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医師に聞く!PHR事例

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PHRを実際に活用されている医師に、導入の際のノウハウやどのように役立てているかをインタビューしています。
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データの蓄積は少しでも早いほうが良い--PHRの活用で、かかりつけ医としてのアドバンテージを向上

今回は、大阪市都島区で昭和35年より二代にわたり京橋の地で地域医療に取り組まれている、医療法人社団宏久会泉岡医院・院長の泉岡 利於(いずおか としお)先生にお話を伺いました。 早期から電子カルテで患者さんの診療データを蓄積するとともに、現在は約300名の方がPHRを活用。データを活かした診療で患者さんの日々の健康・生活習慣管理に携わるかかりつけ医として活躍されています。 どのようなお考えのもと積極的にデジタル化を推進してきたのか、その背景と見解を教えていただきました。 疾

血糖値データを患者さんの教育に活かす--PHRをハブとした最新のデバイス活用への期待

今回は、糖尿病を中心とした生活習慣病治療に特化したクリニック、医療法人弘正会・ふくだ内科クリニック・院長の福田正博先生にお話を伺いました。 糖尿病専門医として日々の治療、患者さんの生活改善にどのようにPHRを活用していくか、多様なデバイス連携により、どのように糖尿病治療が変わっていくかなど、福田先生ならではのご意見をいただきました。 -まずは先生のご経歴について、伺わせてください。 大阪大学医学部老年医学講座(第四内科)入局後、医学博士号を取得し、1988年には米国ハ