資料編「一人で生きて行くために ~生きることはサバイバルだ!!篇~」③


②親との関係から脱する
https://note.mu/welfare/n/n986554eaaee9


③引っ越す


必要な手続き:行政
1、郵便物の転送届(郵便局or転送届用の手紙)
2、同居届(場所:同居先の不動産会社/
      必要なもの:印鑑、身分証明書、同居人)
3、転出届(場所:住民票があった市(区)役所/必要なもの:身分証明書)
4、転入届(場所:転入先の市役所/必要な物:転出届、身分証明書)
5、国民年金の住所変更。(必要なもの:年金手帳)
6、国民健康保険の住所変更。
 (引越し前に保険証を返却し、引越し後に再加入する。)
7、学費延納届、現住所変更届け(学生)

必要な手続き:民間
1.インターネットのプロバイダーの解約、契約
2.ガス会社へ使用開始の申込み。電話連絡と立ち合いが必要。
 (1万円の預かり金がある。)
3.水道の利用の開始。電話連絡が必要。
4.電気の利用の開始。電話連絡が必要
5.NHKの住所変更
6.携帯電話・スマートフォン等の住所変更
7.印鑑登録の住所変更
8.銀行、クレジットカードの住所変更

購入について
拘らなければ30万ほど。                 
項目      目安(円)       項目     目安(円)
ベッド(寝具) 10000          冷蔵庫    26000
テーブル    6000          電子レンジ 10000
椅子      3000          炊飯器   8000
カーテン    4500          掃除機   8000
照明      5000          洗濯機   30000
テレビ     25000

拘らなければ15000円ほど
生活用品:トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ゴミ袋
キッチン用品:包丁、まな板、ボウル、調味料、フライ返し、おたま、鍋、
      フライパン、サランラップ、アルミホイル、食器、箸、コップ
洗面台まわり:歯ブラシ、歯磨き粉
バス用品:シャンプー、ボディソープ、タオル
洗濯用品:ハンガー、洗剤、ピンチハンガー

ケース1:ホテル籠城作戦
ステップ1:30万持って適当な1泊2500円ぐらいのホテルを見つける。
ステップ2:住みやすいホテルを見つけ、次はホテルを拠点に仕事探し。
(1ヵ月の間で)
ステップ3:最初の給料の日までは、家出で持っていたお金を使って過す
ステップ4:給料がもらえたら後は継続していく。

〇金銭:50万あれば十分。30万は欲しい。(多ければ多いほどいい)
〇食べ物:食べ物をキャリーケースやデカいバッグに入れる。
ポイント:仕事を見つけるまでに使う食費を少しでも抑える。
     水は現地で買い足し。
非常食である小さくて長持ちするものがおススメ。
カロリーメイトや乾パン、チョコなど。
レンジでご飯を炊くやり方を知っているなら、
 お米も3~5kg持っていくのも手。

※2Lの水を持ち運ぶより
 カロリーメイト20個の方が圧倒的に食料を持って行ける。

〇通帳:地方銀行ではなく、全国どこでも使える銀行の通帳が無難
〇保険証:仕事をする時に見せる身分証。
      ケガや病気にかかった時の病院代が3割で済む。
(免許証:免許証の強みは顔写真付きであること。
 免許証なら通る場合が多々ある。)

〇住民票(加えて身分証があればアパートを借りることができる。)


家出の大きな壁
① 仕事と住居
・ホテルのメリット:気軽に場所を変えられる。
 (家電製品が室内と周辺に揃っている)
・賃貸のメリット:家賃を抑えれば定住しやすい
 (退去の制限やストレスのデメリットあり)
・住み込みのメリット:仕事と住居が同時に手に入る。

持ち物の例
パソコン、財布、歯ブラシ、フォーク、包丁、まな板、
 レンジ用調理器具(ティファールのやつ)、爪切り、耳栓、
 コンタクトレンズ、保存液、ひげそり、服と靴。シャンプーや化粧道具、
 ドライヤー、その他生理用品。

