16日

久しぶりに友人と話して、まだ絆が残っていると思うと安心する反面、距離感が絶妙なところにないと安心感が得られない、ということも気づく。近ければいいってものでもないし、遠すぎればあまり実感がわかないし、この辺りのゾーンを見極めていくのは本当に難しいと思う。他人は思い通りにならないから。時々、他人の向こうに自分の心の一端を垣間見るとこがあって、そうなると私はどうしても放っておけないというか、気にかけてしまう。ついつい私に何ができるだろうか、どこまでできるだろうか、と考えてしまう。その人に手を伸べるということは、いつか遠い日に救われなくてサバイバルしていた自分に手を伸べるということと、同じなのかもしれない。

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