シン・エヴァの挿入歌が頭から離れない

岡田斗司夫さんのエヴァ解説が面白いのと興味深い、

のだけれども、

結局ぐるぐる考えた末、、、

の前にひとつだけ絶対に押さえないといけないのが

「松任谷由実」の歌。劇中に流れて話題なんだけど
その「「VOYAGER〜日付のない墓標」が大切。

これいきなり流れてくるから何度か聴いて頭に入れておかないと
映画が頭に入ってこないくらい目立つ(;'∀')

逆にこれだけ押さえておけば、問題ない。

他は全部、分析になってしまうので岡田斗司夫さんにお任せすればよい(;'∀')


結局、サビの部分
「あなたが私と知り合えたことを
 私があなたを愛してたことを

 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから」

これがすべて。
相手は何に当てはめても良いが(この場合ボイジャー探索機)、
これは明らかに片思いの一方通行であることを意味する。

相手は高嶺の花か、もしくは無機物か。
そして「シン・エヴァ」の場合、終わりのないフィクションであり、届けられるのは一般の私たちファン。

エヴァと出会ったこと、好きだったことを誇りにしたいから。

これが全部であり歌を説明するのは野暮である。

私は、解説は基本野暮であり、

「あなたの心に映ったそれが答えであり、それが良きものであることを願う」
としか思わなくなった。

ちなみに、あの歌は映画「さよならジュピター」(小松左京原作)
の主題歌であり、「惑星大戦争」も使われることから明らかにSF関連があるのだけれど

ボイジャー探索機には「ゴールデンレコード」と呼ばれる地球のいろんな挨拶などの言葉や生き物の鳴き声が
入っているものが搭載されていていつか、地球外の知的生命体に発見されることを願っている。

それを知ると
綾波レイがポツリポツリと当たり前のような言葉(ありがとう、さようなら)を語り、知る、のが意味深というか確信のメッセージに
思える。

歌詞の最初に「傷ついた友達さえ」というのがあるんだけど「友達」といえばもう「破」で流れる
「今日の日はさようなら」
い~つまでも~絶えることなく~、友達でいよう~
が頭に浮かぶ。

そのアスカもトウジもすべてを振り払い、あるいは乗せて、物語は遠い終焉を迎える。


25年以上の月日をかけて
人の心に訴えかけるもの、コンテンツと呼ぶにはあまりに意味のかけ離れた
存在があるんだ、というのがとりあえずの発見であり驚きではないか。

と、いうことでしばらくは
あの歌が心から離れないだろうことは間違いない。

僕はあの歌が
片思い(これは恋愛ではないのだろう)
であること、だからこその、一般的なファンへの、心からのお礼のように思えてならない

主役は「あなた」であり、あなたの想いである。

と、いうことで久々にリーガルハイの古美門研介になってみました(;´∀`)


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