「発達障害の子供にどう関わればいいでしょうか」


傾向はいくつかありますが、
ここではADHD傾向の方について、話していきます。


・ADHDの背景を知る。
動くのは刺激に動かされるから。
不安だから。
子供は生存本能から、本来は多動。
予定の変更の弱さは、不安の現れ。
怒りは、感じさせられている。
(物事がうまく進められないというのは想像以上のストレスです。)


傾向まとめ
・体幹が弱いので姿勢が崩れがち。
・周囲に気になるものがあったら気を取られる
・イメージする力が弱い
・物をどこに置くかを決められない(片付けができない)
・感情を処理できない。
・聞いてもすぐに忘れる。
・危ないことをする。
・予定の変更に不安になる。


対策まとめ
・ある程度は許しながら緩やかに見る。
・食事中の例であれば「食べないの?」とか、「冷めるよ」とか、
食器や、食べているものに、一緒に関心を払う、
注意をこちらに向けてあげて、見ていくことが大切。
身の回りは整理する、音は静かにする、落ち着ける環境を作る
・共同注視を意識する。(同じものを一緒に見る)
・できたらほめる。できなくても頑張ったことを認める。
・声の大きさを数字や動物で伝える(10を5くらいにする、リスくらいの声で、など)
・はしゃぐときは、10秒だけね、と、カウントするか。はしゃいでいい場所を作る。
大声とかでないやり方で、嬉しかったね、と落ち着いて寄り添ってあげる。
・料理は過程から教えるのが大切。
ハンバーグの例で言うと、こうやって作ったものを言うんだよ。と、一緒にこねる。具材を教える。料理は発達に有効だと言われています。
・あらかじめ予定が変わるときはこうやって伝えるね、とか、見通しとして伝えていく。
・伝えるのは、口頭➕文字がよい。紙に書いて伝える。忘れたらこれ見てね。と。
聞いてきたら、冷蔵庫見て、みたいなやり取りができると少し楽。
・危ないことや何か制止する理由に関しては
例えば、落ちるかもしれないでしょ? そしたら痛いよね やめた方がいいと思うの。
みたいな伝え方。
あなたが怪我をしたら、お母さんはとても悲しい。 でもいいです。
・部屋の片づけは棚に下着、上着、など、表示していくのも方法。
これはどこにおくことにしよう。とか、一緒にやってあげるといい
やることをある程度決めてあげるといいし、片付けの時間などを設定するのもいい
部屋がきれいって気持ちがいいね、という感覚が大切
この感覚がないと、心の不安やストレスなどが現れて部屋が混沌としていく。
・何かを叱ったり教える時には物事の前後関係を整理して話してあげるのが大切。
・何とかさせようとするほど、苦しくなる。落ち着いてから関わるなど、一工夫必要。

参考になれば、幸いです。
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