人も街も宇宙も

ワクワクしちゃいますよね、“大谷さん”。
今朝も本拠地初登板を少しだけ見てましたが、すごかった。7回を終えても真っ直ぐに力はあるし、スプリットは痺れる場所にしっかりポトリと落ちる。とてもワクワクしました。月曜の朝にありがとう。
その“大谷さん”はバッターでもすごい。オープン戦は散々だったけれど、開幕したら打つわ打つわ。すっかりメジャーリーガーになった。
開幕して何が変わったのか。技術的な変化か、心境の変化か。
分かりやすい変化は打つ時のフォームだ。オープン戦は日本にいる時と同じく右脚を上げるフォームだった。しかしどうも打てないので、開幕前に右脚を上げないフォームにした。そうしたら今の“大谷さん”になった。まず単純に言える変化としては、フォームを改造してタイミングが合ったということ。タイミングを自分で変えたんですね。開幕前にタイミングをいじることは、とても勇気がいることです。
大谷さんが変えたこの「タイミング」。これはぼくらの生活にも密接に関係している。起きる、食べる、掃除をする、風呂に入る、寝る、これらすべてタイミングを変えると、そのあとの結果が変わる。世間もそうだ、田植え、転職、金利の上げ下げ。サッカーの代表監督交代だってそう。タイミングが違えば結果が変わる。
仕事でもそうだなぁ。人にお願いする、売り込む、謝る、怒る、褒める、お祝いする、それぞれのタイミングは少し違えば、結果は変わる。
ものごとを不可能にも可能も出来てしまうのが「タイミング」だ。それって、すごいことだよね。

今週のテーマは「それも、タイミングで決まる」
これ、永遠のテーマなのかも。

2018.04.09
編集長