VIVANTものまね、女装にR1ネタ、半沢チームの邂逅「私がダメ沢直樹である理由」
2023年暮れが迫る忙しい中、
友人のコンビ「さくらプリン」単独ライブは
お客さんが入りきらない、という初めて見た状況に驚いた。
女装ライブのためにすね毛を剃り、がんばりました。
たくさんの恩人に囲まれて本当に幸せそうな
「さくらプリン」さんのお二人と
お客さんに感謝。
R1ネタの励みにと思い、
ブッキングした連続ライブの主催は
「エンジェリック乱世」さん。
相棒「杉下右京(水谷豊)」さんのものまねネタでお馴染みですが
ここには半沢ものまねの「丸沢丸」さんのコンビ「かにゃ」さんも
登場して盛り上がりました。
奇遇にもかつて2020年の半沢直樹が放映した時に結成した
「チーム半沢」のメンバーがほとんどだった。
人にバカにされることも多く、
人付き合いも苦手な芸人の場合、目も当てられない暮らしが多く、
少しでも幸せに近づいくことを願うだけだが、
私は自分が「半沢直樹」のものまねをしているルーツを思い返していた。
前にも書いたことがあるけれど、
半沢直樹のロケ地居酒屋「たいこ茶屋」で
余興をさせてもらい、家族ぐるみのようなお付き合いをさせていただいた。
その時ほど、幸せで、こんなことを続けていて本当によかった、と思ったのだけど、
ちょうど半沢直樹放映の最終回の日に、
息子さんが信号無視で突っ込んできた車に撥ねられて帰らぬ人となった。
その一週間前、僕は会社の都合で
余興に出られず、息子さんが「半沢さんは?いつくるの?」と会いたがっていたことを告げられていた。
葬儀の時、
お父さんが
「半沢さんが来てくれたぞ」
と棺に声をかけていた。
昔から、アニメやドラマの主人公のようになりたい、と思うような中二病な私だけれど
お子さんは、そう信じてくれたのかもしれない。
そんな思いをあって「ダメ沢直樹」
(これは2020年版第9話の台詞でもある)
と自戒を込めて称しているのだけれど、
そのルーツに思いを馳せた。
と、いうことで今でも少年が好きだったドラゴンボールの悟空のフィギアをを鞄に入れて
勝負時は出かける。
私が当人だったら、半沢直樹のことなんて思い出したくない、と思うかもしれない、と
考えながら、、もしも私が会いに行っていたらバタフライエフェクトで未来は変わっていたんじゃないかとクヨクヨ後悔したりもする。
少年のお父さんの名前が「ゆうすけ」さん(VIVANTの主人公は乃木憂助)
なのもどこか数奇に思う。
恩返ししたいなぁ、と思いながらも
それが遠くなってしまっている。
だからせめて、とこうして書いてみた次第である。
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