小学生の途中で引っ越してきたため、自分にとって大阪という街に対して『故郷』という認識はなかった、と言うより幼い頃から父親の仕事の都合で何度か転校をしていた私にとって『故郷』というものは存在しなかった。生まれた街のことは記憶にないし、住む街は数年ごとに変わっていく。兄の高校入学に伴い父親が単身赴任をすることになって以来、引っ越しすることはなくなったから大阪で生活して十数年が経つけれど、私のアイデンティティはここにはない。それが時には寂しかったし、『故郷』が明確にあって、その土地に対して愛着がある人だけじゃなくて、もはや故郷に嫌悪感がある人すらも羨ましかった。私のことを縛り付ける街はこの世界のどこにもないから。SEVENTEENさんが大阪で公演をすることに対しても「家から行ける場所でやってくれる」くらいの認識でしかなかった。けれど彼らが大阪を誉めてくれるたび、幸せだと言ってくれるたび、私は誇らしかった。幸せだった。嬉しかった。そういえばBE THE SUNのじゅんぴの大阪VLOGで「今日も幸せな1日でした」と言っていた時も同じような気持ちになったんだ。大阪という街で君が幸せそうに笑うのが嬉しかったの。大阪はとっくに私の街だった。故郷ではなくても私が好きな街になっていた。それをSEVENTEENが教えてくれた。韓国から来た彼らがそれに気付かせてくれるだなんて不思議な話だね。ありがとうね。

CARAT

私にとって公演に行く目的はSEVENTEENに会いに行くことだけれど、それと同じくらい大切なことがCARATに会いに行くことだ。初めて行った公演では少しの友達しかいなかったのに今では数え切れないくらいの友達がいる。みんないつも優しくて、好きな人を語る瞳がキラキラしていて、年齢も住む場所も全てが違うのに友達になれて、一緒に泣いて一緒に笑える。やっぱり私はCARATが好きだ。「また来週」ってドームでお別れできる時、愛の込もった手紙を読む時、大好きな人たちに抱きしめられている時、今からドームの中でSEVENTEENに会えるのに、友達とのお別れが悲しくて泣きそうになった時、たくさんの瞬間を共にしてくれて、いつもそばにいてくれてありがとう。SEVENTEENの話だけじゃなくて、日常生活も応援し合って、すぐ近くにいすぎないからこそなんでも話せる。こんな関係って他にあるんでしょうか。私はCARATを愛しています。

FOLLOW OUR MOON

私はJUNという人がすごく好きだ。ダンスの腰の入れ方一つとっても彼が好きだと感じるし、どんな回り道をしても彼しかいなかったであろうと実感する。毎回新鮮に大好きだと思いたい。
JUNのファンであることが分かるバッジやストラップを付けたバッグは私にとって兜のようだ。現場は戦場ではないけれど、同じくらい気が引き締まって、彼の名前に恥ずかしくない行為をしようと思える。地球の人口が何億といる中で私の好きな人はJUNで、CARATというコミュニティの中で「ジュンペン」と名乗らせてもらえていることにいつも涙が出そうになる。
別に5都市での公演を経たからって彼への眼差し方が大きく変わったわけじゃない。文俊辉という人間のことを自分が全て分かっているとは思っていないけれど、アイドルのJUNとしてCARATと向き合ってくれる姿はいつもきちんと受け入れたいと思っているし、知っている部分も多いと思う。
私はなぜ同じセトリの公演を何回も見に行くんだろう。なぜ何回も感極まって涙を流すんだろう。公演に行かないと感じられないエネルギーがあって、行かないと分からない「好き」があって、私はそれをいつも確かめに行くのかもしれない。じゅんぴがいつもCARATをFOLLOWしてくれるように、私もいつもあなたをFOLLOWしています。好きなところなんて無限にあるよ。だけど私が好きなのはただ一人だから。君に対していつも真摯でいたい。他の人に笑われたっていつも誠実でいてくれる君を死ぬほど真剣に愛したい。応援したい。
掛け声は公演ごとあるけれど、今回の「SEVENTEEN CARAT!FOLLOW FOLLOW!」ってとびきり素敵な掛け声だと思う。SEVENTEENもCARATもお互いをFOLLOWする存在でありたい。この言葉をSEVENTEENと一緒に言えなくなってから大切さに気付いてしまった。あーあ、大切なものってどうして失くしてから気付くんだろう。SEVENTEENとの「またね」はあってもFOLLOWとは永遠にお別れなのに。どうしていつも私はそこにあるものを大切にし切れないんだろう。当たり前じゃないのに当たり前みたいに言ってくれる「またね」がずっと続く保証なんてないんだよ。
アッキンダの歌詞にあるみたいに今を大切にしたいの。

 아껴 널 아껴 널 현기증 날 정도로
(大切にする 君を 眩暈がするほど )

아낀다

全ての瞬間が大切で優劣がつけられないからこそ、全てを大切にし切れない自分がもどかしい。
よし、2024年の目標。「今」を大切にすること。優しい「またね」に甘えないこと。頑張ろうね、私。


2023年、大変なこともあったけど、本当に楽しかった。悲しいことに、全ての瞬間に幸せであることは無理だって大人になって分かっちゃったの。でも、一日の終わりにどんなに小さくてもいいから幸せになれたらそれでいいんだ。一日のうちの23時間が辛くても、明日頑張ろうって思えるのは、泣きそうな気持ちで眠ることがないのは、JUNがいるから。私の毎日に君がいるから。君にとってもCARATが優しい存在であってほしいから、私はどんなに怒りや悲しむことに疲れてもこの手を離さないよ。愛することを諦めないよ。大好きだからね。
克拉永远是俊尼的太阳。あなたの小指に輝くリングに誓います。

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