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緊急小口資金の特例貸付

【緊急小口資金の特例貸付】はご存知ですか?

「持続化給付金」「休業要請支援金」を申請している方は多いですが、【緊急小口資金の特例貸付】を申請した方はそれほど多くないと思います。

 実は先程、僕自信が申請を終わらしてきましたので、今回はこれについて、noteにまとめたいと思います。

僕が申請した理由

 僕が申請した理由は、以下3点です。

①緊急小口資金は生活費に使える
②20万円、無利子で借りられる
③新型コロナの2波3波が来た時に、国から支援がなければ困る


お気づきの方もいると思いますが、「持続化給付金」や「休業要請支援金」は、仕事関連について使えるお金で、生活費には使えません

つまり、生活費に困った時でも手がつけられないお金なんです。しかし、今回の【緊急小口資金】は、一定の条件が揃った人が申請できる「生活費を好条件で借りることのできる制度」です。


「20万円もの額を、無利子で貸してくれる」ってすごくないですか?
結局使わなければ、一年後にそのまま返せばいいだけですし、損することは全くありません。何よりも、余裕がある状態は安心感につながります。


現在、全国的に収束気味の新型コロナですが、もし2波3波が来た時、あなたは経済的に耐えられますか?
僕は長期化したら難しいと思っています。
その時に、自由にできるお金が20万円、余計にあったら助かりませんか?

郵便局でも受付開始

 以前から都道府県社会福祉協議会で受付されていた【緊急小口資金の特例貸付】が、本日(5/28)から郵便局でも申請が可能になりました。

 僕が行ってきたのも郵便局です。

と言っても、どこの郵便局でも良いわけではありません。

・住まいの住所と申請都道府県が同じであること
・その郵便局が受付してくれる郵便局であること

 以上2点の条件をクリアしている場所を選んでください。最寄りの郵便局で受付されているかは⇩で検索できます。

郵便局は気軽

 信用金庫や社会福祉協議会でも手続きは同じだと思うのですが、どうしても地域密着型のイメージがあって、気まずいと言うか、いくら上記のような理由があったとしても、お金を借りるって抵抗がゼロではないんです。

 その点、対象となる郵便局は大型店が多く、代行受付なので、気軽です。

僕「お願いします」
局員さん「はいはーい、受け付けときます」

的な感じですね。実際そうでした。

受付の流れ

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⇧郵便局によっては、日時が決まっているところもあるようです。予め電話予約をしておくと良いと思います。

 僕は、本日から受付開始ということで、初日の始業時間に窓口予約をしました。

1)用意した書類と、身分証明書、銀行通帳を渡す
2)約40分、書類のチェックを受ける
3)申請書の控えと、受付済み書をもらう

以上

申請必要書類

 新たに用意しなければいけない必要書類等は、住民票くらいで、あとは所定用紙に記入するだけです。

記入例なども、⇧の日本郵便のHPに分かりやすく載っています。

 申請が通ると振り込まれますが、ネット銀行はダメなようです。
社会福祉協議会(東京都北区)の資料に具体的に銀行名が上がっていました。

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緊急小口資金の特例貸付とは

 簡単に言うと⇩の制度です。

<対象>
・収入が減少したり、失業した人に
・連帯保証人なしで
・無利子でお金を貸してくれる。
・返済は1年後からはじまり
・2年以内に完済すればOK。
・償還時に所得減少が続いていたり、住民税非課税世帯であれば返済免除

<貸付額>
特別な場合が20万円以内。その他は10万円以内

<特別な場合>
・世帯員の中に新型コロナウイルス感染症の罹患者がいるとき
・世帯員に要介護者がいるとき
・世帯員が4人以上の世帯
・世帯員に①又は②の子の世話を行うことが必要となった労働者がいるとき①新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、臨時休業した小学校等に通う子②風邪症状など新型コロナウイルスに感染した恐れのある、小学校等に通う子
・世帯員に個人事業主等がおり、収入減少により生活に要する費用が不足するとき
・上記以外で休業等による収入の減少等で生活費用の貸付が必要な場合

<非対象者>
・生活保護受給中の世帯☑この特例による貸付をすでに大阪府及び他都道府県で借りている世帯
・借入申込書、申立書の記載内容が事実と異なる場合
・破産申立手続中の方
・本会が貸付不適当と判断する世帯

参考:大阪府社会福祉協議会
http://www.osakafusyakyo.or.jp/sikinbu/pdf/corona/kinkyu_0507.pdf

まとめ

 いざという時の、お守りの感覚でもいいので、この申請はしておく方がいいと思います。

 明日のnoteにも書きますが、「持続化給付金」や「休業要請支援金」は生活費にあてられない理由があります。

 以前より大きな感染症の波が来た時に、「生活ができない!」と慌てるよりも、波が穏やかな時にしっかり準備し、何もなければそのままお返しするという考えも大切だと思います。

それができるのが、今回の【緊急小口資金の特例貸付】です。ぜひ制度をうまく活用してみてください。

ではまた

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