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2023 NFL Draft 4巡131位

 少しBattleから間が空いてしまいましたが、今回は4巡です。早速見ていきましょう。


当日の流れ

4-104(LAR) Jakorian Bennett(Maryland)CB
 Super獲得で燃やし尽くした土壌を着実に楽しみな種を蒔き始めてる印象。LARならS,CBのどちらで勝負しても面白そう。フィジカル能力はNFLで間違いなく通用しそう。ゴールはRamseyかHumphrey辺りか。

4-105(PHI) Kelee Ringo(Georgia)CB
 もう殆どGeorgia_DのPHI。Ringoの伸びも気になるが、本当にGeorgiaの面子が軸になりそうなので、この実験は純粋に1ファンとして楽しみ。強力なOがあるのは実験しやすそう、Dean,Ringo,Smithとロマンが溢れ出してる。

4-110(IND) Adetomiwa Adebawore(Northwestern)DL
 上位指名のMockもあったフリーク系のDE。IND_Dの4DL SchemeのDEとしては最適な体格と身体能力を兼ね備えてる。Payeとのブックエンドは堅実なブックエンドになりそう、他の選手で爆発力を添えられると尚楽しみ。

4-111(CLE) Dawand Jones(Ohio State)OT
 こんなにスリップするとは思わなかった。個人的には今年のOTプロスペクトの中でも、P.Johnson,D.Wrightに次ぐTop3 OTだと思っていたので衝撃…
 よりにもよってCLEに指名されるとは、個人的にBengalsに指名して欲しい選手達が同地区に指名される事が多くやるせない。でも頑張って欲しい巨人OT界のニュースター。

4-113(ATL) Clark Phillips(Utah)CB
 スキルは抜群、サイズに懸念。ATLは外CBに余裕があるのでSlotに回せそうなのが楽しみな選手。PhillipsがSlotに入るならATL_DBは本当に楽しみ、ただフロント7に迫力が欠けるのでDBの仕事量も多そう。

4-114(CAR) Chandler Zavada(North Carolina State)OG
 大学時代のEkwonuとのコンビ復活は胸熱。Moton,Bozeman,CorbettとYoungを守る環境のラストピースになれそう。Burrowの様にプレッシャーに晒され続ける事は無さそうで、いきなり8勝とかしても驚かない程良いOL陣。

4-126(CLE) Isaiah McGuire(Missouri)DE
 1巡無いとは思えない程インパクトのある指名をするCLE。McGuireもシーズン終盤にはあっさりGarrettの対面のスターターになっていても驚かない選手。堅実なスターターにはなれそうな選手で同地区として凄い嫌。平気でMurphyより良い成績残しそう。

4-126(LAR) Stetson Bennett(Georgia)QB
 4巡で1番好きな指名。スーパーなQBでは無いが、スターターQBになるだけの能力はありそう。試合を壊さない才能は今年のルーキーQBの中でもトップクラスだと思う。スムーズにStaffordの後釜に収まりそう。年齢が既に25歳と大分年齢が高いのがネックか。

4-131 Charlie Jones(Purdue) WR


Profile&Stats

生年月日:1998年10月29日
出生地:イリノイ州レイク郡ディアフィールド
身長:5'11'(約180cm)
体重:175lbs(約79kg)


Charlie Jones RAS
Charlie Jones Stats

Film Feeling

 JonesはvsMaryland, vsMichigan, vsPenn Stateと今年のドラフトでも指名されたCBのいたチームとの3試合を観ました。サイズ的にSlot WRなのかと思っていましたが、外WRとして殆ど出場していて、相手のエースCB相手にも対等にプレイしていました。特に難しい球際や、カバーされていてもボールを取りきるキャッチ力と3rd等の重要な場面での頼りになるクラッチ力の二つは非常に高いと思います。完全にBoydとプレイスタイルが瓜二つですね。チーム1人はいて欲しい、いれば助かる痒い所に手が届く選手だと思います。
 身体能力はBoydよりも高いと思うので、ポテンシャルはBoyd以上だと思います。

Strong Point

・大学通算の落球はわずか6回の卓越したキャッチ力の持ち主
・Deep ThreadというよりはPossession WRだが、RAC能力はフィールド中央の大きな脅威となる。
・経験豊富な天性のパスキャッチャー。空中からボールをキャッチし、アクロバティックなキャッチを簡単に見せる集中力を見せる。
・Big Play Makerで、ボールを持てば最高のプレーができる。
・DBをうまくセパレートするキレのあるルートを走る。
・競り合いへの意識が強く、ハイボールに対する技術を持っているので、体格以上のプレーができる。
・コンバインでは40yd走で4.43を記録して驚かせた。Deep Zoneで脅威となるポテンシャルもある。
・KR/PRとして効果的かつ安定したプレーができる。

Weak Point

・非常にサイズが小さいため、スロット専用のプレーヤーとして見られる可能性が高い。
・ショートエリアでのクイックネスもそこそこあるが、エリートではないため、質の高いマンコーナーを振り切るには限界がある。
・複数の学校で4年間プレーしたにもかかわらず、支配的だったのはわずか1年だけ。
・良いタイミングのスピードを持っているにもかかわらず、Deep Zoneを脅かす選手として起用される事が少ない。
・DBをセパレートする事に安定感が必要。

雑感

 観た試合では相手のDがMan Coverの事が多く完全にセパレート仕切るシーンは少なかったですが、一瞬フリーになるのは上手くBurrowとの相性も良さそうで、今年のドラフトで1番の即戦力だと思います。年齢とサイズがネックになり4巡まで残っていたと思いますが、非常に美味しい指名だと思います。ただ明らかにBoydの後釜なので来年切れるBoydとの契約を恐らく延長しないのが伝わってきて、上手く喜び切れない部分があります。TE的にもWR4番手扱いになるJonesの出番は少なくないと思うので、Boydから学びつつ一緒にSuper Bowlを取って欲しいですね。

~See you soon~

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