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コロナ後遺症に眠剤は効かない

「エチゾラム」「プロチゾラム」「ベンゾラム」
おそらくコロナ後遺症になり、これらの眠剤・精神安定剤を服用されている方もいらっしゃるかと思います。

冒頭から夢を打ち砕くこととなり申し訳ないのですが、これらの薬を飲んだところで眠ることはできません。
いやいや、眠れたよ!という方は、そもそもコロナ後遺症ではなかった可能性が高いです。
実際に私が数十種類の眠剤や漢方薬を試して思ったことは、それらはあくまでも一時的に「気絶」させるために服用するに過ぎない。つまり、一見寝ている(ように見える)が脳は全く休んでいない、ということであります。

そのため、中途覚醒も日常茶飯事で、息ができずに飛び起き上がるような経験をされた方も多いのではないでしょうか。これは自律神経(呼吸を司る)が正常に機能していないからであり、これにより、深い呼吸ができない →  眠れない → 体調悪化、の負のスパイラルがさらに加速していくわけです。

ではいったい、どうしたら眠れるようになるのか。
この点については以前の有料記事でご説明しておりますので、もしよければ一読されてみてください。

ただし、決してこれらの薬を飲むなと言いたいわけではありません。飲むことで多少落ち着くのであれば、服用することも必要なことかもしれません。
私自身も実際に服用していた期間もありました。

お伝えしたかったのは、それらの薬では本質的な体調の改善には繋がらないよ、ということです。そして効かないからといって焦ることもない、ということ。

今後も書きやすい形で、コロナ後遺症について発信していければと思います。オフライン(九州)をメインで後遺症の方の支援も行っておりますので、もしご興味があれば、まずはお気軽にご相談ください。(Twitterはこちら)


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