見出し画像

サムギョップサルを求めて

 不思議なことに。

韓国から帰国後、1年間くらいは韓国料理を一切食べなかった。自宅で作ることもないし、食べに行くこともなかった。

なんとなく韓国での生活を思い出したくない気持ちもあったし(現政権になってから色々と悶々とさせられたことは事実だけど、それよりもPM2.5、要するに空気が悪すぎだった)、それよりも食べてみたいものが日本にはありすぎて、すっかり忘れていた。

ところが、コストコオンラインでCJフーズの取り扱い品目が増えて、サムジャンやコチュジャンが簡単に手に入るようになってからは、何か妙な憑き物がとれたかの様に韓国料理を食べるようになった。

カナメ「サムギョプサル、食べたくない?」

私「食べたい食べたい!!」

カナメ「じゃ、肉買っとくか。楽天のポイント倍率上がってるから、買うなら今のうちに。」

私「うーん。8ミリの厚さの冷凍サムギョプサルだったら、キロ2,000円弱からあるんだけど、どうしてもクール便になると送料が......。ネットで買うもんじゃないと思うのよねぇ。」

カナメ「それな。土とかもそうだけど、デカイものは近所のホームセンターで買う方が圧倒的に安いやん。肉もそうちゃうか?駅の近くの肉屋と、ショッピングセンター近くの肉屋、どっちがいい?」

私「え、どっちがいいって知らんがな。近い方がええんちゃうん。」

カナメ「それよりも、いっつも肉を買ってる○○○さん(地元のかなり大きな生鮮食料品店)、あそこやったら言うたら切ってくれるんちゃうか?」

私「うーん。お肉屋さんなら普通にやってもられると思うけど、スーパーのねぇ.......。」

私の話が終わらないうちに、カナメくん、どこかに電話をかけてしまっている。電話をかけながら、途中で私の方を向き、

カナメ「厚さ何ミリ?」

私「え、厚さ?えーっと韓国で食べてたのって何ミリかな。でもネットで見てたのは8ミリだったから、8ミリでええんちゃうん。」

カナメ「8ミリで...........あ、ちなみにいくらですか?」

彼が聞き取った単価は、いつもそこで買っている豚バラ肉の単価と同じだったので、GOを出した。1キロ分8ミリ厚さで切ってもらって、それを購入した。っていうか、生鮮食料品店にいきなり電話かけちゃうのね、キミ。

が。

思ったよりも薄かった...........orz

次に近所のお肉屋さんへとでかけていった私。単価はさらにお安く、目の前でカットしてくださった。

びっくりしたのだが、冷凍肉をカットするんじゃないのねっ!!!生肉をそのままカットするの!!!!

お店のお兄さん「このくらいの厚さでいい?」

見せていただいたのがちょっと厚めだったので、微調整していただいて、結果的に1センチくらいの厚さのものを500グラムほど買ってきた。もちろん、試し切りしたのも全部買い取ったよん。

なんだ、お肉屋さんに頼めば何でも切ってくれるのね。当然か。

画像1

ところで、カナメは今回、こんなものを買っていた。

サムギョプサルを焼くには、油を流せるようにしておかないといけないと思ったらしい。

我が家にはやきまるくんがあるので、これでも良さそうなもんだけど、ロングサイズのサムギョプサルを焼くには、ちょっと長さが足りないというか。

ということで、結論。

サムギョプサル(韓国式厚切り豚バラ肉)を買いたい方は、ネット通販ではなく、

ご近所のお肉屋さんで豚バラ肉を8~10ミリのお好みの厚さにカットしてもらうのが最もコスパが良い

ので、ぜひぜひ地元のお肉屋さんに行ってみてね。国産豚の美味しいお肉が手に入るよ!!

日本の豚肉は、臭みがなくて本当に美味しいよね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?