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2023 NFL Draft 6巡206位&217位

 お久しぶりです。私生活が忙しく中々更新出来ずに早1ヶ月が経ってしまいました。ここから更新ペースを上げてプレシーズンに追いつきたいです。


当日の流れ 

6-182(LAR) Tre'Vius Hodges-Tomlinson(TCU)CB
 
4巡のBennettといい特徴がはっきりしてる選手を指名。あのLARがしっかり再建ルートを歩んでるように見えて驚愕。2,3年後に効いてきそうな羨ましい指名

6-187(NE) Kayshon Boutte(LSU)WR
 あのChaseも背負ったLSUの7番を背負ってスランプに陥ってしまった男。復活した時のリターンはデカそう。今のNEに必要なタレントを兼ね備えている可能性のある楽しみな選手。

6-205(HOU) Xavier Hutchinson(Iowa State)WR
 
6巡まで残ってるのは余りにもスティール。Stroudとのホットラインはルーキーイヤーにも開通しそう。6巡で指名されたWRの中では試合映像が抜きん出ている即戦力、伸びしろには疑問があるので通用しなかった時にどうか?

6-212(DAL) Deuce Vaguhn(Kansas State)RB
 
お父さんがスカウトをやっているDALに指名されるハッピーエンド。彼が指名された時の映像はほっこり、NFLのRBとしてはあまりにも小柄だがRBの育つDALなら使いこなせると期待。


6-208 Andrei Iosivas(Princeton) WR

Profile&Stats

生年月日:1999年10月15日
出生地:ハワイ州ホノルル郡
身長:6'3'(約191cm)
体重:205lbs(約93kg)

Iosivas RAS
Iosivas Stats

Film Feeling

 Iosivasの出身校であるPrincetonの動画が少なかったので、彼が選出されたSenior Bowlの練習動画と試合映像を見ました。サイズを活かしたキャッチ範囲は魅力的でしたが、身体能力が中々プレイに繋がっておらずリリース等の細かいテクニックはまだまだ改善の余地がありそうです。
 逆にポテンシャルだけで指名されているので来年、再来年に向けては非常に楽しみです。

Strong Point

・体格を活かしてディフェンダーをかわし、レッドゾーンでは大きな脅威となる
・ブルース・フェルドマンの "Freak's List "で15位にランクイン。トラック競技では七種競技で全米4位となり、NCAA七種競技史上最速の60秒台(6.71)をマークした。イオシヴァスは今月ベンチプレスで370ポンドを記録し、垂直跳びは39インチ
・ヨシヴァスはスクリメージラインから爆発的なスタートをきり、素早く加速し、最速はこのドラフトでベストの部類に入る
・アウトサイドのポジションをプレーし、2022年には85%の確率でZポジションにセットしてプレイした
・信頼できるハンドを持ち、フィールド中央の密集地でも積極的にキャッチする
・ボールを持ったときの走力が強く、オープンフィールドでディフェンダーをミスさせるだけのアジリティがある
・長身で腕も長いため捕球半径が広い

Weak Point

・ヨシバスはNFLくらすのDBと対戦した経験が少なく、まずはNFLのレベルに慣れなければいけない
・スピードのわりにDBをセパレートするのが得意ではない
・プレスカバレッジに苦戦し、ディフェンダーにパッドを入れられ、ルートを潰される
・プリンストン大では限られたルートしか走っていない
・足は速いが、プレイスピードに足やアジリティが中々繋がっていない

6-217 Brad Robbins(Michigan) P

Profile&Stats

生年月日:1998年10月6日
出生地:オハイオ州フランクリン郡/デラウェア郡ウェスタ―ビィル
身長:6'0'(約183cm)
体重:199lbs(約90kg)

Scouting Report

Robbinsに関しては動画を観ても分からない事が多いのでこちらの記事を参考にしました。
 この記事では飛距離以上に、現代NFLではハングタイム(ボールを蹴ってからReturnerがキャッチするまでの時間)が非常に大事だと書かれています。
 2022ドラフトでもBUFに指名されたM.Araizaが圧倒的な飛距離で注目を集めていましたが、彼よりも前にJ.Stout(BAL)とJ.Camarda(TB)の2人がハングタイムの長さを評価され指名されています。
 以下のグラフで見てみると今回指名したRobbinsは飛距離は平均的ですがハングタイムは長く、昨シーズンのプレーオフのKC戦でPRで敵陣まで運ばれて決勝FGに繋がった事を首脳陣も問題に思っていたようで非常に嬉しいです。
 またRobbinsは懸念点として昨シーズン怪我をしてからパフォーマンスが回復していないようなので、そこが心配です。
負傷前:パント19回、平均飛距離47.6、平均ハングタイム4.37
負傷後:パント25回、平均飛距離41.0、平均ハングタイム4.21、キャリア唯一のブロックパント

DraftされたPunterのハングタイムと飛距離のグラフ

雑感

 6巡では昨年のT.Andersonに引き続き余裕のあるポジションに身体能力重視のポテンシャル指名となるIosivasの指名と、Chrismanの競争相手としてRobbinsを指名しました。Pに関しては出身校がOhio StateとMichiganの2人なのでどちらが残るにしろ面白そうなロースター争いですね。
 Iosivasはじっくり育成して彼を戦力に出来たらWRCのTroy Walters凄いなぁくらいの期待をしています。

~See you soon~

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