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ガチデッキ解説 赤黒tクロックバイク

こんにちは。うぇるちです。

プレイスクロニクル環境もメタが回り始め、旧環境でも活躍していたサソリスなどが復権し始めました。

今回はそんな環境で私が1600踏むために使ったデッキを解説します。


デッキリスト


欲望の権化みたいなデッキ

詳しくはカード解説で記述するが、従来の赤黒バイクから構築を変更し、リバイブホールとデスゲートクロックを主軸に構築した。

メタクリーチャーの枠もより環境に合ったものを採用している。

ジャックアルカディアスは多色であるため、トップから引くと非常に腹立たしいので不採用。
デスハンズはモルネクや5cの多面展開後の解答にならず、トリガーとして弱いと判断して入れなかった。

8/16追記

地底まで落ちた後に1600まで上げ直した

最終日になって30勝14敗した時のリストです。

ダルクがどうしても重かったのでジャッカルショットを採用しました。ついでにゼロフェニ系統のヴェイダーなんかも処理できるようになり、かなり使用感は良かったです。

ターボ3の枠を削って試してみたこともありましたが、クロックを捨てられない、リバイブホールにアクセスしにくくなる、などの理由で最終的にメタ枠である静を1枚抜くことに。

採用カード解説

トップギア

サソリスの復権や5cニューゲイズが扉型ではなくなったことなどが影響して、速度が重要になる環境が到来したため4枚採用

ゼロフェニ環境の時はリソースを稼ぐヤットパウルを優先していた。

クロック

最強の受け札であり、何があってもターンを飛ばす。
このデッキは墓地ソースでも採用されていた強烈な受けパッケージであるデスゲートクロックを採用するために、赤黒tクロックの構成を取った。

サムライで使われているカードだが、このカードにはクロスギアのサーチ以外にも相手の盾追加をメタる能力が存在する。カルマカレイコが必要だった5c扉が環境から姿を消し、ギャツビー天門やサソリス、DNAスパーク採用のニューゲイズなどが増加したため、それらを対策するほうが重要性が高いとして採用された。

火の単色マナとしても重宝するため、最速でトップギアを出す時はそのありがたみが身に染みる

単騎マグナムを採用する案もあったが、呪文トリガーで先に除去される、一度しか使えないので複数トリガーで解決される。などの問題でDNAスパークやエンドレスヘブンなどをメタることができる静を優先した。単騎のターン1が存在しなければ単騎を優先していたのだが。

下バイク8枚

トップのSAを多くするのが目的

このデッキはターボ3とリバイブホールによるリソース確保を行っているため、追加でリソースを得るカードは必要ないとして最速バイクや4ターンバイクの再現性を上げるために最大枚数を採用した。

リバイブホール

このデッキが強い理由の半分近くを占める

このカードの存在により、トップからの立て直しが非常に容易になっており、ターボ3を回収して無から3ドローしたりZを回収して最後のシールドを焼却するなどの動きができる。

また、ガンヴィートの存在は永遠龍による雑なトンカチを躊躇させるし、プリンプリンはダルクアンシエルへの抑止力ともなる。アンタッチャブルの2面展開は堅実に貫通力を上げてくれる。

ターボ3

後続を簡単に確保できる優秀なバイク。基本は出し得なことが多いが、ガイオウバーンや永遠でやられてしまうことには注意が必要だ。

手札が十分だとマナに埋められることも多い

こちらとリバイブホールのどちらがより有効かをしっかり考えてから動きたい

デスゲート

厳しい状況をひっくり返す逆転のカード。
このカードがあるおかげで、盤面をある程度制圧されても諦めずに立ち向かうことができる。

バイクを蘇生するかクロックを蘇生するかは慎重に考えよう。

上バイク8枚

バイクがバイクである理由

レッドゾーンZについては、闇系統の対面では墓地に落ちると都合の悪いカードを落としかねないため、あえて出さないプレイを取ることがある。

対面相性

ここからは最近の環境デッキに対する相性を記載する。当たっていない対面は除く。

5cニューゲイズ 有利→五分or微不利

当初の目的はニューゲイズを倒すことであったため、当然有利。

トップギアから4コスバイクを出して侵略する場合、相手がデブラのトリガー条件を満たしていなければ、基本はトップギアから殴ろう。

こちらが大きく速度で勝っており、仮にニューゲイズで制圧されてもトリガーのデスゲートからクロックを蘇生してダルクを除去しつつ打点を並べることで簡単に逆転することが可能。そのためターボ3では極力クロックを捨てたい

エンドレスヘブンによる盾追加耐久を静で牽制することも有効だ。

8/16追記
ニュゲ側が受けのセオリーであるダルクアンシエル+エンドレスヘブンの設置を徹底するようになったため、前ほど安直な貫通が難しくなった。更新前のリストはジャッカルショットがいないため、ダルクの壁を越えにくい。よりこの対面を意識するならばレッドゾーンとジャッカルショットを1枚交換することも検討すべきだろう。

