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2022 NFL Draft 4巡136位

ここから3日目になりますね。一旦現時点での指名権の整理をしておきます。

指名権の整理

1-31:Daxton Hill(Michigan) DB

2-60(⇔ BUF:2-63+6-209):Cam Taylor Britt(Nebraska) CB

3-95:Zachary Carter(Florida) DL

4-136

5-174

6-209(→BUF)

7-226

7-252

6-209がCTB🐰ちゃんの指名の為のトレードアップに使用してしまい、6巡は現時点で無くなってしまいました。なので3日目の指名権は4-136,5-174,7-226.7-252の4つとなっています。

2日目が終わったタイミングで、Draft前の大きなニーズだったDT,CBのニーズは埋まりました。なので3日目に残る4つの指名権で埋めたいニーズは

・3rd TE

・Depth CB

・Rotation RB

ぐらいだと思います。しかしこの3つも今年のDraftですぐに埋めなければならない程緊急性の高い課題ではありません。強いて言えばCBに関してはロースターに試合に出せる純粋なアウトサイドCBがChidobe,🍎,🐰ちゃん以外にいないのでも指名したいところではあります。HillをもしCBとして起用するなら必要ありませんが、おそらくその可能性は低そうなのでCBは怪我が多いポジションなのでDepthは少し心配です。

1,2日目と異なり3日目は深夜帯で行われたので眠い目をこすりながら4-136のタイミングを迎えました。

3日目の開始時点での主な候補選手をあげておきます。

候補選手

TE

・Cade Otton(Washington)

・Charlie Kolar(Iowa State)

・Jake Ferguson(Wisconsin)

・Isaiah Likely(Coastal Carolina)

CB

・Coby Bryant(Cincinnati)

・Tariq Woolen(UTEP)

・Damarri Mathis(Pittsburgh)

RB

・Zamir White(Georgia)

・Isaiah Spiller(Texas A&M)

・Dameon Pierce(Florida)

そして

Now On The Clock

上記の選手の中で4-136まで残っていたのはIsaiah Likely, Tariq Woolenの2人。その2人ならLikelyがいいなぁ、とか思いながらぼんやり見ていた中でPickが入り指名されたのは

4-136  Cordell Volson(North Dakota State) OL

OLですか、なるほど。Volsonの指名によって2001年以降必ず1人はOLを指名している事になりますね。どれだけ戦力になっているかはともかくOLに力を入れる姿勢はとても好印象です。直近5年に範囲を限定しても指名権の約20%(9人/44人中)をOLに投資している。これだけ投資をしてなお今オフにOLのスタメンを3人FAで獲得しなければならないというのはなんとも情けないお話。

ではVolsonはどこで起用するのでしょうか?順当にいけばLGのスターター争いをしつつOTの控えもやるって感じだと思います。

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プレイスタイル

OGでの起用が基本だと思いますがNFLでOTとしてサイズ的にも通用しそう、ですが、上の画像ではAgility系のRASの数値が悪いので特にPP(Pass Protection)に不安を残しますね。

最大の特徴はとても“Mean”なプレイをする事でしょう。“Mean”には様々な意味があります。今回のような場合は、卑怯な、意地悪な、等の意味が一番近く、笛が鳴るまでプレイをやめないディフェンスにとっていやらしいプレイをする事をさします。“Meanな”プレイについては、好き嫌い、賛否両論あると思いますが個人的には好意的な特徴だと思っています。

Strong Point

・OTとしても通用しうるサイズ

・First Hitでの上半身、腕の強さ(DLに対してスタートで負けても押し込まれない)

・最後まで足をかき続けることが出来る下半身

・LBに対するBlockも苦にしないテクニック

・“Meanな”Run Blocker

Weak Point

・平均的な運動能力

・Speed Rusherに対するPP

・PPのテクニックが未熟

・全体的にスタートが遅い

・“Meanな”プレイが行き過ぎてしまい、反則を取られることがある

雑感

ここでOLかぁ、というのが指名直後の感想でした。けれどハイライトなどを見返してみると今のBengals OL陣には無い1Playに対する執着心、1on1に対する意識の高さが非常に感じられる。特に現ロースターにいるOL陣、若手は特に穏やかなタイプが多いので、良い刺激になると思います。実力的にはCarmanから即スタメンを奪う程ではないけれど、十分にスタメン争いできる位だと思います。高校時代は9人制Footballで6ポジションを経験していた面白い肩書を引っさげて2starプロスペクトとしてNDSUに入学して、NDSUの6年間で65試合(RT/RG/LG)に出場しており、これはNDSUの最多出場記録との事。大学に6年間いたため、現時点で24歳のオールドルーキーです。意外と若手OL陣のリーダーシップを取ってくれそう。OT/OG両方の控えとして重要な戦力になってくれそう。チームのカルチャーに良い影響を与えてくれることを期待してます!

下の動画では主にRG(#67)として出場しており、プレシーズンマッチが楽しみです。

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