洗濯のペースは週/1回。
 服が臭ってきたらホテルにあるコインランドリーで洗濯。

ポイント
着る服と靴、財布だけで家出はできる。
身分証明や通帳、住民票があれば、心強いが、
 何よりも求められるのは「お金」


ケース2:引越しルート
〇引っ越しにかかる費用
〇アパートを借りる資金(敷金、礼金、前家賃、他不動産手数料)
〇当面の生活費(家具や家電製品、日用品など)
〇仕事
〇月いくら稼いで何か月後に出ていくのかという計画
 (計画は具体的であるほど早く進む)

実家にいる間の下準備=独り暮らしのシミュレーション
1人暮らしをする=お金の管理し、自分で全ての家事をする必要がある。
・1カ月いくら使うという金額を決める。
・それに沿ってお金を管理する。
・食事の準備や洗濯、掃除全てを自分でする。
 (最低限自分のことは自分でできるように)
・実家を出た場合、今とどのように生活が変わるのか理解しておく。
・新しい生活を始める、という前向きな気持ちでいること。
・現在の収入と必要な生活費
 (家賃、光熱費、食費、すべて)が見合っているか確認する
・どのような生活をしたいのかをイメージしておく。
 (自活とはセルフマネージメント)

敷金とは、
借りた部屋を退去するときに傷んだ場所を修繕する費用に充てるお金。
だいたい家賃1~2カ月分が目安。
 礼金は、アパートを貸してくれる大家さんに
 「お礼」として支払うお金のこと。
敷金と同ように家賃1~2カ月分が目安で、
 最近では「礼金なし」という物件も増えている。
その他に、不動産業者に支払う手数料が発生する場合は、
 家賃1カ月分が目安。
また、ほとんどのアパートは「前家賃」といって、
 次の月の家賃を前払いするケースが多い。
 入居時は2カ月分の家賃を支払うことになる。
これらを合計すると、約5~7カ月分の家賃が必要ということになる。
物件によっては、鍵を交換する費用、火災保険料、
 部屋の消毒費用などを請求される場合もある。多めに準備しておく。

家賃の目安は、
給料の手取り額の三分の一が妥当。給料の手取り金額が20万円なら、
 家賃に6万円までかけても生活できる。
 この場合、総支給額が25万円と記載されていても、
 そこから保険料や年金が引かれるので、
 実際には5万円程度手取り金額は低くなる。手取りで計算する。

引っ越し費用に関しては、
 荷物が少なければ1万円前後の単身パックもある。
 荷物の量や距離によって値段が変わる。
 あらかじめ見積もりを取っておく。(単身なら電話で可能)
(40,000~70,000円くらいが相場)

必要な家電、家具一式は、
15~20万円ほど。家賃5万円の家を借りるとしたら、
 全部合わせて約40~60万円。

票一覧
項目   費用目安など    (月100,000~150,000円程度)
家賃   前項でも紹介した通り全国平均は66,000円。
    都市部から離れるほど家賃が安い。
食費   1ヶ月の食費は、平均で30,000円程度(1日約1,000円)自炊が基本
光熱  電気代+水道代+ガス代を合わせて、1ヶ月10,000円程度。
通信  携帯電話/インターネットを使っていればプロバイダ料で合計、
    月10,000円程度
娯楽  映画やDVD等趣味や、友人と遊ぶお金。平均で月5,000~10,000円
洋服  洋服や化粧品、美容院などに使うお金。
    おしゃれへの興味度や環境によって使う金額は大きく異なる。
    女性は平均で月20,000円。

項目    費用目安 (一人暮らしの家賃の全国平均は「66,000円」)
敷金    家賃の1~2ヶ月分
礼金    家賃の1~2ヶ月分
火災保険  15,000円程度
仲介手数料 家賃の1ヶ月分
鍵交換など 10,000円程度

項目比較    家賃10万円    家賃8万円    家賃4万円
家賃      100,000     80,000     40,000
敷金,礼金,2ヶ月 400,000     320,000     160,000
火災保険料   15,000      15,000      15,000
仲介手数料   100,000     80,000     40,000
鍵交換代など  10,000      10,000      10,000
合計      625,000       505,000                 265,000


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