ニュゲ側の準備が整う前に溜めてジャスキル打点を作りにくいこともあり、競合となる赤青バイクにはここで差をつけられている

一応、静を絡めて盾を割り切ることができればかなり楽になる。DNAスパークの盾追加も無力化するため、初見殺しにはなる。

心得としてはリバイブホールを打てば勝てるような状況に持っていくことを意識しよう。

赤黒ゼロフェニ 五分

先行2ターン目にノワー・ルピアやブラッドレインなどの軽減を設置されるとかなり苦しい。

逆に相手の軽減をレッドゾーンで破壊できれば一気に有利になる。

盾が2枚残ってしまう場合はトップからの押し切りが困難になりやすいため、4枚シールドを割った後にトップリバイブホールZ回収などで詰め切る動きを狙いたい

小型のハンデスが多いタイプはターボ3を落とされるなどブラックサイコ主体の構築より苦手


サソリスアンチャンス 五分

ギョギョウの恐怖がなくなったこともあり前ほど戦いにくい相手ではなくなった。
アンタッチャブルが非常に有効であるため、可能な限りアンタッチャブルを立ててから攻めたい

マティーニの盾追加は静で妨害できる。

5ターンアンチャンスなどはかなり苦しいので最速パゴスの場合は手札が枯渇することを祈る

また、相手の手札がサソリスの展開によって1枚もない場合は迂闊にシールドを割らずにしっかりアンタッチャブルを2体並べた上でブッカをケアしてリーサルを狙うことを推奨する

その動きを取る場合はオチャッピィからのミランダマティーニが最大の裏目となるため、1点からのZレッドゾーンによる4点を入れることを心がけたい。

モルトNEXT ガン有利

概要は5cと大体似たようなもので、さらに最速バイクでイージーウィンが可能な対面だ。NEXTハートバーンのワンショットはクロックで受けよう。

青白メカオー 不利

正直すべてが重い。
スパルタンJもマーキュリーも両方苦しいため、勝つのはとても困難。後手2で置かれたサリアを先行3ターンレッドゾーンで破壊するとようやく勝ちにいけるってくらいの相性です。

この対面は赤黒バイクよりも赤単バイクを使うほうが小型除去の多さから勝率を出せるだろう。

8/16追記
対面をある程度続けると下バイクを複数並べて一気に攻める並走を行うことである程度の勝率を出せるようになった。

メカオー側はパトロールファンクション以外に十分なリソースを確保する手段がないため、無闇に突撃して手札を与えるのは愚の骨頂である。

2ターン目のサリアなどはそれでもキツイが、サリアやナムロック、ピラミリオンがあまり絡まない展開になれば勝てるくらいにはなる。

赤白サムライt青 有利

こちらから先に攻撃する展開が基本になる上、デスゲートでもクロックでもワンショットを止めていけるのでかなり勝ちやすい。

また、相手の軽減をレッドゾーンでまとめて焼き払うことも可能であり、そうなると相手は立て直しがかなり苦しくなるためそのまま勝てる

除去トリガーでなくブロッカートリガーが多めの構築だと多少手こずるため微有利くらいに落ち着く

バイク同型 微有利→五分

基本的に不毛。トップギアから先に展開してレッドゾーンで相手の小型を焼いたほうが勝つゲーム

最近は赤黒型が多いが、彼らはクロックを採用していなかったり、多色事故に悩まされるなどの問題を抱えているため、こちらに分がある。

8/16追記
シーズン終盤にかけて赤青型が増加したため、クロックゲーに持ち込まれることが増加した。

後続を常に維持した状態で動くことを心がけよう。ザレッド1枚でも不用意にマナに置いてそれで負けてしまっては意味がない。

ベアフガン 微不利

エボリューションエッグによって安定したサーチができるため、3キル、4キルの再現性に大きな差がある。

トリガーも強いのでなるべくレッドゾーンZを多く絡ませて勝ちたい。

相手が初手で1コスを引けない展開になれば速度が急減し、こちらの強みを押しつけられるので勝てるだろう。

ヘルボロフ 有利

あまり当たっていないのでそこまで対面理解度が高くない。

レッドゾーンZレッドゾーンよりはターボ3レッドゾーンを優先するのが基本になる。

Zはシバカゲやゲンセなどを落とす利敵行為になるリスクを孕んでいるため、無理にキープしてまで持つカードでは決してない。3打点を生成するのにどうしても必要な場合は例外的に使うこともある。

だが、相手の動きがよほど強くなければターボ3だけで足りる

いかに手札リソースを維持するかが重要であり、またリバイブホールによるアンタッチャブルばら撒きもかなり有効。彼らは単体除去が主体のため。

8/16追加 巨大天門 不利

盾からすぐに死んでしまう上に、マナ加速が搭載されている関係でタイムリミットも短いためZを2回絡めて勝つなどがやりにくい。

プレミアムマドンナもしっかり重いため不利

8/16追加 青白天門 微不利

自然抜きのため時間的な猶予が多く、打点を横並べさせつつZまで絡めてトリガーを焼却するなどを可能にしている。

静がギャツビーやエメラルーダ、ヴァルハラパラディンを妨害できて強いため、設置してから攻撃したい。

おわりに

かなり自信作のデッキなので、是非このデッキでランクマを暴れ回って欲しいですね。

それではまたどこかで。

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