見出し画像

NEWTRISHを支える社員にインタビュー!

こんにちは!
株式会社ウェルナス(以下、ウェルナス)のオガタです。

今回でウェルナスの公式noteは連載20回目を迎えました。いつも記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて、今回はこの秋に大型リニューアルアップデートを控えたAI食アプリ「NEWTRISH」の裏側に迫るべく、NEWTRISHの運営事務局があるウェルナスAI食事業部の社員にインタビューした様子を前編・後編の2編に分けてお届けします。

それでは本編へどうぞ!


ーー早速ですが、簡単な自己紹介をお願いします。

左:野澤(AI食事業部部長)  右:小山(代表取締役社長)

ウェルナス AI食事業部部長の野澤といいます。
2022年4月にウェルナスに新卒入社、2023年10月から現職です。
個別栄養最適食(以下、AI食)の実証試験の実施・運営や、NEWTRISH運営事務局の人間としてサービスの商品企画や開発ベンダーなど各社との連絡および会員さまへのサポート、その他諸々を担当しています。
現在はNEWTRISHについて、「どのような機能やサービスをご提供できれば会員のみなさまに長くご愛顧いただけるか?」「どのようなサービス事業を展開していけば企業として成長していけるか?」をテーマに、今秋やさらにその先のリニューアルアップデートのための商品企画やマーケティング企画を組み立てています。


ーー入社のきっかけは何でしたか?

自身の大学院修士課程での研究テーマがAI食であり、新規技術であるAI食が切り拓く未来を間近で見たかったから、という好奇心がきっかけです。

私はウェルナス誕生の大元であり、AI食技術を発明した信州大学農学部・食品分子工学研究室の出身で、研究活動の中でAI食の実証試験に携わりました。その過程で自分もAI食を試し、それによる体重改善も体験しています。実証試験によってその効果を確信し、「AI食をサービスとして事業化していく」という意思決定がウェルナスでなされ、開発プロジェクトがスタートしたことを知ったあと、“この技術・サービスが行き着く先を見てみたい、それに携わりたい”と考えたことが入社のきっかけですね。他の企業さんへの就職活動はしていましたし、ありがたいことに内定を出してくれた企業さんもあったのですが、これに関しては好奇心が勝ったので、最終的にウェルナスに入社する道を選びました。


ーーAI食事業部の発足を学生の頃から間近で見ていた野澤さんならではの入社のきっかけですね。現在はNEWTRISHの企画をされていますが、アプリの開発に元々関心があったのでしょうか?

アプリの開発というよりは、商品企画に関心があった、というほうが近いです。
私自身システムエンジニアではないので、エディターを使ってコードをバリバリ書けるような人間ではありません。中学・高校時代の友人にエンジニアが数名いて、聞きかじったような知識が少しある程度でした。
様々な個人開発者の方のブログや、同じようにアプリを開発・運営する企業さんの担当者の方が発信する記事を拝読していると、いずれはコードを書けるようになるべきだなとは思っています。


ーー興味のある分野で活躍できているからこその向上心が伺えますね。
ウェルナスの代表取締役社長であり、野澤さんにとっては大学院の大先輩にもあたる小山さんから、NEWTRISHは「1人1人に合わせた栄養・食事の提供で健康実現をサポートしたい」というところからスタートしたと伺いました。これまでに無いサービスをゼロから創り上げる挑戦について、お気持ちはいかがでしたか?


何もかもが手探りで不安もあった一方、「思ったものをカタチにしていく」ことは楽しいもので、最初はワクワク感に近しい気持ちがありましたね。
一方、アプリの新規開発には私たちが想像するよりもずっと大きな額の費用が必要であり、その費用を拠出しながら企業として存続していくためには、投入した費用を回収しつつ収益も上げていかなければなりません。それだけのサービスを提供できるアプリを創らなければならないことについては、リリースが近づくにつれて緊張も大きくなっていったのを覚えています。この緊張は今もずっとですね。


ーーこれまでに無いサービスだからこその期待と不安が入り混じっていたんですね。
ゼロから創り上げたNEWTRISHのリリースまでには、どのくらいの期間を要したのでしょうか?

NEWTRISHとしての開発は1年半程度です。元々は私がこのプロジェクトに参加する前に「ウェルナスケア」という名前でGoogle PlayやApp Storeにリリースされない試作版アプリが存在していました。このときは、まだ外部のヘルスケアアプリに記録した自分の食と体のデータを取得して一括で閲覧することしかできないアプリでした。
NEWTRISHの開発プロジェクトがスタートしたのが2021年の秋ごろで、試作版アプリに搭載されていたデータ取得機能を参考にしつつ、データ解析機能を新たに搭載した評価版アプリが完成したのが2022年の春でした。そこから更に実証試験を実施しつつ、試行錯誤もしながら2023年1月に正式にリリースしました。

アプリ名の由来は、AI食技術がもたらす新しい食のヘルスケアを鑑みて、NUTRITION(栄養)を1人1人の健康目標に合わせて最適化し、DISH(食事)の情報を届けるNEW(新しい)サービスであることを掛け合わせたものとなっています。


ーーNEWTRISH完成までに1番印象に残っているエピソードはありますか?

2022年9月〜12月に実施した、食事管理アプリ「あすけん」の会員さま100名を対象とした実証試験ですね。

当時あすけんのPRお知らせ欄に広告を出させていただき参加者様を募ったところ、定員100名を大幅に超える7,000名のご応募があり、それだけ新規のサービスに対する興味や関心を持っていただけたというのが大きな印象でした。実際に参加していただいた方のうち、AI食を1日3食摂った方の約80%で、カロリー摂取量を変えていないにもかかわらず目標体重に近づくという驚くべき成果も得られたので、この点が1番印象に残っています。

ーーありがとうございました。


…と、今回はここまで!NEWTRISH全般を担っている野澤さんの入社のきっかけからNEWTRISHが完成するまでをお届けしました。

次回の後編ではNEWTRISHをリリースしてから現在に至るまで、そしてこれからのNEWTRISHについてお届けします。

リニューアル内容についても少しだけご紹介します。
どうぞお楽しみに!

NEWTRISHのアプリはこちらから