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2018年

2018年のお正月は病院内で迎えました。
重い冒頭になってしまいましたが、事実なので仕方ありません。昨年末に入院してそのままひとりぼっちの年越し。病院の窓から見た初日の出は驚くほど眩しかったし、あけまして“おめでとうございます”という言葉を人生で一番噛み締めました。

体調が回復し、またふつうの生活が戻りましたが、それでもいつも不安はつきまとっていました。あいつが、またやってきたら、今度は自分の首を絞めにかかったら。後悔する前にやりたいことはやっておこう。

今年は曲を作ったり文章を書いたり、これまで躊躇してあまりできなかったことに色々手を出しました。長年あった、心をひらくことへの不安を、皮肉にも病気が打ち消したわけです。大好きなNegiccoさんの曲をハープで弾いたらご本人にリツイートして頂いたり、色々な方に曲を聴いて頂けたり、行動を起こした分だけ楽しさが返ってきた一年でした。

なんの根拠もありませんが、2019年は2018年よりもっと楽しい年だろうと思っています。ある程度の健康と好奇心があれば、生活は、思うように動かせることを知りました。若さゆえの理想と言われるかもしれません。それでも心は希望に満ちていたいです。自分ではどうしようもないことばかりだとしても、自分でどうにかできる部分を信じていたいと思います。

…慣れない感じの明るい文章を綴っていると、なんだか笑ってしまいます。希望だとか未来だとか、自分を鼓舞するために思い続けていました(そしてそれを「そんなん言うててもなあ」と笑う自分が確かにいました)。来年は今年よりは神経質にならずに、引き続きなにかしらを作っていると思います。

来年も、“市井ヒロノ”を気に留めて頂けるとうれしいです。
2018年、ありがとうございました。
2019年もよろしくお願いします。

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