受験生の親の朝
大学入学共通テスト当日の朝。
いつもの時間に起きて、お弁当と朝食をつくる。
お弁当は見た目はいつもと同じだけど、いつもと違う。ぜったいにお腹を壊すことがないようにしなければ。
だから、普段は冷凍した材料をつかっているけど、できるだけ新鮮なものをもとめて、昨日買い出しにいった。リンゴとイチゴを買ってどっちを入れるか迷ったけど、お腹によさそうなリンゴにした。
朝から白米をたいて、その上におばあちゃんの手作りの梅干しをおいた。これもお腹が痛くならないように。
おやつは昨日クラスの友だちにもらったという、メッセージ入りのキットカット。(その子は自分も受験するのにクラスのみんなに配ったらしい。ほほえましい)実はわたしも同じキットカットにメッセージをいれるつもりだったので、それも入れた。ちなみに高校受験のときもキットカットをもたせたような気がする。強い味方。
昨日持ち物をきちんと用意していたようなので、家をでるときはSuicaだけもったか確認して、送り出す。毎年雪を心配するのに、今年は3月並の異常な暖かさ。暑すぎるのも不快なので服装選びも難しい。足元が寒そうだったのでこの前ユニクロで買った極暖のソックスをもたせた。
そして、「いってらっしゃい~」
いつもどおりに見えるけど、本当はかなりテンパっているはず。
高校受験も乗り越えたんだし、今回もきっとやってくれると信じてる。
受験生の親にできることといったらこれくらいかな。
あとは今日一日、そわそわして、祈るばかりです。
P.S. 実は夜、自分が受験場で受験票をもって教室を探している夢を見て目が覚めた。どうするわたし! って焦ってた。親になってもあいかわらずだな。
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