マガジンのカバー画像

週刊新川

59
新川モールに集う愉快な人々のあれこれ。
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

vol.3 理想と現実のはざまで

編集長不在のまま進む企画 内定をもらってから慌ただしく移住準備を進め、東京でお世話になった人たちへの挨拶も十分にできないまま新しい生活が始まった。初出社したときは彼も一緒だった。青空が広がり、太陽の日差しが照りつける中、青々と雑草の茂る川沿いの道を、私たちは能天気に徒歩で出勤した。7月だというのに。だいたい25分くらいだろうか。会社に到着したときには、リュックを背負った背中が汗で滲んでいた。 10名ほどの社員が集まり、大きなミーティングテーブルを全員で囲んだ。自己紹介と意

vol.2 ローカルの会社で編集者として働く

もう一度編集者として働きたい 浜松駅から車で10分ほど、住宅街の一角にある小さな事務所が私の新しい就職先だった。事務所の1階は駐車場となっており、階段をのぼった2階がオフィス。建築資材を企画販売したり、全国の工務店を支援したりする会社だ。私はこの会社でインハウスの編集者として働くことになった。 会社を訪問するため浜松をはじめて訪れたのは、浜松に引っ越す2か月前のこと。当時務めていた会社の契約期間が残り半年を切っており、心配性の私は早々に転職活動を始めたところだった。 ま

vol.1 浜松の「らしさ」を求めて

私が浜松に越してきたのは、2017年の夏のこと。自身の転職がきっかけだった。大学進学から15年間東京で暮らしてきた私は、33歳を迎えようとしていた。結婚適齢期の中にあっても、人生のキャリアステップを考えた時、以前から憧れていた地方で働くことにチャレンジしてみたいと考えていた。転職活動を始めてまもなく、長らく連絡をとっていなかった知人から、浜松の会社の紹介があった。まさに渡りに舟。これはまたとないチャンスと胸が熱くなった。 気づいた時には会社を辞め、下北沢の部屋を引き払い、重

浜松出身?ボーカロイド:音街ウナ!

こんにちは。株式会社HACK学生チームの千田綾夏です。 みなさんは、「ボーカロイド」を知っていますか? たぶん知っている人が多いのではないかと思います。人と同じように歌ったりできるあのボーカロイドです。代表的なのは初音ミクでしょうか。 今回みなさんに紹介するのは、浜松出身かもしれないボーカロイドです。 浜松出身「かもしれない」ここが重要です(笑)。公式のサイトでは浜松出身とはされていません。ただ、「出身浜松なのでは?」という要素がたくさんあるんです。 そのボーカロイ

【週間新川】今年の日の出は・・・?

こんにちは。株式会社HACK学生チームの千田綾夏です。 みなさんこんにちは、やっと正月気分が抜けてきたあやかです。三が日は実家でだらだら過ごし、帰省から帰ってきてそのだらだら感がなかなか抜けませんでした(笑)。もう正月ではないと感じたのはセブンに入って恵方巻の広告を見たときですね(笑)。 まあ、そんなわけで正月をだらだら過ごしていました。しかし、私には正月に叶えたい夢があったことをみなさんご存じでしょうか?というより覚えていますかね? 先週、元旦に投稿した記事のなかで私

【週間新川】メンバーの今年の抱負を発表!

新年あけましておめでとうございます!株式会社HACKの学生チームの千田綾夏です。 改めまして新年あけましておめでとうございます!あっという間に2023年を迎えてしまいました。早いですね。つい最近2022年を迎えたような気がします。 私たちにとって2022年はHACK学生チームの活動が始まった年になります。それぞれの「思い」を持ち、集まった学生チーム。2022年は手探り状態で何をしたいか話し合うことが多かった年でした。今年はそれらを実現する年にしていきたいと思います。どうぞ